1654年

ピエトロ・アントニオ・フィオッコ

(1654 - 1714)

作曲家

作曲家
バロック期に活躍したイタリアの作曲家。主に教会音楽や器楽曲を残した。
1654年にイタリアで生まれ、バロック様式を代表する作曲家の一人として知られる。 主に教会音楽や室内楽作品を中心に作曲し、格式高い音楽を多数残した。 ヨーロッパ各地の宮廷や教会で音楽監督を務めたと伝えられる。 繊細な旋律と厳かな和声を特徴とし、後進の作曲家にも影響を与えた。 1714年に没し、60年の生涯を閉じた。
1654年 ピエトロ・アントニオ・フィオッコ 作曲家 1714年
寛文9年1月3日

荷田春満

(1669 - 1736)

国学者

国学者
江戸時代中期の国学者。日本古典の注釈や和歌研究で知られる。
1669年、現在の滋賀県で生まれる。 若くして国学を学び、古今和歌集や万葉集の研究を深めた。 著書『和玉抄』『万葉代匠記』などで日本古典文学の注釈に大きな業績を残した。 当時主流だった儒学・漢学に対し、日本固有の文化を重視する国学を提唱した。 1736年に没し、多くの門人を育てた。
1669年 寛文 1月3日 荷田春満 国学者 1736年
天和3年1月7日

立花鑑任

(1683 - 1721)

第4代柳河藩主

第4代柳河藩主
江戸時代前期の柳河藩第4代藩主。藩政改革や領地経営に尽力した大名。
1683年に柳河藩主家に生まれ、家督を継いで第4代藩主となった。 藩政改革に乗り出し、財政再建や治水・農業振興を推進した。 幕府との関係を維持しつつ、領内の安定と発展に努めた。 文化事業や教育振興にも関心を示し、藩校支援などを行った。 1721年に没し、38年の生涯で藩政に大きな足跡を残した。
1683年 天和 1月7日 立花鑑任 柳河藩主 1721年
貞享3年12月21日

鍋島宗茂

(1687 - 1755)

第5代佐賀藩主

第5代佐賀藩主
江戸時代前期の佐賀藩第5代藩主。領地の安定と発展に努めた大名。
1687年に佐賀藩主家に生まれ、家督を継いで第5代藩主となった。 在任中は財政再建や治水事業を推進し、農業・商業振興策を講じた。 民衆の生活向上を図るため、領内のインフラ整備にも尽力した。 文化・学問奨励にも注力し、藩校整備や文人招致を行った。 1755年に没し、長年にわたり佐賀藩を統治した。
1687年 貞享 12月21日 鍋島宗茂 佐賀藩主 1755年
1748年

サミュエル・オズグッド

(1748 - 1813)

第4代アメリカ合衆国郵政長官

第4代アメリカ合衆国郵政長官
アメリカ合衆国初期の政治家で、第4代郵政長官を務めた。
1748年にマサチューセッツで生まれる。 独立戦争期には大陸軍の将校として従軍し、戦後は公職に就いた。 1789年に第4代郵政長官に任命され、連邦政府の郵便制度整備を主導した。 またマサチューセッツ議会議員やニューヨーク市長も歴任し、公共行政に貢献した。 1813年に没し、65年の生涯を閉じた。
1748年 サミュエル・オズグッド アメリカ合衆国郵政長官 1813年
1790年

ギデオン・マンテル

(1790 - 1852)

医師、古生物学者

医師 古生物学者
イギリスの医師で古生物学者。イグアノドン研究の先駆者。
1790年にイングランドで生まれる。 医師として診療に携わる傍ら、化石収集と研究に没頭した。 1820年代にイグアノドンの化石を発見・報告し、名称を提唱した。 古生物学の基礎を築く業績を残し、恐竜研究の先駆者とされる。 1852年に没し、その業績は後続の研究に大きな影響を与えた。
1790年 ギデオン・マンテル 医師 古生物学者 1852年
1795年

アントニオ・ホセ・デ・スクレ

(1795 - 1830)

