1941年

日本初の国産モーターグライダー「日本式蜂型」が初飛行。

1941年、日本初の国産モーターグライダー「日本式蜂型」が初飛行に成功しました。
日本初の国産モーターグライダー「日本式蜂型」が1941年2月7日に初飛行しました。 グライダーに小型エンジンを組み合わせることで離陸性能と滑空性能を両立させ、航空技術の新たな可能性を示しました。 空力研究や軽量素材の活用により、当時としては先進的な設計が採用されました。 試作機の成功は日本のアマチュア航空や航空教育分野に大きな影響を与えました。 その後の航空開発において、動力付き滑空機の研究が加速する契機となりました。
1941年 モーターグライダー 日本式蜂型
1979年

冥王星が1930年の発見から初めて海王星の軌道の内側に入る。

1979年2月7日、冥王星の軌道が太陽に近づき、発見以来初めて海王星の公転軌道の内側に入りました。
冥王星は後退軌道を描くため、約248年の公転周期のうち約20年間だけ海王星よりも内側を通過します。1930年の発見以来、初めてその位置関係が逆転し、1979年から1999年までの約20年間、冥王星は海王星よりも太陽に近い軌道を回ることになりました。この天文現象は惑星の軌道力学や太陽系モデルの理解に貴重なデータを提供し、天文学愛好家の注目を集めました。
1979年 冥王星 1930年 海王星
1984年

STS 41 Bミッションで、スペースシャトル・チャレンジャーのロバート・リー・ステュアート、ブルース・マッカンドレス2世両飛行士が史上初の命綱なしの宇宙遊泳に成功。

1984年2月7日、STS-41Bミッションで世界初の命綱なし宇宙遊泳が実施されました。
ロバート・リー・ステュアートとブルース・マッカンドレス2世が搭乗し、チャレンジャーからManned Maneuvering Unit(MMU)を用いて自立移動を行いました。これにより、宇宙飛行士は安全ロープなしで船外活動が可能となり、将来の衛星修理や建設作業に向けた技術実証となりました。遊泳は約6時間にわたり成功裏に終了し、NASAの宇宙開発計画に大きな進展をもたらしました。
1984年 STS-41-B スペースシャトル・チャレンジャー ロバート・リー・ステュアート 英語版 ブルース・マッカンドレス2世 宇宙遊泳
2016年

北朝鮮が人工衛星と称するICBMを打ち上げる。

北朝鮮がICBM搭載と称する人工衛星を打ち上げ、国際社会の懸念を高めました。
2016年2月7日、北朝鮮政府は人工衛星『光明星4号』を打ち上げたと発表しました。 しかしアメリカなどは弾道ミサイル技術の実験と位置づけ、国連安全保障理事会決議違反だと批判しました。 発射はICBM技術の向上を狙ったものとみなされ、国際的な緊張を一層高める結果となりました。 北朝鮮は宇宙開発の正当性を主張しましたが、多くの国が追加制裁を検討するきっかけとなりました。 打ち上げの成功有無や軌道データの透明性をめぐり、情報が錯綜する状況も見られました。
2016年 北朝鮮 人工衛星 ICBM