1635年
フランスでアカデミー・フランセーズ設立。
1635年にフランス王立アカデミー・フランセーズが設立され、フランス語の統一規範が整備された。
1635年2月10日、当時のルイ13世とリシュリュー枢機卿の支援によりアカデミー・フランセーズが創設されました。
同学会はフランス語の文法・綴字・辞書編纂などを通じて言語の規範化を目指しました。
以降、文学や思想の発展を支えるフランス文化の中核機関として活動を続けています。
現在もフランス語の最高権威として知られています。
1635年
フランス
アカデミー・フランセーズ
1940年
津田左右吉の『古事記及日本書紀の研究』『神代史の研究』などが、記紀を批判し皇室を冒涜しているとして発禁となる。
1940年2月10日、史学者・津田左右吉の歴史研究書が発禁処分に。記紀批判が皇室冒涜とされました。
津田左右吉は『古事記及日本書紀の研究』や『神代史の研究』などで神話的記述を批判的に再検証しました。これらの著作は学界で注目を集める一方、皇室や国家神道の権威を揺るがすものと見なされました。1940年2月10日、日本政府はこれらの書籍を発禁処分とし、流通や所持を禁止しました。処分の理由には皇室冒涜や国家の精神的支柱への挑戦が挙げられています。学問の自由と政府検閲の問題が改めて議論されるきっかけとなり、戦時下の思想統制の象徴的事例となりました。
1940年
津田左右吉
古事記
日本書紀
皇室
発禁
1940年
トムとジェリーの第1作目『上には上がある』が公開される。
1940年2月10日、アニメーション作品『トムとジェリー』の第1作『上には上がある』が公開。名コンビのデビュー作です。
『上には上がある』はウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラによる初のトムとジェリー作品として公開されました。2匹のネコとネズミのコミカルな追いかけ合いが描かれ、瞬く間に人気シリーズとなりました。公開当初から高い評価を受け、後のアニメーション制作に大きな影響を与えました。音楽やキャラクターの動きにこだわった演出は、その後のショートアニメのスタンダードとなりました。以後、トムとジェリーは世界中で愛される長寿シリーズへと発展しました。
トムとジェリー
上には上がある
1942年
グレン・ミラーが、「チャタヌーガ・チュー・チュー」の120万枚発売を記念して史上初のゴールドディスクを授与される。
1942年2月10日、グレン・ミラーに史上初のゴールドディスクが授与。『チャタヌーガ・チュー・チュー』120万枚売上を記念しました。
1942年、スウィング・ジャズで大人気だったグレン・ミラー楽団のシングル『チャタヌーガ・チュー・チュー』が120万枚の売上を突破しました。これを記念してアメリカの録音業界協会(RIAA)が史上初となるゴールドディスクを授与しました。ゴールドディスクは音楽ソフトの売上記録を称える新たな表彰制度の先駆けとなりました。ミラーの受賞はビッグバンド時代の象徴的出来事となり、多くの演奏家やレコード会社が注目しました。以後、ゴールドディスクは現代まで続く音楽産業の重要な指標となっています。
1942年
グレン・ミラー
チャタヌーガ・チュー・チュー
ゴールドディスク
1949年
ニューヨークでアーサー・ミラーの戯曲『セールスマンの死』が初演。
1949年2月10日、アーサー・ミラー作『セールスマンの死』が初演。アメリカ演劇界に衝撃を与えました。
『セールスマンの死』はアーサー・ミラーが執筆した社会派ドラマで、没落しつつある中年セールスマンの苦悩を描きました。1949年2月10日、ニューヨークのブロードウェイで初演され、高い評価を得てピューリッツァー賞を受賞しました。劇中ではアメリカンドリームの虚構性や家族関係の葛藤が鋭く描かれ、多くの観客に衝撃を与えました。初演の成功により、同作は現代演劇の金字塔とされ、各国で上演され続けています。ミラーの代表作として文学・演劇史における地位を確立しました。
アーサー・ミラー
セールスマンの死
1988年
ファミコンソフト『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』発売。
1988年2月10日、RPG『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が発売されました。
1988年2月10日、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』がファミリーコンピュータ向けに発売されました。
シリーズ初の職業システムや性別選択など、新要素が多数導入されました。
作曲家すぎやまこういちによる音楽も高く評価され、ゲーム音楽の金字塔となりました。
発売後すぐにミリオンセールスを記録し、社会現象とも呼べるブームを巻き起こしました。
現代に至るまでシリーズファンから根強い人気を誇っています。
1988年
ファミコン
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
2019年
第61回グラミー賞でヒロ・ムライ監督によるチャイルディッシュ・ガンビーノ「This Is America」が最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞。
2019年、第61回グラミー賞でチャイルディッシュ・ガンビーノの「This Is America」が最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞しました。
「This Is America」はChildish Gambinoが発表した社会問題を鋭く描くミュージックビデオで、銃暴力や人種問題を象徴的に表現しています。監督はヒロ・ムライが務め、躍動感のあるダンスと衝撃的なシーンのコントラストが話題を呼びました。公開直後に世界中で大きな反響を呼び、視覚的メタファーやシンボリズムが高く評価されました。第61回グラミー賞では最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞し、その芸術性と社会的メッセージ性が正式に認められました。この受賞は音楽映像表現の幅を広げる契機となりました。
2019年
第61回グラミー賞
ヒロ・ムライ
チャイルディッシュ・ガンビーノ
This Is America