1840年

エルンスト・アッベ

(1840 - 1905)

物理学者

物理学者
エルンスト・アッベはドイツの物理学者・光学研究者。 顕微鏡光学の理論を確立した。
1840年にドイツで生まれ、顕微鏡光学の研究で知られる。 カール・ツァイス社と協力し、アッベの正弦条件や回折限界の理論を確立した。 その理論を基に高性能顕微鏡の開発を推進し、現代顕微鏡学の基礎を築いた。 科学と社会福祉を結びつける企業経営を提唱し、労働福祉の充実にも尽力した。 1905年に没し、その業績は光学・生物学分野で広く活用され続けている。
1840年 エルンスト・アッベ 物理学者 1905年
1857年

アンドリア・モホロビチッチ

(1857 - 1936)

地震学者、気象学者

地震学者 気象学者
クロアチア出身の地震学者・気象学者。地殻とマントルの境界『モホロビチッチ不連続面』を発見。
1857年にクロアチア(当時オーストリア帝国)のザグレブに生まれる。ウィーン工科大学で地震学と気象学を学び、その後観測所の設立に尽力した。1909年に地殻とマントルの境界面を発見し、『モホロビチッチ不連続面』と命名。以降、多くの地震観測網を整備し、地震学の基礎研究を推進した。1936年に没するまで、地震学のパイオニアとして国際的に評価された。
1857年 アンドリア・モホロビチッチ 地震学者 気象学者 1936年
1862年

ダフィット・ヒルベルト

(1862 - 1943)

数学者

数学者
ドイツの著名な数学者で、20世紀数学の発展に多大な影響を与えた。
1862年にプロイセン王国領ケーニヒスベルク(現カリーニングラード)に生まれる。ケーニヒスベルク大学で学び、後にゲッティンゲン大学の教授に就任。不変式論や代数的数論など幅広い分野で業績を残し、1900年に『ヒルベルトの23の問題』を提示した。1882年には『幾何学の基礎づけ』を発表し、数学の公理体系化に貢献。ヒルベルト空間など機能解析の基礎概念を導入し、数学界に不朽の足跡を残した。1943年に没し、その影響は現代数学にも色濃く息づいている。
1862年 ダフィット・ヒルベルト 数学者 1943年
元治元年12月26日

山路愛山

(1865 - 1917)

評論家、歴史家

評論家 歴史家
明治期の評論家・歴史家。日本史と西洋史の比較研究に取り組んだ。
1865年(元治元年12月26日)に生まれる。日本史と西洋史の比較研究を行い、明治時代の評論活動で知られる。歴史書や評論集を多数刊行し、その独自の視点で革新的な解釈を提示。出版界で活躍し、後進の歴史家や評論家に影響を与えた。1917年に没し、その業績は日本の歴史学・評論界の発展に寄与した。
1865年 元治 12月26日 山路愛山 評論家 歴史家 1917年
1897年

佐々弘雄

(1897 - 1948)

法学者

法学者
日本の法学者。憲法や民法の研究で知られた学者。
1897年に生まれ、東京帝国大学法学部で学ぶ。民法・憲法の分野で多くの研究成果を発表。大学教授として後進の育成にも力を注いだ。戦後の法整備に関与し、法学教育の発展に貢献。1948年に没し、日本の法曹界に影響を残した。
佐々弘雄 法学者 1948年
1907年

湯川秀樹

(1907 - 1981)

理論物理学者

理論物理学者
日本初のノーベル賞受賞者(物理学)。中間子理論を提唱した理論物理学者。
1907年1月23日、京都府に生まれる。 東京帝国大学で物理学を学び、若くして研究に没頭。 1947年に中間子(メソン)の存在を理論的に予言し、この功績により1949年にノーベル物理学賞を受賞。 東京大学教授や京都大学名誉教授として後進の育成に努め、多くの物理学者を輩出。 科学技術の普及にも力を入れ、一般向け講演や著作活動を積極的に行った。 1981年に逝去。
1907年 湯川秀樹 理論物理学者 1981年
1917年

近藤次郎

(1917 - 2015)

航空工学者

航空工学者
1917年 近藤次郎 2015年
1976年

宋美玄

産婦人科医・性科学者

産婦人科医・性科学者
韓国出身で日本で活躍する産婦人科医・性科学者。性教育の普及に尽力している。
1976年1月23日生まれ。韓国出身の産婦人科医・性科学者。 国際的な視点から女性の健康と性に関する研究を行う。 医師として診療にあたる一方、多数の著書を執筆し、性教育を普及。 大学教授として後進の育成にも貢献し、講演やメディア出演も多数。 性とジェンダーに関するコラムやテレビ番組で幅広く情報発信。 専門的知識をわかりやすく伝えるスタイルが支持を集めている。
宋美玄