1862年

アメリカ合衆国海軍初の装甲艦「モニター」が進水。

米海軍初の装甲艦「モニター」が進水し、鉄甲艦時代の幕開けとなりました。
南北戦争期のアメリカ合衆国海軍は装甲艦の必要性を感じ、技術者ジョン・エリクソンが設計した「モニター」が1862年1月30日に進水しました。鉄板で装甲された砲塔式艦という画期的なデザインは、後の海戦における艦艇設計に大きな影響を与えました。装甲艦の登場は世界中の海軍に新たな技術競争を引き起こしました。
1862年 アメリカ合衆国海軍 装甲艦 モニター
1964年

レインジャー計画: アメリカの月探査機「レインジャー6号」が打ち上げ。

アメリカのレインジャー計画で月探査機レインジャー6号が打ち上げられた。
1964年1月30日、アメリカ航空宇宙局(NASA)のレインジャー計画によりレインジャー6号が発射された。レインジャー計画は無人月探査機による月面衝突観測を目的としており、6号は高解像度の撮影機器を搭載していた。打ち上げはケープカナベラル空軍基地から行われ、順調に軌道投入された。機体は月への最終飛行中にも高品質の画像を地球へ送信し、科学者による月表面の詳細解析に貢献した。これらの成果は後続のアポロ計画における着陸地点選定に役立ち、宇宙探査技術の進歩を促した。
1964年 レインジャー計画 レインジャー6号
1982年

15歳の学生リッチ・スクレンタが世界初のコンピュータウイルス「エルク・クローナ」を作成。

1982年1月30日、15歳のリッチ・スクレンタが世界初のコンピュータウイルスを開発した。
1982年1月30日、アメリカの高校生リッチ・スクレンタ(Rich Skrenta)がプログラム『Elk Cloner』を作成した。 このウイルスはApple II コンピュータの起動ディスクに感染し、15回目の起動時に画面に詩を表示する仕組みだった。 Elk Clonerは自己複製機能を備え、初の大規模ワームとしても知られている。 当時はコンピュータウイルスの概念自体が新しく、インターネット未普及期の限られた環境で拡散が試みられた。 以後、ウイルスは多様化・高度化し、セキュリティ対策の研究や対策産業の発展を促す契機となった。
1982年 リッチ・スクレンタ 英語版 コンピュータウイルス
1996年

百武裕司が百武彗星を発見。

天文学者の百武裕司が新しい彗星を発見し、百武彗星として命名された。
1996年1月30日、天文学者・百武裕司が大泉天文台の望遠鏡を用いて新彗星を捉えた。 発見された彗星は『百武彗星(C/1996 B2 Hyakutake)』と命名され、地球に0.1天文単位まで接近。 3月下旬にかけて肉眼でも観測可能なほどの明るさに達し、長い尾を伸ばした。 その美しい姿から『20世紀で最も明るい彗星』の一つと評された。 この発見は彗星研究に新たな知見をもたらし、世界中のアマチュア・プロ天文家の注目を集めた。 百武裕司の功績は日本の天文学界においても高く評価されている。
1996年 百武裕司 百武彗星