1946年

初の連合国軍(進駐軍)専用列車である東京 門司間下り1005列車「Alied Limited」が運転を開始。

進駐軍専用列車『Alied Limited』が東京-門司間で運行を開始した。
1946年1月31日、初の連合国軍専用列車『Alied Limited』下り1005列車が東京-門司間で運転を開始した。 この列車は連合国軍占領下の日本国内輸送を目的として設けられた特別列車である。 専用車両や優先的な線路使用により、使命を帯びた将兵や物資の移動を円滑化した。 本運行開始は占領期の鉄道体制変革を象徴し、戦後日本の交通インフラ史における一幕となった。
1946年 東京 門司
1984年

兵庫県の別府鉄道線がこの日限りで全線廃止。

1984年1月31日、兵庫県内を走る別府鉄道線が全線廃止となった。
別府鉄道は戦前から地域住民の重要な交通手段として活躍してきた鉄道路線でした。しかし利用者減少や沿線人口の変動により維持コストが増大し、経営が困難になっていました。1984年1月31日の廃止により、沿線地域はバス転換や自動車利用へのシフトを余儀なくされ、地域交通のあり方が大きく変わりました。廃止後も線路跡地はサイクリングロードなどに転用される一方、当時を懐かしむ声も多く聞かれます。
1984年 別府鉄道
1986年

福岡市地下鉄箱崎線延長部(馬出九大病院前駅 箱崎九大前駅間)が開業。

福岡市地下鉄箱崎線の延長区間が開業し、馬出九大病院前駅から箱崎九大前駅間が開通しました。
福岡市地下鉄箱崎線は市民の主要な足として利用されてきた。 1986年1月31日に馬出九大病院前駅から箱崎九大前駅までの約1.5kmが開業した。 これにより九州大学病院へのアクセスが大幅に向上した。 周辺地域の開発が進み、住宅地や商業施設の整備が加速した。 開業当初は乗客数が想定を上回り、輸送力増強の課題が浮上した。 その後も持続的な延伸計画が進み、現在のネットワークの基礎となった。
1986年 福岡市地下鉄箱崎線 馬出九大病院前駅 箱崎九大前駅
1988年

青函トンネル(海峡線)の開通に先立ち、並行するJR北海道松前線(木古内 松前間)がこの日限りで廃止。

青函トンネル開通を前に、並行路線であったJR北海道松前線(木古内~松前間)が廃止されました。
青函トンネル(海峡線)の完成に伴い、同日並行するJR北海道松前線の木古内~松前間が営業を終了した。 松前線は地域の交通を支えるローカル路線として長く親しまれてきた。 トンネル開通後はより高速で安定した海底ルートが選ばれるようになった。 廃止により一部区間では代替バス路線が設置され、住民の移動手段が維持された。 地元では保存活動や鉄道遺産としての保存議論が行われた。 また、駅舎や線路跡は観光資源として活用されるケースもみられる。
1988年 青函トンネル 海峡線 JR北海道 松前線
1988年

愛知県のJR東海・岡多線が第三セクター鉄道・愛知環状鉄道に転換。

JR東海の岡多線が第三セクター方式の愛知環状鉄道に転換されました。
1988年1月31日、国鉄分割民営化後のJR東海が保有していた岡多線を第三セクター方式で運営する愛知環状鉄道へ移管した。 地域鉄道の維持と沿線自治体の協力を図る目的で、第三セクター転換が行われた。 転換後は地方自治体と民間企業が共同出資し、サービス向上や地域振興に取り組んだ。 運行ダイヤや車両の見直しが行われ、利用者の利便性が向上した。 愛知環状鉄道は後に沿線のベッドタウン開発や観光誘致にも寄与した。 この成功例は他路線の第三セクター転換のモデルケースとなった。
岡多線 第三セクター鉄道 愛知環状鉄道
1988年

熊本県・鹿児島県のJR九州・山野線がこの日限りで廃止。

JR九州の山野線が熊本~鹿児島間で廃止され、地域交通形態が変化しました。
同日、JR九州が運営していた山野線の全線区間が営業を終了した。 山野線は山間部を結ぶローカル線として観光や日常の足として利用されていた。 利用者減少や維持コストの負担が廃止の背景にあった。 廃止後は代替バス路線が整備され、住民の生活交通を支えた。 一部区間の線路跡はサイクリングロードや散策路として再利用されている。 地域の鉄道遺産として保存活動も行われている。
山野線
2004年

東急東横線の一部(横浜 桜木町間)が廃止、反町駅・横浜駅が地下化。

東急東横線の横浜~桜木町間が廃止され、反町駅と横浜駅が地下化された。
2004年1月31日、東急東横線の横浜駅~桜木町駅間の地上線が廃止された。 同時に反町駅と横浜駅の駅施設は地下化され、新しいホームが運用を開始した。 これはみなとみらい線との相互直通運転を実現するための再整備の一環であった。 地上線廃止により、高架橋や線路跡地の都市再生プロジェクトが進められた。 地下化によって混雑緩和と沿線景観の向上が図られ、利用者サービスが強化された。
2004年 東急東横線 横浜 桜木町 反町駅