聖燭祭(キャンドルマス、主の奉献、被献日)/主の迎接祭(キリスト教)
グレゴリオ暦で2月2日に祝われる西方教会(カトリック教会・聖公会・プロテスタント諸派)の祝日。イエス・キリストが聖母マリアとナザレのヨセフによって神殿に連れて来られ、律法に従いエルサレムの神殿に捧げられたことを祝う。地域によってはこの日でクリスマスシーズンの終わりとして、クリスマスツリー等を燃やす。
キリスト教の祝日で、幼子イエスがエルサレムの神殿に捧げられた儀式を記念します。
・主の奉献(Presentation of Jesus at the Temple)としても知られ、幼子イエスが聖母マリアとヨセフと共に律法に従い神殿に捧げられた出来事を祝う。
・グレゴリオ暦の2月2日に行われ、西方教会で広く祝われる重要な祭日。
・ヨーロッパ各地では「クリスマスシーズンの終わり」として、クリスマスツリーや飾りを燃やす風習が残る。
・古代から続く儀式であり、聖燭祭(Candlemas)の名の通り、ロウソクに火を灯して行列を行うこともある。
・信者にとっては光の象徴であるロウソクの祝福を受け、1年の平安と豊穣を祈願する機会となっている。
聖燭祭
主の迎接祭
キリスト教
エルサレム
グラウンドホッグデー・カナダ)
国・地域:
アメリカ合衆国
グラウンドホッグとはリスの一種で、この日、冬眠から目覚めたグラウンドホッグがどのような行動をとるかで、それから先の天気を占う。1887年に小さな集会として始まったもので、グラウンドホッグが巣穴から出てきたときに、自分の影を見て驚いて巣穴に戻ったら、その先さらに6週間冬が続き、影を見ずに外にとどまっていたら、春の到来が近いとされている。
冬眠から目覚めたグラウンドホッグの行動で、その後の気象を占う北米の伝統行事です。
・1887年にペンシルベニア州パンクサトーニーで始まった小規模な集会が起源。
・冬眠から目覚めたグラウンドホッグ(アメリカマーモット)の行動を見て、冬の継続期間を占う。
・影を見て巣穴に戻ればさらに6週間冬が続くとされ、影を見ずに外に留まれば春の到来が近いとされる。
・現在はパンクサトーニーのグラウンドホッグクラブによる式典が世界的に注目される。
・カナダの一部地域でも同様の風習が受け継がれている。
グラウンドホッグデー
アメリカ合衆国
カナダ
グラウンドホッグ
タルトゥ条約の日
国・地域:
エストニア
1920年のこの日、 エストニアとソビエト・ロシアがタルトゥ条約に調印し、帝政ロシアの支配下にあったエストニアの独立をソ連が承認した。
1920年に締結されたタルトゥ条約によりエストニアの独立をソビエト・ロシアが承認した日です。
・1920年2月2日、エストニアとソビエト・ロシアがタルトゥ条約に調印。
・これにより帝政ロシア時代の支配から正式に独立が承認され、エストニアは国際社会に認められた。
・条約では両国間の国境線が確定され、相互不可侵と領土保全が規定された。
・第一次世界大戦後のバルト地域の再編と新興国家の確立を象徴する重要な歴史的合意。
・現在でもエストニア独立の基礎を築いた出来事として記憶される。
タルトゥ条約
エストニア
1920年
ソビエト・ロシア
帝政ロシア
世界湿地の日
1971年のこの日に湿地の保存に関するラムサール条約が調印されたことを記念して1997年に制定。
湿地の保全を目的としたラムサール条約の調印を記念する国際的な記念日です。
・1971年2月2日に採択されたラムサール条約の調印を記念し、1997年に制定された国際デー。
・湿地の保全と持続可能な利用を促進し、生物多様性や生態系サービスの重要性を世界に喚起する。
・条約には世界各地の重要湿地が登録され、国際的な保護ネットワークが構築されている。
・毎年各国で調査活動やシンポジウム、環境教育プログラムなどが行われる。
・湿地再生や水資源管理の重要性を対話と協力を通じて強調する機会となっている。
世界湿地の日
英語版
1971年
湿地
ラムサール条約
1997年
節分1897年、2021年 - 2057年の間は4年ごと、2058年)※立春の前日
国・地域:
日本
立春の前日に行う豆まきや厄払いの行事で、季節の変わり目を感じる日本の伝統行事です。
・旧暦の大晦日に相当し、立春の前日に季節の変わり目を迎える行事。
・「鬼は外、福は内」の掛け声と共に炒った豆をまき、邪気を祓う豆まきが中心。
・柊の枝に焼いたイワシの頭を刺して門口に飾る風習「柊鰯」もある。
・近年は恵方(幸福を司る方角)を向いて太巻き寿司を無言で食べる「恵方巻き」が人気を博す。
・神社仏閣では追儺や節分会が開かれ、福豆や縁起物が授与される。
・日本人にとって一年の無病息災と家族の幸福を祈る大切な伝統行事。
節分
日本
立春
二日灸/如月灸
国・地域:
日本
元は旧暦2月2日の行事。この日に灸をすえると倍の効能となり、その年を無病息災で過ごせるという。
旧暦2月2日に行われる灸の行事で、無病息災を祈願します。
・旧暦2月2日に行われる伝承行事で、灸(きゅう)を据えることで無病息災を願う。
・筋肉疲労や胃腸の不調に効くとされ、特定のツボに灸点を施す地方もある。
・江戸時代には薬屋や医師が町人に施術を行い、庶民の健康祈願として広まった。
・如月(旧暦2月)に行うため「如月灸」の別名もある。
・現代では漢方や伝統医療に興味を持つ人々が体験イベントを開催することもある。
