1889年
官設鉄道東海道線・国府津 静岡(国府津 沼津は現在の御殿場線)が開業。
東海道線の一部区間が開通し、日本の鉄道網整備が進んだ交通インフラ史の一コマです。
1889年2月1日、官設鉄道東海道線の国府津~静岡間が開業しました(当時の国府津~沼津は現在の御殿場線)。
この区間の開通により東海道本線の整備が進み、東京~大阪間の鉄道網が着実に延伸しました。
当時の列車は蒸気機関車が牽引し、沿線の貨物輸送や旅客輸送が飛躍的に増加しました。
鉄道開通は地域経済の活性化を促し、沿線都市の発展や産業の近代化に寄与しました。
日本の近代インフラ整備史において重要なマイルストーンの一つです。
1889年
東海道線
国府津
静岡
沼津
御殿場線
1895年
京都電気鉄道(後の京都市電)・塩小路東洞院通 伏見町下油掛6.4kmが開業。(日本初の電気鉄道)
日本初の電気鉄道として、京都電気鉄道が6.4km区間で開業し、都市交通の新時代を迎えた。
1895年2月1日、京都電気鉄道(後の京都市電)が塩小路東洞院通から伏見町下油掛までの6.4km区間で開業した。
日本初の電気鉄道として、都市内交通の利便性を大きく向上させた。
馬車や人力車に代わる新交通手段として市民から歓迎され、路線網の拡充に拍車をかけた。
車両は当初小型の電動車両で、安定した運行を可能にした。
この成功は全国各地の路面電車建設に影響を与えた。
1895年
京都電気鉄道
京都市電
1903年
中央本線笹子トンネル開通。
中央本線の難所を貫く笹子トンネルが開通し、信州方面への鉄道輸送が飛躍的に改善された。
1903年2月1日、中央本線笹子トンネルが貫通し、開通式が行われた。
長さ約4,000mのトンネルは険しい山岳地帯を抜ける難工事として知られていた。
これにより東京と甲府を結ぶ鉄道の所要時間が大幅に短縮された。
貨物輸送や旅客輸送が効率化し、信州地域の発展を促した。
鉄道技術と土木工事の進歩を象徴するインフラ整備の一例である。
1903年
中央本線
笹子トンネル
1984年
国鉄で貨物列車の大整理を伴う大規模ダイヤ改正を実施。
国鉄が貨物輸送の合理化を図るため、貨物列車の大整理を含む大規模ダイヤ改正を行いました。
1984年2月1日、国鉄は貨物列車の輸送効率を高める目的で大規模なダイヤ改正を実施しました。
全国の貨物列車運行網を再編し、不要路線の統廃合や運行ダイヤの集中化が行われました。
これにより列車本数の削減や所要時間の短縮が図られ、コスト削減を目指す動きが加速しました。
一方、着発駅の機能集約に伴い、地域輸送への影響や雇用問題が一部で指摘されました。
この改正は後のJR貨物への移行やコンテナ輸送システムの発展に繋がる重要な転機となりました。
1984年
国鉄
貨物列車
大規模ダイヤ改正
1987年
北海道の国鉄広尾線(帯広 広尾 84.0km)が最終営業。翌2月2日廃止。愛国駅と幸福駅は、「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズでブームになった。
北海道の国鉄広尾線が最終営業を迎え、翌日に廃止。愛国駅と幸福駅の切符が観光名物となりました。
1987年2月1日、北海道帯広から広尾間84.0kmを結んでいた国鉄広尾線が最後の営業日を迎えました。
利用者減少などを背景に翌2月2日に廃止され、鉄道路線は廃線となりました。
路線終点近くの愛国駅と幸福駅は「愛の国から幸福へ」のキャッチコピーと共に切符が一大観光ブームを巻き起こしました。
全国から記念乗車券を求める人々が訪れ、駅前には土産物店も立ち並びました。
廃止後はバス転換が行われ、地域交通の維持策が模索されました。
1987年
北海道
広尾線
帯広
広尾
2月2日
愛国駅
幸福駅
1998年
NTTがナンバーディスプレイのサービスを全国で開始。
NTTが全国でナンバーディスプレイ(着信番号表示)サービスを開始し、通話相手の番号を確認できるようになりました。
1998年2月1日、NTTがナンバーディスプレイサービスを全国で展開開始しました。
着信時に発信者の電話番号を受話器のディスプレイに表示する技術で、安全性と利便性の向上が図られました。
迷惑電話対策や取引先確認などビジネス・家庭双方で利用が拡大しました。
導入には対応機器が必要で、普及までには端末の買い替え需要も喚起されました。
以降、番号非通知設定や遠隔着信拒否など関連サービスの開発も進みました。
1998年
NTT
ナンバーディスプレイ
1999年
アメリカン航空、カナディアン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、カンタス航空によりワンワールドが設立される。
主要航空会社5社が連携して航空アライアンス「ワンワールド」を設立し、国際ネットワークを強化しました。
1999年2月1日、アメリカン航空、カナディアン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、カンタス航空の5社が航空連合「ワンワールド」を設立しました。
共同でフライトネットワークを拡大し、乗り継ぎ利便性やマイレージプログラムの相互利用を推進しました。
設立初期から加盟拡大を図り、世界各地への路線カバーを迅速に強化しました。
競合する航空連合との協力先取り合戦が始まり、航空業界全体のアライアンス戦略の転機となりました。
利用者にとっては国際線利用時のサービス統一化や特典の拡充が大きなメリットとなりました。
1999年
アメリカン航空
カナディアン航空
ブリティッシュ・エアウェイズ
キャセイパシフィック航空
カンタス航空
ワンワールド
2004年
横浜高速鉄道みなとみらい線(横浜 元町・中華街間)開業。
横浜と元町・中華街を結ぶみなとみらい線が開業し、横浜市内の交通ネットワークに新たな利便性が加わりました。
横浜高速鉄道みなとみらい線は、JR横浜駅と元町・中華街駅を結ぶ路線です。運営は横浜高速鉄道が行い、東急東横線やJR線との乗り継ぎをスムーズにします。
開業により都心と臨海部が直結し、観光地や商業施設のアクセスが向上しました。
沿線にはランドマークタワーや赤レンガ倉庫などがあり、観光客の利便性が高まります。
平均1日あたりの乗車人員は開業直後から増加を続け、地域経済の活性化に寄与しています。
駅構内はバリアフリー対応で、多様な利用者に配慮した設計となっています。
2004年
横浜高速鉄道
みなとみらい線
横浜
元町・中華街