01月31日の命日 - 科学者・研究者

1632年

ヨスト・ビュルギ

(1558 - 1632)

時計職人、数学者

時計職人数学者

16世紀スイスの時計職人・数学者。高精度時計と初期対数理論に貢献した。

1558年にスイスで生まれ、卓越した時計製作技術を駆使した。デンマーク王クリスチャン4世に招かれ、タイコ・ブラーエの天文台で精密機器の開発を担当した。慣性モーメントを応用した時計や天体観測用機器を製作し、その精度向上に寄与した。幾何学や三角法の研究にも取り組み、対数計算の先駆的手法を考案した。1632年1月31日に没した。

1632年ヨスト・ビュルギ時計数学者 1558年

1836年

ジョン・チェイン

(1777 - 1836)

医師、外科医

医師外科医

イギリスの医師・外科医。創傷治療と解剖学教育に貢献した。

ジョン・チェイン（1777-1836）はイギリス生まれの医師で、外科医として多くの手術に従事しました。ロンドンの病院で創傷治療や外科的処置を行い、解剖学の講義を通じて後進の育成にも力を注ぎました。著しい技術と指導力により、当時の外科医療の発展に寄与しました。1836年1月31日にその生涯を閉じました。

1836年ジョン・チェイン英語版 1777年

1917年

オットー・フィンシュ

(1839 - 1917)

民俗学者、博物学者、探検家

民俗学者博物学者探検家

ドイツ出身の博物学者で、探検家としてニューヘブリディーズ諸島を調査。

オットー・フィンシュ（1839年-1917年）は、ドイツの博物学者・探検家。太平洋のニューヘブリディーズ諸島を探検し、600以上の島々を調査。現地の言語や風習を記録し、民俗学的成果を多数発表。鳥類や爬虫類など新種の動物を発見し、多くの標本をヨーロッパに持ち帰った。彼の系統分類や民族誌に関する研究は、後の人類学や生物学に大きな影響を与えた。文才にも優れ、探検記を通じて一般にも博物学の魅力を伝えた。

1917年オットー・フィンシュ民俗学者博物学者探検家 1839年

1920年

藤沢南岳

(1842 - 1920)

儒学者

幕末から明治期にかけて学問を指導した儒学者。

藤沢南岳（1842年-1920年）は、江戸末期から明治にかけて活躍した儒学者。朱子学を基盤にした学説を講じ、全国の私塾で門弟を教育。伝統的な儒教倫理を重視しつつ、西洋学問との接触を図った。また、著書を通じて学術の普及に努め、多くの弟子を輩出。教育者としてだけでなく、思想家としても尊敬を集めた。

1920年藤沢南岳 1842年

1950年

森本厚吉

(1877 - 1950)

経済学者、教育者

経済学者教育者

日本の経済学者・教育者。農業経済や地域研究に貢献した。

1877年、京都府に生まれる。東京帝国大学経済学科を卒業後、大阪商科大学（現大阪市立大学）で教鞭を執る。農村経済や地域開発の研究を進め、多数の論文と著書を発表。戦後は政府の経済政策にも助言し、日本経済の復興に寄与。教育者としても後進の育成に力を注ぎ、多くの研究者を輩出。 1950年1月31日に大阪で逝去し、経済学界に大きな足跡を残した。

1950年森本厚吉経済学者教育者 1877年

1954年

エドウィン・アームストロング

(1890 - 1954)

発明家、電子技術者

発明家電子技術者

アメリカの発明家・電子技術者。FMラジオの発明者として知られる。

1890年、ニューヨーク州ベイショアに生まれる。コロンビア大学で電子工学を学び、ラジオ通信の研究に従事。 1914年に自己発振回路（アームストロング回路）を開発し、受信性能を飛躍的に向上。 1930年代にはFM方式を発明し、クリアな高音質放送を実現。特許訴訟に苦しみながらも、現代無線通信技術の礎を築く。 1954年1月31日にニューヨークで逝去した。

エドウィン・アームストロング発明家 1890年

1957年

クリスティアン・ヒュルスマイヤー

(1881 - 1957)

レーダー科学者、発明家

レーダー科学者発明家

ドイツの発明家かつ物理学者で、初期のレーダー技術を発明した先駆者。

クリスティアン・ヒュルスマイヤー（1881年-1957年）はドイツ出身の物理学者・発明家で、世界初のレーダー装置『テレダイン（Telemobiloscope）』を開発しました。 1904年にはこの装置を用いて船舶の検知に成功し、現代のレーダー技術の基礎を築きました。彼の発明は軍事・交通安全分野に大きな影響を与え、第二次世界大戦時のレーダー技術発展の礎となりました。また、特許取得や製品化にも尽力し、技術の実用化を推進しました。晩年は測距技術の研究を続け、欧州各地で講演や技術顕彰を受けました。ヒュルスマイヤーの業績は今日の航空・海上交通の安全に貢献しています。

1957年クリスティアン・ヒュルスマイヤー 1881年

1970年

ミハイル・ミーリ

(1909 - 1970)

航空エンジニア

ソビエトの航空機設計技師で、爆撃機や輸送機の開発に携わったエンジニア。

ミハイル・ミーリ（1909年-1970年）は、ソビエト連邦の航空機設計技師で、ミーリ設計局の創設メンバーの一人です。彼は主に爆撃機や長距離輸送機の設計に携わり、Mシリーズ機の開発を推進しました。特にM-4（メギューリャ）戦略爆撃機の開発に深く関与し、ソ連の空軍力増強に貢献しました。冷戦期の軍事技術競争の中で、航空エンジンや空力設計の改良を重ねました。晩年は設計教育にも携わり、後進の育成に尽力しました。その技術的功績はソビエト航空工学の発展に大きな影響を与えました。

ミハイル・ミーリ航空エンジニア 1909年

1973年

ラグナル・フリッシュ

(1895 - 1973)

経済学者

ノルウェーの経済学者。計量経済学の創始者の一人として知られ、1969年に初のノーベル経済学賞を受賞。

ラグナル・フリッシュは1895年にノルウェーで生まれた経済学者です。彼は数学的手法を経済学に導入し、計量経済学の基礎を築きました。 1930年代には経済学の理論と統計を融合させた画期的な研究を発表。 1940年代にエコノメトリック・ソサエティを共同設立し、学会の発展に貢献。 1969年に初のノーベル経済学賞を受賞し、計量経済学の普及を促進しました。 1973年にその業績を残し、77歳で逝去。

1973年ラグナル・フリッシュ経済学者 1895年

1990年

エベリーン・ド・ボリス＝レイモンド・マルコス

(1901 - 1990)

生物学者

1990年エベリーン・ド・ボリス＝レイモンド・マルコス生物学者 1901年

1994年

春木猛

(1909 - 1994)

法学者

1994年春木猛 1909年

1995年

ジョージ・スティビッツ

(1904 - 1995)

コンピューター工学者

アメリカのコンピューター工学者。デジタル演算の先駆者とされる。

1904年生まれ。ベル研究所でバイナリ回路を用いたリモート制御モデル「Stibitz Model I」を1937年に開発し、近代デジタルコンピューターの基礎を築いた。以降も計算機アーキテクチャの研究を進め、多くの技術的貢献を残した。

ジョージ・スティビッツ 1904年