・地域によって施灸箇所や点数に流派や細かな作法の違いが見られる。
日本
旧暦2月2日
麩の日
国・地域:
日本
「ふ(2)」の語呂合せで協同組合全国製麩工業会が制定。
語呂合わせで「ふ(2)」の日に、麩のおいしさや魅力をPRする記念日です。
・「ふ(2)」の語呂合わせで2月2日に制定された記念日。
・協同組合全国製麩工業会が麩の魅力と消費拡大を目的としている。
・麩は小麦グルテンを主原料とする発酵食品で、煮物やすき焼き、汁物に用いられる伝統食材。
・低脂肪・高たんぱくでヘルシーな食材として健康志向の高まりと共に注目されている。
・ビーガンやベジタリアンの食事にも取り入れやすく、アレンジレシピが多数展開される。
・各地の製麩工場や料理教室で、試食会やワークショップが開催される。
麩
日本
頭痛の日
国・地域:
日本
「2(ず)2(ツー)」の語呂あわせ。ジョンソン・エンド・ジョンソンが2001年に制定した。それとは別に「頭痛撲滅委員会」が2月22日を頭痛の日として制定している。
語呂合わせで制定された頭痛に関する知識啓発のための記念日です。
・語呂合わせ「2(ず)2(ツー)」にちなみ、頭痛への理解と対策を啓発する日。
・2001年にジョンソン・エンド・ジョンソンが制定し、セルフケアや適切な受診を呼びかける。
・別に「頭痛撲滅委員会」が2月22日を同様の趣旨で制定している。
・片頭痛や緊張型頭痛など種類に応じた対処法や予防策が紹介される。
・薬物療法だけでなく、姿勢改善やストレス管理など生活習慣も重視される。
・医療機関や企業がセミナーや相談会を開催し、最新の治療情報を提供する。
頭痛
日本
ジョンソン・エンド・ジョンソン
2001年
国際航空業務再開の日
国・地域:
日本
戦後GHQにより禁止されていた国際航空業務が、1954年のこの日に日本航空により再開されたことに由来。
1954年にGHQの禁止解除後、日本航空が国際線を再開したことを記念する日です。
・1954年2月2日、GHQの国際航空業務禁止が解除され、日本航空が戦後初の国際線を運航再開。
・当時、東京 – サンフランシスコ便として旅客機が飛び立ち、日本の空の玄関口が復活した。
・戦後の混乱期を経て、航空による国際交流と物流が再び始動した歴史的節目。
・日本航空(JAL)の国際線展開の礎となり、後のグローバルネットワーク構築に繋がった。
・航空技術やサービスの向上を通じて、日本の近代化と経済発展を後押しした。
日本
GHQ
1954年
日本航空
バスガールの日
国・地域:
日本
1920年のこの日、東京市街自動車の乗合バスに日本初の女性車掌(バスガール)がお目見えしたことに由来。
1920年に日本初の女性バス車掌が登場したことを祝う記念日です。
・1920年2月2日、東京市街自動車の乗合バスに日本初の女性車掌(バスガール)が登場。
・大正時代の都市交通における女性の社会進出と、新たなサービスの象徴となった。
・当時は華やかな制服姿が話題を呼び、乗客にも親しまれた。
・その後、観光バスのガイドやインフォメーション役として発展していく。
・都市文化の変革期を映すエポックメイキングな出来事とされる。
日本
1920年
東京市街自動車
車掌
夫婦の日
国・地域:
日本
「ふう(2)ふ(2)」の語呂合せ。
2月2日は「ふう(2)ふう(2)」の語呂合わせから制定された夫婦の日。日頃の感謝を伝え、絆を深める機会として親しまれています。
夫婦の日(2月2日)は、日本記念日協会が「ふう(2)ふう(2)」の語呂合わせで制定した記念日です。
夫婦の日は日頃の感謝を伝え、結婚生活をよりよいものにすることを目的としています。
この日に合わせて、夫婦で食事やプレゼント交換を行う家庭も多く見られます。
メッセージカードや花束を贈るなど、感謝の気持ちを形にするのが一般的です。
また、地域や自治体によってはイベントやワークショップが開催され、夫婦のコミュニケーションを深める取り組みが行われます。
近年ではSNSで写真やエピソードをシェアして、お互いへの思いを広める動きもあります。
夫婦の日は、結婚の形に関わらずパートナーシップ全般を応援する日として、多くの人に親しまれています。
日本
ツインテールの日
国・地域:
日本
日本ツインテール協会が提案、この日に男性は心を寄せる女性に二本のヘアゴムを渡し、受け入れた女性は自分の髪をツインテールにすることで応える。
日本ツインテール協会が2月2日を『ツインテールの日』として提唱した記念日。二本のヘアゴムを贈り、ツインテールで返すユニークな習慣が楽しめます。
ツインテールの日(2月2日)は、日本ツインテール協会が提唱した記念日です。
日付は「2本のツインテール」に見立てた「2月2日」の語呂合わせによります。
この日に男性は心を寄せる女性に二本のヘアゴムを贈り、受け入れた女性がツインテールに髪を結ぶことで思いを示します。
SNSではツインテール姿の写真やエピソードが多数シェアされ、ファン同士が交流を深める場ともなっています。
コスプレイベントや学校行事でツインテールコンテストが行われることもあり、若者を中心に人気があります。
また、ツインテールに関するグッズやヘアアレンジの情報が発信され、ファッション文化の一部として定着しています。
子どもやアニメファンだけでなく、幅広い世代が楽しむユニークな記念日です。
ツインテール
日本