天長5年12月15日

空海が京都九条に、庶民子弟のための私塾綜芸種智院を設立する。

平安時代の僧侶・空海が京都九条に庶民子弟向けの私塾『綜芸種智院』を開設し、日本の教育制度に新たな道を開きました。
空海(弘法大師)は平安時代の高僧で、密教の研究と教育に尽力しました。 829年(天長5年)12月15日、京都九条に綜芸種智院を設立。 庶民の子弟にも仏教教義や漢学を教授し、身分に関係なく学ぶ場を提供。 当時主流の貴族・寺院中心の教育とは一線を画し、社会的包摂を強調。 後の真言宗寺院による修学制度の先駆けとなり、日本の教育史に大きな影響を与えました。
829年 天長 12月15日 空海 綜芸種智院
1952年

NHKが初めて国会中継を放送。

1952年1月23日、NHKが国会中継を初めて放送しました。
第二次世界大戦後の日本で、放送法に基づき公共放送を担うNHKは、国会の審議を一般市民に伝えるための取り組みを進めていました。 同日、ラジオとテレビを通じて国会中継を初放送し、国政の透明性向上に寄与しました。 技術的には中継車や通信回線の整備が必要で、多くの技術者が協力して実現しました。 この放送は民主主義教育の一環として評価され、以降定期的に中継が行われるようになりました。 国民が政治に参加する意識を高める契機となった歴史的な出来事です。
1952年 NHK 国会中継
2011年

秋葉原通り魔事件の影響で中止していた歩行者天国が再開される。

秋葉原で中止されていた歩行者天国が事件後の安全対策を経て再開された。
2011年の秋葉原通り魔事件を受けて一時中止されていた歩行者天国は、警察による巡回増強やバリケード設置などの安全対策を講じたうえで1月23日に再開された。 再開初日には多くの来街者が訪れ、強化された警備のもとで安心して通りを楽しむ姿が見られた。 地域ボランティアや店舗も協力し、路上パフォーマンスや露店が復活。 歩行者天国は秋葉原の賑わいと文化発信の場として再び定着し、以後も継続的に運用されている。
2011年 秋葉原通り魔事件 歩行者天国
2020年

新型感染症COVID 19により中華人民共和国湖北省の武漢市に封鎖措置が取られる。COVID 19における世界初の都市閉鎖であり、人口1000万人を超える巨大都市である武漢の封鎖は、同年4月8日に解除されるまで継続された。

新型コロナ流行初期、武漢市が世界初の都市封鎖を実施した。
2020年1月23日、中国湖北省武漢市で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大を受け、都市封鎖が発令された。 約1100万人の市民を対象に外出制限と公共交通機関の停止が実施され、厳格な検疫措置が導入された。 現地では病院建設や検疫施設の増設が急ピッチで進められ、医療従事者やボランティアが治療体制を支えた。 物流面では食料や医薬品の配送体制を整備し、市民生活維持のための支援策が講じられた。 封鎖は4月8日に解除され、76日間にわたる前例のない措置は各国の防疫対策に影響を与えた。
2020年 新型感染症COVID-19 中華人民共和国 湖北省 武漢市 封鎖措置 巨大都市