01月23日の命日 - 科学者・研究者

1810年

ヨハン・ヴィルヘルム・リッター

(1776 - 1810)

物理学者

ドイツの物理学者。紫外線を発見した先駆者として知られる。

1776年にドイツで生まれ、物理学と化学を学んだ。電気化学の実験を通じて光の研究に取り組み、1801年に紫外線を発見した。光化学反応の理論化にも貢献し、後の光学研究に大きな影響を与えた。哲学的思索にも興味を示し、科学と思想を横断する探究を続けた。1810年1月23日に逝去し、短い生涯ながら革新的な成果を残した。

1810年ヨハン・ヴィルヘルム・リッター物理学者 1776年

1890年

オットー・ローゼンベルガー

(1800 - 1890)

天文学者

ドイツの天文学者。彗星の軌道計算で知られる学者。

1800年にケーニヒスベルクで生まれ、天文学を学ぶ。教員として大学で天文学を講義し、観測歴と計算法の研究を重ねた。主に彗星軌道の解析を行い、数々の彗星運行予測を成功させた。論文『Dynamik der Kometen』などを発表し、19世紀の天文学界に貢献した。1890年1月23日に逝去し、長年にわたり顕著な業績を残した。

1890年オットー・ローゼンベルガー天文学者 1800年

1918年

ヨハネス・ユストゥス・ライン

(1853 - 1918)

地理学者

ドイツの地理学者・探検家。日本や東アジアの地理研究で知られる先駆者。

1853年にドイツで生まれ、欧州各地で地理学を学びました。 1870年代から日本をはじめとする東アジアを訪れ、詳細な地理調査を行いました。代表作『日本及びその民族』などを通じて、当時の日本文化や自然環境を欧米に紹介しました。ライプツィヒ大学教授として多くの学生を指導し、国際的な地理学の発展に寄与しました。 1918年に故郷で逝去し、その研究成果は現在まで学術的に高く評価されています。

1918年ヨハネス・ユストゥス・ライン地理学者 1853年

1937年

オルソ・コルビーノ

(1876 - 1937)

物理学者

イタリアの物理学者で、磁場中での電流分布に関するコルビーノ効果を発見した人物。

1876年にイタリアで生まれる。電気伝導と磁気現象の研究に従事し、1910年代にコルビーノ効果を理論的に解明。ローマ大学やパレルモ大学で教授を務め、多くの学術論文を発表。イタリア学術アカデミー会員として教育行政にも携わり、後進育成に尽力。 1937年1月23日に逝去し、イタリア物理学界に大きな功績を残した。

1937年オルソ・コルビーノ 1876年

1996年

安田元久

(1918 - 1996)

歴史学者

日本の歴史学者で、日本の歴史研究に長年携わった学者。

安田元久（1918–1996）は、日本の歴史学者。京都大学で学び、戦後の歴史学界で活躍した。日本の古代・中世史を中心に研究を進め、地域史や社会史にも造詣を深めた。教鞭を執りながら、多くの論文と共著書を刊行し、後進の育成にも尽力した。学会活動や国際シンポジウムにも積極的に参加し、日本史研究の国際化に貢献した。その業績は今日の歴史学界にも多大な影響を与えている。

1996年安田元久歴史学者 1918年

1999年

宮永好道

(1930 - 1999)

コンピュータ技術者、コラムニスト

コンピュータ技術者コラムニスト

日本のコンピュータ技術者で、技術評論家としても活躍した先駆者。

宮永好道（1930–1999）は、日本のコンピュータ技術者・コラムニスト。情報工学の黎明期から研究開発に従事し、工業技術院などでシステム開発を手掛けた。雑誌や新聞でのコラム執筆を通じて、コンピュータ技術の普及と一般への解説に努めた。初心者にもわかりやすい解説で多くの読者を獲得し、ITジャーナリズムの発展に寄与した。大学や企業で講演活動も行い、後進の育成にも取り組んだ。その広い見識と技術的洞察は、現在の情報社会の礎の一端を担ったと評価されている。

宮永好道コンピュータ技術者コラムニスト 1930年

2002年

ピエール・ブルデュー

(1930 - 2002)

社会学者

フランスの社会学者で、文化資本やハビトゥス理論を提唱した世界的思想家。

ピエール・ブルデュー（1930–2002）は、フランスを代表する社会学者。エコール・ノルマル・シュペリウールで学び、アルジェリア戦争の経験を社会構造研究に活かした。文化資本やハビトゥス、フィールドといった概念を提唱し、社会不平等や権力関係の分析に革新をもたらした。主著『Distinction（美意識の社会批判）』『La Reproduction（再生産）』などは国際的に高く評価された。社会学の理論と実証研究を融合させる方法論で多くの弟子を育成し、学界に大きな影響を与えた。亡くなるまで執筆と教育に専念し、その思想は現代の研究でも広く引用され続けている。

2002年ピエール・ブルデュー社会学者 1930年

2004年

佐々木潤之介

(1929 - 2004)

歴史学者

日本の歴史学者。日本史研究の発展に貢献した学者。

1929年生まれ。歴史学者として日本史を中心に研究を行った。学術論文や著書を多数発表し、後進の育成にも尽力した。大学教授として長年教育に携わった。 2004年1月23日に逝去した。

佐々木潤之介 1929年

2010年

美濃部重克

(1943 - 2010)

国文学者、南山大学名誉教授

国文学者南山大学名誉教授

日本古典文学の研究で知られる国文学者。

美濃部重克は1943年に生まれ、国文学者として日本古典文学の研究に従事しました。南山大学で教授として教鞭を執り、数多くの論文や著書を発表しました。専門は平安時代の物語文学で、その精緻な文献考証と解釈は高く評価されました。また後進の指導にも熱心で、多くの門下生を育成しました。2010年1月23日に逝去しました。

美濃部重克南山大学 1943年

2014年

實方謙二

(1932 - 2014)

法学者、北海道大学名誉教授、神戸学院大学名誉教授

法学者北海道大学名誉教授神戸学院大学名誉教授

日本の法学者。北海道大学・神戸学院大学名誉教授として教育と研究に貢献しました。

1932年生まれ。専門は私法（民法・商法）で多数の研究成果を発表。北海道大学で教授として後進の指導にあたる。退職後は神戸学院大学名誉教授に就任。学術論文や著書を通じて法学界に影響を与えた。 2014年に逝去。

實方謙二北海道大学神戸学院大学 1932年

2016年

太田健一

(1936 - 2016)

歴史学者、山陽学園大学名誉教授

歴史学者山陽学園大学名誉教授

日本の歴史学者。山陽学園大学名誉教授として教育と研究に携わりました。

2016年太田健一山陽学園大学 1936年

2020年

松浦暢

(1931 - 2020)

英文学者、英詩研究者、成城大学名誉教授

英文学者英詩研究者成城大学名誉教授

英文学の研究に生涯を捧げ、成城大学で教育と研究を指導した英文学者。

1931年生まれ。シェイクスピアやロマン派詩などの研究で知られ、イギリス文学と詩学の分野で多くの業績を残した。博士号取得後は成城大学教授として教鞭を執り、英詩の翻訳や評論を多数発表した。国内外の学会でも活躍し、後進の育成にも力を注いだ。名誉教授として大学の研究体制強化に貢献し、多くの研究者を輩出した。

松浦暢成城大学 1931年