マダガスカルジャスミン

学名: Stephanotis floribunda
科名: キョウチクトウ科

花言葉

  • 自意識
  • 清らかな祈り
  • 愛される花嫁
  • 二人で遠くへ旅を

特徴

花色:

説明

マダガスカル島原産の常緑のつる性低木で、革質で光沢のある葉と純白の美しい花が特徴です。春から夏にかけて長期間開花し、さわやかで強い芳香があります。名前にジャスミンとありますが、モクセイ科のジャスミンとは全く異なる植物で、キョウチクトウ科に属します。ウエディングブーケにも利用される美しい植物として人気があります。

豆知識

  • 名前にジャスミンとありますが、実際のジャスミン(モクセイ科)とは全く異なる植物です
  • 剪定などで傷つけると白い乳液が出ます
  • 同じ場所に繰り返し花を咲かせることはなく、新しく伸びた蔓にのみ花をつけます
  • ウエディングブーケの定番花材として世界中で愛用されています

利用方法

観賞用
  • ウエディングブーケ
  • 観葉植物
  • つる性植物としての装飾
薬用

注意: 有毒植物のため、食用や薬用には使用できません

食用

食用不可

その他
  • 風水では金運向上効果があるとされています

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 全草

症状: 摂取により消化器症状を引き起こす可能性があります

シロタエギク (白妙菊)

学名: Senecio cineraria
科名: キク科

花言葉

  • あなたを支えます
  • 穏やか

特徴

花色:

説明

地中海沿岸原産のキク科の耐寒性多年草で、白い産毛が生えた銀白色の葉をもつシルバーリーフプランツです。草丈は10~60cmで、初夏頃に黄色い花を咲かせますが、主に美しい葉を観賞する植物として親しまれています。花壇の縁取りや寄せ植えのアクセントとして広く利用され、寒さに強く霜に当たっても枯れないため、冬の花壇には欠かせない存在となっています。

豆知識

  • 英名の「dusty miller」は「ホコリまみれの粉屋」という意味で、全体に粉を吹いたような草姿に由来します
  • 白妙とは白い色という意味を持ち、茎葉が産毛に覆われて白く見えることから命名されました
  • 近年の園芸において、継続的に人気のある植物として愛され続けています
  • 寒さに強く、霜に当たっても枯れないため冬の花壇の貴重な彩りとなります

利用方法

観賞用
  • 花壇の縁取り
  • 寄せ植えのアクセント
  • ハンギングバスケット
薬用

注意: 一般的に薬用利用はされていません

食用

食用不可

その他
  • ドライフラワーとしても利用可能

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位:

症状: 大量摂取により軽度の消化器症状を引き起こす可能性があります

デージー (雛菊)

学名: Bellis perennis
科名: キク科

花言葉

  • 元気
  • 健やか

特徴

花色:

説明

ヨーロッパ、地中海沿岸原産のキク科ヒナギク属の多年草です。草丈は10~20cm程度で、直径5cm程度の花を2月~5月にかけて咲かせます。花色は赤、白、ピンク、青、紫、黄色、オレンジと豊富で、柑橘系とフローラルな香りが合わさった爽やかな香りが特徴的です。紫色のデージーは特に元気で健やかな印象を与え、1月27日の誕生花とされています。

豆知識

  • 英名の「daisy」は「day's eye(日の目)」に由来し、朝に花を開き夕方に閉じる特性から名付けられました
  • 和名の雛菊は、小さくて可愛らしい花の様子からヒナに例えられたものです
  • 紫のデージーの発色には元気で健やかな様子が見いだされます
  • ヨーロッパでは「He loves me, he loves me not」の花占いでおなじみの花です

利用方法

観賞用
  • 花壇植え
  • 鉢植え
  • 寄せ植え
薬用
  • 民間療法で傷の治療に使用されることがあります

注意: 医療目的の使用は専門家に相談してください

食用
  • 若い葉
その他
  • 香水の原料
  • ドライフラワー

毒性

症状: 一般的に無毒とされています

ホルトソウ (続随子)

学名: Euphorbia lathyris
科名: トウダイグサ科

花言葉

  • 見せかけ

特徴

花色:

説明

南ヨーロッパから北西アフリカ、南西アジア、中国西部にかけて分布するトウダイグサ科の植物です。600年ほど前にヨーロッパからポルトガルを経由して日本に移入された栽培植物で、高さは1.5m程度まで成長します。葉のつき方が十字対生型で特徴的で、4~5月に黄緑色の花を咲かせます。種子からはオリーブ油に似たホルト油が採れ、利尿作用と強い下剤効果があることで知られています。

豆知識

  • ホルトの名前はポルトガルを意味し、ポルトガル経由で日本に渡来したことに由来します
  • 茎葉を傷つけると白い乳液が出るのが特徴です
  • 種子中には脂肪油40~60%、エスクレチン、オイフォルボン、ゴム質などを含みます
  • 直径1.5cmほどの球形の実の中に3つの種子が入っています

利用方法

観賞用
  • 薬用庭園での栽培
薬用
  • 利尿作用
  • 下剤効果

注意: 全草有毒のため、専門家の指導なしに使用してはいけません

食用

食用不可

その他
  • 種子からホルト油の採取

毒性

毒性レベル: 強い

有毒部位: 全草, 特に種子

症状: 摂取により激しい下痢、嘔吐、腹痛などの消化器症状を引き起こします

ナナカマド (七竈)

学名: Sorbus commixta
科名: バラ科

花言葉

  • 慎重
  • 賢明
  • 用心
  • 私はあなたを見守る

特徴

花色:

説明

日本、樺太、朝鮮半島に分布するバラ科ナナカマド属の落葉小高木から高木です。樹高は3~12mに達し、5~7月に径6~8mmの純白の5弁花を房状に咲かせます。秋には美しく紅葉し、径5mmほどの果実が赤く熟します。材は褐色で堅く、ろくろ細工や彫刻材として優良で、この材で作られた炭は火力も強く火持ちも良いため極上品とされています。北海道などの北国では庭木や街路樹として植栽され、四季を通じて観賞価値の高い樹木です。

豆知識

  • 名前の由来は「7度竃にくべても燃え残る」という説が有名ですが、実際にはよく燃える木です
  • 「7度または7日間竃で焼くと良質の炭になる」という説もあります
  • 札幌市の木に指定されており、北海道の象徴的な樹木です
  • 秋になると目が覚めるような真っ赤な葉っぱが庭を彩ります

利用方法

観賞用
  • 庭木
  • 街路樹
  • 公園樹
  • 花材
薬用
  • 民間療法で果実が利用されることがあります

注意: 果実は生食には適していません

食用

一般的には食用されません

その他
  • 木材(ろくろ細工)
  • 彫刻材
  • 高品質な炭の原料

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 果実

症状: 果実の生食により軽度の消化器症状を引き起こす可能性があります