1936年

地下鉄梅田駅の建設現場で陥没事故が発生。大阪駅東口駅舎や駅前派出所など地下鉄周辺の建物にも被害が及んだ。死者2人。

1936年2月10日、梅田駅の建設現場で地盤が陥没し、周辺建物にも被害をもたらした事故。2人が死亡しました。
1936年2月10日、大阪市北区の地下鉄梅田駅建設現場で大規模な地盤沈下による陥没事故が発生しました。作業員や周辺住民は驚き、工事は一時中断されました。陥没の影響で大阪駅東口駅舎や駅前派出所など付近の建物にも亀裂や損壊が及びました。現場では復旧作業が急がれ、専門家による地盤改良工事が行われました。今回の事故を契機に工事現場の安全管理が見直され、地盤調査や支保工の強化が進められました。最終的に2人が犠牲となり、市民に大きな衝撃を与えました。
1936年 地下鉄梅田駅 大阪駅 派出所
1936年

兵庫県本山村(現:神戸市東灘区)で消防車と阪神電気鉄道の電車が衝突。消防士17人死亡。

1936年2月10日、兵庫県本山村(現・神戸市東灘区)で消防車と阪神電鉄の電車が衝突し、消防士17人が死亡した事故。
同日午後、消火活動中の消防車が阪神電鉄本山駅付近で通過中の電車と衝突しました。衝撃で消防車は横転し、多くの消防士が車外に投げ出されました。救助活動が速やかに行われたものの、17人の消防士が命を落としました。事故原因は信号の見落としとスピードの出し過ぎが指摘されました。地元住民や消防組織に大きな衝撃を与え、鉄道と消防車両の運行ルール・連携体制の強化が検討されるきっかけとなりました。
兵庫県 本山村 神戸市 東灘区 消防車 阪神電気鉄道 消防士
1964年

オーストラリア海軍の航空母艦メルボルンと駆逐艦ヴォイジャーが衝突。ヴォイジャーは沈没し、82名の死者を出す。

1964年2月10日、空母メルボルンと駆逐艦ヴォイジャーが衝突し、82名が犠牲になりました。
1964年2月10日、オーストラリア海軍の空母メルボルンと駆逐艦ヴォイジャーが演習中に衝突しました。 衝突の衝撃でヴォイジャーは瞬時に損傷し、短時間で沈没しました。 乗組員82名が犠牲となり、海軍史上最大級の事故の一つとなりました。 事故原因は航行指示の誤認や通信不備とされ、詳細な調査が行われました。 以降、艦艇間の通信手順や安全規則の見直しが図られました。
1964年 オーストラリア海軍 航空母艦 メルボルン 駆逐艦 ヴォイジャー 英語版
1996年

北海道の豊浜トンネルで岩盤崩落、20人死亡。

1996年2月10日、北海道・豊浜トンネルで岩盤崩落が発生し、20名が死亡しました。
1996年2月10日、北海道・豊浜トンネルで岩盤が崩落し、通行中の車両が巻き込まれました。 岩石の落下によりトンネル内が一時閉鎖され、救助活動が行われました。 事故により20名が命を落とし、道路インフラの安全性が問われました。 事故調査では地質調査の不十分さや補強工事の遅れが指摘されました。 以後、トンネルの点検体制や防護設備の強化が進められました。
北海道 豊浜トンネル
2000年

宇宙科学研究所のM Vロケット4号機によるX線天文衛星「ASTRO E」の打ち上げに失敗。

2000年、宇宙科学研究所のM-Vロケット4号機によるX線天文衛星「ASTRO-E」の打ち上げが失敗しました。
ASTRO-Eは高感度X線望遠鏡を搭載した日本初のX線天文衛星として期待されていました。しかし2000年2月10日、M-Vロケット4号機の第一段推進薬タンクに異常が発生し、衛星は予定軌道に投入されませんでした。この事故により貴重な観測機会を失いましたが、後継機ASTRO-EII(すざく)の開発・成功につながり、探査技術の向上に寄与しました。宇宙開発の難しさと信頼性確保の重要性を浮き彫りにした出来事です。
2000年 宇宙科学研究所 M-Vロケット
2009年

2009年人工衛星衝突事故。

2009年、地球周回軌道上で2機の人工衛星が衝突し、宇宙ゴミ問題が深刻化しました。
2009年2月10日、米国の通信衛星「イリジウム33」とロシアの軍事衛星「コスモス2251」が予期せず衝突しました。この事故により約2000個以上の破片が発生し、国際宇宙ステーションや他の衛星へのリスクが増大しました。衝突の主因は軌道情報共有の不備とされ、以降、宇宙デブリ観測体制の強化や衝突回避マニューバーの導入など、安全対策が進められる契機となりました。
2009年 2009年人工衛星衝突事故