1873年

マシュー・フォンテーン・モーリー

(1806 - 1873)

海軍士官、海洋学者

海軍士官 海洋学者
米海軍士官であり、近代海洋学の礎を築いた研究者。
1806年1月14日に米国で生まれ、1825年に米海軍に入隊した。 艦上勤務を経て海流や風の観測に興味を持ち、航路図や海図の作成を行った。 『海の探検者』と呼ばれ、航海術の効率化に寄与した研究で知られる。 後に海軍天文台で海洋観測の指導にあたり、多数の著書を執筆した。 1873年2月1日にその生涯を閉じ、海洋学の父と称される。
マシュー・フォンテーン・モーリー 海軍士官 海洋学者 1806年
1922年

山縣有朋

(1838 - 1922)

政治家、第3・9代内閣総理大臣

政治家 第3・9代内閣総理大臣
明治時代の軍人・政治家で、陸軍大将として活躍し、第3代および第9代内閣総理大臣を務めた。
山縣有朋(1838–1922)は、長州藩出身の軍人・政治家である。 戊辰戦争では東軍の参謀として活躍し、明治政府では陸軍の近代化を推進して陸軍大将に昇進した。 1898年に第3代内閣総理大臣に就任し、1900〜1901年には第9代総理大臣として財政再建や教育・行政改革を実行した。 元老としても大正期まで政治に大きく関与し、近代日本の国家体制整備に深い足跡を残した。 享年83で逝去。軍政・政務双方の指導力が評価され、日本近代史の重要人物とされる。
1922年 山縣有朋 内閣総理大臣 1838年
1937年

浅野長勲

(1842 - 1937)

第12代広島藩主

第12代広島藩主
明治維新期の広島藩主を務め、維新後は華族として活躍した大名。
1842年に広島藩主浅野家の家督を継ぎ、藩の近代化に取り組んだ。 廃藩置県後は伯爵に叙せられ、貴族院議員として政治に参画した。 教育や産業振興に関心を示し、地元広島の復興と発展に尽力した。 皇族や政府要人と交流が深く、華族社会で影響力を持った。 1937年に95歳で没し、その長寿と功績から「維新の生き証人」と称された。
1937年 浅野長勲 広島藩主 1842年
1957年

フリードリヒ・パウルス

(1890 - 1957)

ナチス・ドイツの軍人、元帥

ナチス・ドイツの軍人 元帥
ナチス・ドイツの軍人。第6軍を指揮し、スターリングラードの戦いで降伏した元帥。
フリードリヒ・パウルスは1890年に生まれ、第一次世界大戦後に軍人として頭角を現した。第二次世界大戦中に第6軍司令官に任命され、スターリングラード包囲戦を指揮した。1943年に史上初の現役元帥として降伏し、戦後は連合軍の捕虜となった。釈放後は軍事回顧録を執筆し、戦争の実態を後世に伝えた。1957年に亡くなった。
1957年 フリードリヒ・パウルス ナチス・ドイツ 元帥 1890年