天長5年12月15日
空海が京都九条に、庶民子弟のための私塾綜芸種智院を設立する。
平安時代の僧侶・空海が京都九条に庶民子弟向けの私塾『綜芸種智院』を開設し、日本の教育制度に新たな道を開きました。
空海(弘法大師)は平安時代の高僧で、密教の研究と教育に尽力しました。
829年(天長5年)12月15日、京都九条に綜芸種智院を設立。
庶民の子弟にも仏教教義や漢学を教授し、身分に関係なく学ぶ場を提供。
当時主流の貴族・寺院中心の教育とは一線を画し、社会的包摂を強調。
後の真言宗寺院による修学制度の先駆けとなり、日本の教育史に大きな影響を与えました。
829年
天長
12月15日
空海
綜芸種智院