女性器切除の根絶のための国際デー

国・地域: 世界

国連が後援する国際デーの一つ。アフリカを中心に行われている女性器切除について広く世界の人々に認識させ、その撲滅を促進するための日。2003年にナイジェリアの大統領夫人であるステラ・オバサンジョの提案で始められ、国際連合人権委員会で国際的な啓発デーとすることが採択された。

女性器切除(FGM)の根絶を目指す国際的な啓発活動の日。 アフリカを中心とした問題を世界に知らせ、撲滅を促します。
国連人権委員会での採択を受け、2003年にステラ・オバサンジョ(当時ナイジェリア大統領夫人)の提案で始まりました。 この日はアフリカを中心に多数の国と地域で行われる女性器切除(FGM)の現状を世界に発信します。 講演会やシンポジウム、展示会などを通じて人権侵害としての認識を深め、根絶に向けた政策や支援活動を推進します。 女性や女児の健康被害、防止教育、法整備の重要性が訴えられ、各国政府やNGOが連携して啓発活動を行います。 世界的な啓発日として、毎年2月6日には国連機関をはじめ各地で広報キャンペーンや募金活動が実施されます。 この日をきっかけに個人やコミュニティがジェンダー平等について考え、具体的なアクションにつなげる機会となっています。
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