02月07日

出来事 - 戦争・紛争

建安3年12月24日

下邳の戦いが終結。降伏した呂布らが処刑。

後漢末期、曹操が呂布を攻め落とし下邳の戦いが終結。降伏した呂布らが処刑された。
後漢末期の群雄割拠の中、呂布は勇猛さで名を馳せた有力武将でした。 曹操は勢力拡大のため下邳を包囲し、戦況を優勢に進めました。 食糧不足と内紛により呂布軍は次第に劣勢となり、決定的な敗北を迎えました。 199年12月24日、呂布らが降伏し、処刑が行われて下邳の戦いは終結しました。 この勝利により曹操の権威は確立し、後の三国志の展開に大きな影響を与えました。
199年 建安 12月24日 下邳の戦い 呂布
1807年

ナポレオン戦争: アイラウの戦い

1807年のナポレオン戦争で、フランス軍とロシア・プロイセン連合軍がアイラウで激戦を繰り広げた。
アイラウの戦いは第4次対仏大同盟戦争（ナポレオン戦争）の一戦で、1807年2月7-8日に行われました。 フランスのナポレオン軍とロシア・プロイセン連合軍が東プロイセンのアイラウで激突し、両軍に甚大な犠牲を出しました。 戦闘は雪中で厳しい環境下で実施され、特にロシア軍の大砲がフランス軍を苦しめました。 結果として勝敗は明確にならず、戦略的にはフランスの影響力維持に寄与しました。 この戦いはナポレオン戦争における最も血生臭い会戦の一つとして知られています。
1807年 ナポレオン戦争 アイラウの戦い
1943年

第二次世界大戦: 日本軍のガダルカナル島からの撤退（ケ号作戦）が完了。

1943年、ガダルカナル島から日本軍撤退作戦（ケ号作戦）が完遂し、撤収が完了しました。
1943年2月7日、太平洋戦争における日本軍のガダルカナル島撤退作戦（ケ号作戦）が完了しました。 1942年8月から続いた激戦の末、日本軍は兵力を維持困難と判断し逐次撤退を開始。 ケ号作戦では約36,000名の兵員が輸送船団や水上艦艇で安全に撤収されました。 米軍の包囲網と補給路の遮断により、撤退は夜間と悪天候を利用して行われました。 撤退完了は日本軍にとって大きな戦略的後退を意味し、太平洋戦線の主導権が米軍に移る転機となりました。 この出来事は補給線維持の困難さを示すものとして軍事史で語られます。
1943年 第二次世界大戦 ガダルカナル島 ケ号作戦
1965年

ベトナム戦争: アメリカが北ベトナム爆撃（北爆）を開始。

1965年2月7日、アメリカ軍が北ベトナムへの本格的な空爆を開始し、北爆作戦が幕を開けました。
この空爆は南ベトナム解放民族戦線（ベトコン）支援を行う北ベトナムの軍事拠点を標的とし、冷戦下の東南アジア情勢を一段と緊迫させました。当初は限定的な空爆でしたが、その後大規模な作戦へとエスカレートし、沖縄を含む西太平洋地域の米軍基地からの発進が常態化しました。北爆開始はベトナム戦争の長期化と大規模化を決定づけ、多くの民間人被害を生む一因ともなりました。国際社会からの批判や反戦運動を活発化させる契機となり、戦争終結までの紛糾を深めました。
1965年 ベトナム戦争 北ベトナム