01月28日の誕生日 | calendar.web-standard.org

660年

アリー・イブン＝アビー＝ターリブ

(660 - 661)

イスラム教の第4代正統カリフ同教シーア派の初代イマーム

イスラム教の初期の指導者で、シーア派において重要な地位を占めた人物。

アリー・イブン＝アビー＝ターリブは、預言者ムハンマドの従兄弟であり、義理の息子でもありました。彼はムハンマドの死後、第4代正統カリフとしてイスラム共同体を統治し、661年に暗殺されるまで在位しました。シーア派では初代イマームとして崇敬され、ムスリムの間で強い信仰の対象となっています。彼の統治は正義と平等を重んじるものであったと伝えられ、後世に大きな影響を与えました。現代でもイスラム世界においてその名前は広く知られています。

660年アリー・イブン＝アビー＝ターリブイスラム教正統カリフシーア派 661年

1457年

ヘンリー7世

(1457 - 1509)

イングランド王

1485年のボズワースの戦いで薔薇戦争を終結させ、チューダー朝を開いたイングランド王。

ヘンリー7世はランカスター家出身の貴族で、1485年のボズワースの戦いに勝利してイングランド王位を獲得しました。彼は国内の貴族勢力を巧みに抑制し、財政改革を進めて王権を強化しました。チューダー朝を始めたことで、後のヘンリー8世やエリザベス1世の時代へと続く安定した基盤を築きました。外交面でもスペイン王室との婚姻政策を通じて国際的地位を向上させました。 1509年に没し、退位を願い出ることなくこの世を去りました。

1457年ヘンリー7世イングランド 1509年

1540年

ルドルフ・ファン・コーレン

(1540 - 1610)

数学者

1540年ルドルフ・ファン・コーレン数学者 1610年

1608年

ジョヴァンニ・ボレリ

(1608 - 1679)

物理学者

イタリアの物理学者・生理学者で、動物の運動研究の先駆者。

ジョヴァンニ・ボレリは『動物の運動について（De Motu Animalium）』などの著作を通じて、身体運動を力学的に解明し、現代バイオメカニクスの基礎を築きました。彼は解剖学的観察と物理学的方法を融合させ、筋肉の働きや関節の運動に関するモデルを提唱しました。その精緻な実験と理論は、後の生理学・運動学の発展に大きな影響を与えました。ボレリの研究は科学的方法の重要性を示し、近代科学の一翼を担う転機となりました。 1679年に没するまで活発に研究を続けました。

1608年ジョヴァンニ・ボレリ物理学者 1679年

1611年

ヨハネス・ヘヴェリウス

(1611 - 1687)

天文学者

16～17世紀のポーランドの天文学者で、詳細な星表と月の地図を作成した人物。

ヨハネス・ヘヴェリウスはガダンスク（当時はダンツィヒ）で活躍した天文学者で、市民観測所を設立しました。彼は望遠鏡を用いず肉眼で星の位置を精密に観測し、1687年に完成した『天文観測譜（Prodromus Astronomiae）』にまとめました。また、月面の詳細な地形図を自ら描き、初期の月面地図表として高い評価を得ました。天文機器の改良にも努め、自作の望遠鏡や観測器具を用いて観測精度を高めました。その功績により、多くの天文物理学者に影響を与え、後世に名を残しました。

1611年ヨハネス・ヘヴェリウス天文学者 1687年

寛永3年12月11日

徳川光貞

(1627 - 1705)

第2代和歌山藩主、徳川吉宗の父

第2代和歌山藩主徳川吉宗の父

江戸時代中期の和歌山藩第2代藩主で、後に第8代将軍となる徳川吉宗の父。

徳川光貞は紀州徳川家の第2代藩主として寛永年間から藩政を担いました。在任中は和歌山藩の財政基盤を整備し、藩領の治水や産業振興に努めました。彼の子として生まれた吉宗は後に第8代徳川将軍となり、享保の改革を行ったことでも知られています。光貞自身は藩主としての務めを果たし、徳川将軍家の主要支流としての地位を確立しました。 1705年に没し、人才育成や藩政安定への貢献が評価されています。