ボリビア独立の父

ボリビア独立の父
南米独立戦争の英雄で、ボリビア共和国建国の父と称される政治家・軍人。
1795年にベネズエラ領で生まれる。 シモン・ボリーバルの軍司令官として独立戦争を勝利に導いた。 1825年にボリビア共和国の初代大統領に就任し、国の基盤づくりを主導した。 憲法制定や行政機構整備に尽力し、公正な統治を追求した。 1830年に暗殺され、その遺産は南米複数国で高く評価されている。
1795年 アントニオ・ホセ・デ・スクレ ボリビア 1830年
1809年

フェリックス・メンデルスゾーン

(1809 - 1847)

作曲家

作曲家
ドイツの作曲家・指揮者。ロマン派音楽を代表する天才児。
1809年にハンブルクで生まれる。 幼少期から作曲と演奏の才能を示し、『真夏の夜の夢』序曲で世に知られる。 交響曲、室内楽、宗教曲など多彩なジャンルで作品を残した。 演奏会を主催し、指揮者としても活躍、当時の音楽界に影響を与えた。 1847年に38歳で早世したが、その才能は後世に受け継がれている。
1809年 フェリックス・メンデルスゾーン 1847年
1811年

ホレス・グリーリー

(1811 - 1872)

政治家、新聞人

政治家 新聞人
アメリカの新聞編集者・政治家。ニューヨーク・トリビューン紙を創設し、言論で影響力を発揮。
1811年にアメリカで生まれる。 1841年にニューヨーク・トリビューン紙を創刊し、急進的リベラル派の論陣を張った。 自由貿易や奴隷制廃止を主張し、ジャーナリズムを通じて世論形成に貢献した。 1872年の大統領選で共和党候補として出馬し、政治家としても知られた。 1872年に没し、新聞と政治の両面で大きな足跡を残した。
1811年 ホレス・グリーリー 政治家 新聞 1872年
1826年

ウォルター・バジョット

(1826 - 1877)

評論家、ジャーナリスト

評論家 ジャーナリスト
イギリスの評論家・ジャーナリスト。経済や政治に関する鋭い論評で知られる。
1826年にイングランドで生まれる。 『エコノミスト』誌の編集者として活躍し、経済記事の執筆・編集を担った。 著書『ロンバード街』や『イングリッシュ・コンスティテューション』で金融・政治分析を展開した。 自由放任主義の立場から論じ、後世の政治経済学に大きな影響を与えた。 1877年に没し、その洞察に富んだ言論は高く評価され続けている。
1826年 ウォルター・バジョット 評論家 ジャーナリスト 1877年
1830年

ロバート・ガスコイン=セシル (第3代ソールズベリー侯)

(1830 - 1903)

政治家、イギリス首相

政治家 イギリス首相
イギリスの保守党政治家で、第3代ソールズベリー侯として19世紀末に3度首相を務め、長期政権を築いた。
ロバート・ガスコイン=セシルは1830年に貴族の家系に生まれ、イートン校とオックスフォード大学で教育を受けた。 外交大臣や外相を歴任し、1885年から1886年、1886年から1892年、1895年から1902年の三度にわたり首相を務めた。 彼はコンテ以来の手腕で英帝国主義政策を推進し、アフリカ分割やインド政策などで影響力を行使した。 長期安定政権は「平和の時代」とも称され、国内外で保守党の基盤を強化した。 退任後も上院で活躍し、1903年に没した。
1830年 ロバート・ガスコイン=セシル (第3代ソールズベリー侯) イギリス首相 1903年
天保14年12月15日

仙石政固

(1844 - 1917)

第8代出石藩主・子爵

第8代出石藩主・子爵
江戸時代末期から明治期にかけて、出石藩の第8代藩主を務めた大名。明治維新後は子爵として華族に列せられた。
仙石政固は1844年に但馬国出石領に生まれ、第8代出石藩主として藩政を担った。 江戸幕府末期の動乱期に家督を継ぎ、維新後は華族として子爵に列せられた。 明治政府では旧大名として知識を活用し、地方行政に関与した。 子爵として宮中や公的儀礼にも参加し、華族社会での活動を続けた。 1917年に没するまで、近代日本の変革期を生き抜いた。
1844年 天保 12月15日 仙石政固 出石藩主 子爵 1917年