1893年
ジュゼッペ・ヴェルディの歌劇『ファルスタッフ』がミラノで初演。
イタリアの巨匠ヴェルディが作曲した最後の歌劇『ファルスタッフ』がミラノ・スカラ座で初演されました。
イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディが作曲した最後の歌劇『ファルスタッフ』は、ウィリアム・シェイクスピアの喜劇を原作とした風刺的な作品です。
1893年2月9日、ミラノ・スカラ座で初演され、豊かなオーケストレーションとコメディ要素が高く評価されました。
若き日のヴェルディとは異なる円熟した作風が際立ち、音楽愛好家や批評家からも絶賛を受けました。
初演では多くの聴衆が劇場を埋め尽くし、その成功はヴェルディの芸術的到達点とされます。
この作品をもってヴェルディはオペラ作曲から事実上の引退を迎えましたが、『ファルスタッフ』は後世に受け継がれ続けています。
1893年
ジュゼッペ・ヴェルディ
ファルスタッフ
ミラノ
1960年
ジョアン・ウッドワードがハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(ハリウッド名声の歩道)認定第1号となる。
アメリカの女優ジョアン・ウッドワードが、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームで最初の星形プレートを授与された歴史的な出来事です。
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームは1958年にハリウッド商工会議所が創設した制度で、映画・テレビ・音楽など幅広い分野の功績を称え星形のプレートを歩道に埋め込む形式をとります。1960年2月9日、ジョアン・ウッドワードは女優として最初にこの名誉あるスターを授与され、ハリウッド大通りに名前が刻まれました。彼女の星形プレートは映画部門を示すピンク色で、多くのファンが記念撮影に訪れるスポットとなっています。その後、ウォーク・オブ・フェームは世界的な観光名所となり、エンターテインメント界の功績を後世に伝える象徴となりました。現在では2500以上のスターが歩道を彩り、毎年新たな人物が加わっています。
1960年
ジョアン・ウッドワード
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム
1964年
ビートルズが『エド・サリヴァン・ショー』に初出演。
イギリスのロックバンド、ビートルズがアメリカの人気番組『エド・サリヴァン・ショー』に初出演し、一大ムーブメントを巻き起こしました。
1964年2月9日、ビートルズはアメリカの人気テレビ番組『エド・サリヴァン・ショー』に初めて出演し、全米約7300万人の視聴者を熱狂させました。番組で披露された『I Want to Hold Your Hand』や『She Loves You』は瞬く間にチャートを席巻し、いわゆる“ブリティッシュ・インベイジョン”の口火を切りました。この出演を機にビートルズは世界的なスターダムへと駆け上がり、ロック史に残る伝説的なパフォーマンスとして語り継がれています。番組映像は現在でも数多くの資料として再放送されるなど、その影響力の大きさを物語っています。
1964年
ビートルズ
エド・サリヴァン・ショー
1972年
ポール・マッカートニーらが結成したバンド「ウイングス」が初公演。
元ビートルズのポール・マッカートニーが結成したバンド「ウイングス」が初の公式ライブを開催しました。
1972年2月9日、ポール・マッカートニー率いるバンド「ウイングス」はロンドン近郊の小規模会場で初公演を行い、新たな音楽活動の幕を開けました。バンドにはリンダ・マッカートニーやヘンリー・マッカートニーらが参加し、ビートルズ時代とは異なるサウンドを追求しました。初期セットリストには「Give Ireland Back to the Irish」や「Another Day」などの楽曲が含まれ、観客に強い印象を残しました。その後、ウイングスは世界ツアーやヒット作を連発し、1970年代のロックシーンを牽引しました。バンドのポップとロックを融合させたスタイルは多くのフォロワーを生み、音楽史に名を刻みました。
1972年
ポール・マッカートニー
ウイングス