02月01日

出来事 - 科学・技術

1899年

東京 大阪で初の長距離電話が開通。1通話1円60銭。

東京－大阪間で日本初の長距離電話が開通し、遠隔地通信の実用化が進んだ。
1899年2月1日、東京と大阪を結ぶ初の長距離電話回線が開通し、実用通話が開始された。 通話料金は1通話1円60銭で、当時としては高額だったが、重要なコミュニケーション手段となった。 この技術は日本の通信網整備に大きく貢献し、ビジネスや行政での遠隔連絡を可能にした。 のちに電話の普及が加速し、日本全国の通信インフラの発展につながった。 遠距離間での即時コミュニケーションの扉を開いた出来事として評価される。
1899年 東京 大阪
1952年

経済協力開発機構原子力機関の前身である欧州原子力機関が創設される。

欧州原子力機関が発足し、原子力研究・平和利用で加盟国の協力体制を構築しました。後のOECD原子力機関の前身として重要な役割を果たしました。
1952年2月1日、欧州諸国は原子力技術の平和利用と研究促進を目的に欧州原子力機関を設立しました。 当初の加盟国にはフランス、ベルギー、ドイツなどが含まれ、共同で実験炉の建設やデータ共有を進めました。 この組織は後に経済協力開発機構（OECD）の下で再編され、OECD原子力機関となりました。 設立当初から安全規制や人材育成にも注力し、ヨーロッパの原子力平和利用の枠組みを確立しました。 今日に続く国際的な原子力協力の礎がここに築かれました。
1952年 経済協力開発機構原子力機関
2003年

STS 107スペースシャトル・コロンビア号がテキサス州上空で空中分解事故。乗員7名が全員死亡。（コロンビア号空中分解事故）

コロンビア号のSTS-107ミッション帰還中に空中分解事故が発生し、乗員7名が犠牲になりました。
2003年2月1日、NASAのスペースシャトル・コロンビア号（STS-107）がテキサス州上空で空中分解事故を起こしました。 打上げ時に破損した断熱タイルが機体の左翼に衝突し、大気圏再突入時の機体構造を損傷していたことが原因とされます。 乗組員7名全員が死亡し、アメリカ史上最悪のスペースシャトル事故となりました。 事故後、NASAはシャトルプログラム全体の安全管理を見直し、長期にわたる飛行停止期間を余儀なくされました。 技術的教訓は後の宇宙船開発や運用手順の改善に大きく寄与しました。
2003年 スペースシャトル コロンビア号 テキサス州 コロンビア号空中分解事故