02月07日の出来事 - 社会・暮らし

明暦2年12月24日

江戸幕府が吉原遊廓を日本橋から浅草千束へ移転させる。

1657年の明暦の大火を受け、江戸幕府は吉原遊廓を日本橋から浅草千束へ移転させた。

明暦2年（1657年）に発生した振袖火事（明暦の大火）で、元の吉原遊廓は全焼しました。江戸幕府は都市再建方針として遊廓の移転を決定し、浅草千束の新地に場所を定めました。新たな吉原は整然とした街路と施設を備え、江戸最大の遊興地として発展しました。移転後、吉原は風景や文化の舞台として浮世絵や文学作品にも数多く描かれました。この移転は江戸の都市構造や娯楽文化の形成に大きな影響を与えました。

1657年明暦 12月24日江戸幕府吉原遊廓日本橋浅草千束

1946年

出口王仁三郎が大本を再建。

1946年、出口王仁三郎が大本を再建し、戦後宗教活動を再開しました。

1946年2月7日、宗教家の出口王仁三郎が宗教団体「大本」を再建し、戦後の活動を再開しました。大本は1935年の政府弾圧（第二次大本事件）により活動停止を余儀なくされていました。戦後の宗教自由の回復を受け、再建に向けた申請が認可され、信者の信仰活動が復活しました。出口は教義の普及とともに、芸術活動や国際交流にも力を注ぎ、新たな宗教運動として注目されました。再建は新宗教ブームの先駆けとなり、戦後日本の宗教多様化に影響を与えました。

1946年出口王仁三郎大本

1971年

スイスで国民投票により女性参政権を承認。

1971年2月7日、スイス全国での国民投票において、女性にも連邦レベルの選挙権・被選挙権が認められました。

スイスは諸外国に比べて遅れていた女性参政権を、国民投票でついに承認しました。これまで一部のカントン（州）では認められていたものの、連邦レベルでは男性のみが投票権を行使していました。承認後、女性は連邦議会や地方自治体への立候補が可能となり、政治参加の道が開かれました。この動きはスイス社会における男女平等意識を高める重要な節目となり、その後の行政や福祉政策にも影響を与えました。

1971年スイス女性参政権

2006年

文仁親王妃紀子の懐妊が公となる。親王は同年9月6日に悠仁親王を出産。

紀子妃の懐妊が公表され、皇室に新たな皇族誕生への期待が高まりました。

2006年2月7日、秋篠宮文仁親王妃紀子内親王の懐妊が公式に発表されました。皇室では久々の新たな皇族誕生の可能性となり、国民の注目を集めました。記者会見では紀子妃が穏やかな表情で妊娠経過を報告し、皇室典範改正論議にも影響を与えました。同年9月6日には男児の悠仁親王が誕生し、皇位継承順位の安定化に寄与しました。皇室と国民との結びつきを象徴する喜ばしいニュースとして語り継がれています。

2006年文仁親王妃紀子 9月6日悠仁親王