1931年
兵庫県神戸港付近で尼崎汽船の「菊水丸(トン数不詳)」とフランスの汽船(船名不詳)が衝突。両船が沈没して28人が死亡。
神戸港付近で尼崎汽船の菊水丸とフランス汽船が衝突し、両船が沈没、28人が死亡しました。
1931年2月9日、兵庫県神戸港沖で尼崎汽船の貨客船『菊水丸』と、フランス籍の汽船が衝突しました。
両船は激しく損傷し、その後沈没。救助活動が行われましたが、乗組員や乗客合わせて28人が犠牲となりました。
当時は濃霧による視界不良や航行規則の不徹底が指摘され、海難事故対策の強化を促す契機となりました。
この事故により、日本国内の船舶安全基準や無線通信設備の見直しが進められました。
1931年
兵庫県
神戸港
1982年
日本航空350便墜落事故。機長が飛行機のエンジンを逆噴射させ、機体は羽田空港沖に墜落。乗員・乗客174人中24人が死亡。機長は業務上過失致死傷容疑で逮捕されたが、心神喪失として不起訴処分になった。
日本航空350便が羽田空港沖で墜落し、多数の死傷者を出した重大事故です。
1982年2月9日、羽田発札幌行きの日本航空350便(DC-8型機)が離陸後に機長の操作により逆噴射状態となり、羽田空港沖に墜落しました。乗員・乗客174人中24人が死亡、52人が重軽傷を負いました。事故後、機長は業務上過失致死傷容疑で逮捕されましたが、心神喪失状態と認定され不起訴処分となりました。航空事故調査委員会の報告書では、操縦士の健康状態管理と運航規程の見直しの必要性が指摘されました。この事故は航空安全対策強化の契機となり、後の規範整備に大きく影響を与えました。
1982年
日本航空350便墜落事故
機長
逆噴射
羽田空港
墜落
業務上過失致死傷
逮捕
心神喪失
不起訴処分
1991年
福井県の関西電力美浜原子力発電所で原子炉が自動停止する事故が発生。
美浜原子力発電所で原子炉が自動停止するトラブルが発生し、原発安全性への関心が高まりました。
1991年2月9日、福井県にある関西電力美浜原子力発電所で原子炉が自動停止する事故が発生しました。
停止時の原因は安全装置の働きによるものとされ、大きな放射能漏れはありませんでした。
しかし、発電所の安全性に対する不安が高まり、原子力発電所の運用基準や点検体制が厳しく見直されるきっかけとなりました。
地元住民やマスコミからも原発事故に対する警戒感が一層強まり、原子力政策への影響を与えました。
美浜原発は日本の原子力開発史において重要な位置を占める施設であり、今回の事故は安全運用の課題を浮き彫りにしました。
1991年
福井県
関西電力
美浜原子力発電所
原子炉
事故
2001年
えひめ丸事故。ハワイ沖で愛媛県立宇和島水産高等学校の実習船「えひめ丸」が米海軍の原子力潜水艦グリーンヴィルと衝突して沈没、9人が行方不明に。(現地時間。日本時間では翌日)
愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が米潜水艦と衝突して沈没し、9人が行方不明となりました。
2001年2月9日(現地時間)、愛媛県立宇和島水産高等学校の実習船「えひめ丸」がハワイ沖で米海軍原子力潜水艦グリーンヴィルと衝突しました。
事故により「えひめ丸」は沈没し、乗組員9人が行方不明となりました。
この悲劇は日米間の海上衝突事故として大きな衝撃を与え、両国の調査と安全対策強化が求められました。
後に合同調査委員会が設置され、航行ルールの再検討や教育訓練の改善が進められました。
えひめ丸事故は海上安全の重要性を再認識させる契機となりました。
2001年
えひめ丸事故
愛媛県立宇和島水産高等学校
原子力潜水艦
グリーンヴィル
翌日
2009年
中央電視台電視文化センター火災。
北京の中央電視台電視文化センターで火災が発生し、内部施設が大きな被害を受けました。
2009年2月9日、中国・北京の中央電視台電視文化センターで大規模な火災が発生しました。
出火原因は舞台セットの照明器具からとされ、延焼が広がったと報じられています。
火災により文化センター内の施設や舞台装置が焼失し、番組収録に影響が出ました。
幸い死傷者は報告されませんでしたが、施設の再建と防火対策強化が課題となりました。
この事件を契機に中国国内で防火安全基準の見直しが進められました。
2009年
中央電視台電視文化センター火災