1627年寛永 12月11日徳川光貞和歌山藩主徳川吉宗 1705年

寛永14年12月14日

前田利明

(1638 - 1692)

第2代大聖寺藩主、

第2代大聖寺藩主

江戸時代の大名で、大聖寺藩第2代藩主を務めた。

前田利明は加賀藩の支藩である大聖寺藩の第2代藩主として藩政を継承しました。藩領の経済や治水、農業振興などに取り組み、領内の安定を図りました。また、加賀藩本家や幕府との関係維持にも神経を配り、内外の調和を保とうと努めたと伝えられています。 1692年に没し、その後大聖寺藩は前田家によって統治が続きました。

1638年寛永 12月14日前田利明大聖寺藩主 1692年

元禄7年12月14日

黒田長貞

(1695 - 1754)

第4代秋月藩主、

第4代秋月藩主

江戸時代の大名で、秋月藩第4代藩主を務めた。

黒田長貞は福岡藩から分立した秋月藩の第4代藩主として領政を担当しました。藩の財政再建や領内農業の振興に注力し、領民の生活改善を図りました。また、幕府や周辺藩との調整を行い、秋月藩の独立性と安定を維持しました。 1754年に没し、長く続いた藩の治世に影響を与えました。

1695年元禄 12月14日黒田長貞秋月藩主 1754年

1701年

シャルル＝マリー・ド・ラ・コンダミーヌ

(1701 - 1674)

地理学者

18世紀のフランスの地理学者・探検家で、南米赤道地方で子午線長を測定した。

シャルル＝マリー・ド・ラ・コンダミーヌはフランス科学アカデミーの一員として、1735年に南米の赤道地域（現在のエクアドル）で子午線弧長を測定する遠征に参加しました。この測定により地球が赤道で膨らんでいることが確認され、地球楕円体説の支持が強まりました。彼は探検中にアンデス山脈を横断し、先住民文化や自然科学データを収集して報告書を作成しました。また、清涼飲料カカオやキナの利用についても研究し、近代科学への多角的貢献が認められました。 1774年に没したとされ、科学と探検の融合を体現した人物です。

1701年シャルル＝マリー・ド・ラ・コンダミーヌ地理学者 1674年

正徳1年12月21日

徳川家重

(1712 - 1761)

江戸幕府第9代将軍

江戸幕府第9代将軍として在位し、享保期の安定を維持した大名。

徳川家重は第8代将軍・徳川吉宗の四男として生まれ、1745年に第9代将軍に就任しました。性格は穏健で、父吉宗が進めた享保の改革の継続を図り、幕政の安定に尽力しました。しかし健康面に課題が多く、実権を巡る側用人の存在が大きくなったともいわれます。 1760年に隠居し、翌1761年に没しました。彼の在位期間は質素な政治が特徴とされ、将軍職の継承と安定に寄与しました。

1712年正徳 12月21日徳川家重江戸幕府将軍 1761年

元文3年12月19日

脇坂安親

(1739 - 1810)

第7代龍野藩主、

第7代龍野藩主

江戸時代中期の大名で、第7代龍野藩主として藩政改革に尽力した人物。

1739年に生まれ、紀州藩脇坂家の嫡男として育つ。父の死去により第7代龍野藩主を継承し、領内の財政再建に努めた。農業振興や治水事業を推進し、領民の生活安定を図った。幕府の要職も歴任し、政治的手腕を発揮した。 1810年に没し、江戸中期の有力大名として知られる。

1739年元文 12月19日脇坂安親龍野藩主 1810年

1784年

ジョージ・ハミルトン＝ゴードン

(1784 - 1860)

政治家、イギリス首相

政治家イギリス首相

イギリスの政治家で、第4代アバディーン伯として首相を務めた人物。

1784年に生まれ、オックスフォード大学で学ぶ。 1830年代より外交・内政に携わり、議会での発言力を高めた。 1852年から1855年にかけてイギリス首相を務め、クリミア戦争を主導した。対ロシア政策を重視し、バルカン半島情勢に影響を与えた。 1860年に没し、その政治的手腕は評価が分かれるが近代外交史に名を残す。

1784年ジョージ・ハミルトン＝ゴードン政治家イギリス首相 1860年