1971年

アメリカの「アポロ14号」が月面に着陸。

アポロ計画の第14号が月面に着陸し、再び人類が月に足跡を残したミッション。
1971年2月5日、NASAのアポロ14号が月のフラ・マウロ高地に着陸しました。 司令船パイロットにはロイド・コンラッドとアラン・シェパードが搭乗し、月面での活動を行いました。 シェパードはゴルフクラブを使い、月面で初のゴルフボール飛行実験を行ったことでも知られます。 このミッションでは地質学的サンプルの採取や様々な科学実験が実施され、月の成り立ち解明に貢献しました。 アポロ14号はアポロ13号の失敗を受けて安全性を高めた設計が特徴で、月着陸成功までのプロセスが注目されました。
1971年 アメリカ アポロ14号
1987年

宇宙科学研究所がX線天文観測衛星「ぎんが」を打上げ。

日本初の本格的X線天文衛星『ぎんが』を打ち上げ、宇宙の高エネルギー現象を観測開始。
1987年2月5日、宇宙科学研究所(現JAXAのISAS)がX線天文衛星『ぎんが』を打ち上げました。 『ぎんが』は日本初の本格的なX線天文観測衛星として、高感度検出器を搭載していました。 宇宙のブラックホールや中性子星などの高エネルギー天体から放射されるX線を観測し、多くのデータを取得。 これにより、銀河中心核や超新星残骸の性質解明、さらには宇宙の元素合成過程への知見が深まりました。 衛星は約1年間運用され、後継機開発の礎を築いた重要なミッションでした。
1987年 宇宙科学研究所 ぎんが