01月23日の誕生日 - 芸術家・音楽家

1752年

ムツィオ・クレメンティ

(1752 - 1832)

作曲家

ムツィオ・クレメンティはイタリアの作曲家・ピアニスト。クラシック期の鍵盤音楽に大きな影響を与えた。

1752年にパレルモ近郊で生まれ、幼少期から音楽教育を受けた。 1770年代にロンドンで活動を開始し、その卓越した演奏技術で高い評価を得た。生涯で100曲以上のソナタやソナチネを作曲し、優雅かつ技巧的な作風が特徴的である。音楽出版事業にも携わり、当時の鍵盤音楽普及に貢献した。 1832年に没し、作品は今日も教育用教材として広く演奏され続けている。

1752年ムツィオ・クレメンティ作曲家 1832年

1832年

エドゥアール・マネ

(1832 - 1883)

画家

エドゥアール・マネはフランスの画家。印象派の先駆者として知られる。

1832年にパリ近郊で生まれた。写実主義から印象派への橋渡しを果たし、『草上の昼食』や『オランピア』などで革新を示した。サロン出品を拒否された経歴もあり、サロン・デ・リフューズに参加して注目を浴びた。光の扱いや筆触表現において印象派画家に大きな影響を与えた。 1883年にパリで没し、モダンアートの先駆者として評価されている。

1832年エドゥアール・マネ画家 1883年

1898年

セルゲイ・エイゼンシュテイン

(1898 - 1948)

映画監督

ソ連の映画監督・理論家。モンタージュ理論の先駆者として知られる。

1898年にリガ（現ラトビア）で生まれる。モスクワで美術を学び、1919年から映画制作を開始。『戦艦ポチョムキン』など革新的な作品を発表し、モンタージュ技法を理論化。映画編集の力を探求し、世界中の映画監督に影響を与えた。1948年にモスクワで没し、その作品と理論は今なお高く評価されている。

1898年セルゲイ・エイゼンシュテイン映画監督 1948年

1898年

ゲオルク・クーレンカンプ

(1898 - 1948)

ヴァイオリニスト

ドイツのヴァイオリニスト。20世紀前半の欧州音楽界で活躍した。

1898年にハンブルクで生まれる。早くから卓越した演奏技術を発揮し、11歳でコンサートデビュー。ベルリン音楽院で学び、数々の国際コンクールで受賞。ソロと室内楽の両面で活躍し、高い評価を得た。1948年に没し、多くの名演奏を残した。

ゲオルク・クーレンカンプヴァイオリニスト

1903年

イヴァン・ガラミアン

(1903 - 1981)

ヴァイオリニスト

アルメニア生まれのヴァイオリニスト兼教育者。20世紀を代表する名教師の一人。

1903年1月23日、ロシア帝国領アルメニアで生まれる。幼少期よりヴァイオリンを学び、優れた演奏技術を身につける。アメリカに移住後、ジュリアード音楽院やカーティス音楽学校などで教鞭を執り、多くの優秀な弟子を育成。教育メソッドは緻密かつ革新的で、世界中の音楽教育に大きな影響を与えた。著書『モダン・ヴァイオリン・メソッド』は今日も多くのヴァイオリニストに愛用されている。 1981年に逝去。

1903年イヴァン・ガラミアン 1981年

1910年

ジャンゴ・ラインハルト

(1910 - 1953)

ジャズギタリスト

ヨーロッパ・ジャズの巨匠ギタリスト。ロマの技巧と革新的スタイルで知られる。

1910年1月23日、ベルギーで生まれる。幼少時の事故で左手に障害を負いながらも独自の奏法を編み出す。スウィング・ジャズとジプシー音楽を融合させたジャンゴ・ジャズ（ジャズ・マンーシュ）を確立。ステファン・グラッペリとのホットクラブ・デュオで国際的に注目を集め、多くの録音を残す。 1953年に逝去。

1910年ジャンゴ・ラインハルトジャズギタリスト 1953年

1914年

ピーナ・カルミレッリ

(1914 - 1993)

ヴァイオリニスト

イタリアのヴァイオリニスト。室内楽やソリストとして活躍した。

1914年1月23日、イタリア生まれ。幼少期からヴァイオリンを学び、コンサートソリストとしてデビュー。イタリア国内外の音楽祭やオーケストラと共演し、高い評価を得る。室内楽団の設立にも関わり、多彩なレパートリーを披露。録音にも積極的で、多くの作品が残されている。 1993年に逝去。

1914年ピーナ・カルミレッリ 1993年

1916年

デビット・ダグラス・ダンカン

(1916 - 2018)

写真家

アメリカの写真家。第二次世界大戦や朝鮮戦争、ベトナム戦争をはじめとする戦場写真で名を馳せた。

1916年にミシガン州で生まれ、ライフ誌の戦場カメラマンとしてキャリアをスタート。第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争など数々の紛争を写真に収め、そのリアルな描写で国際的な評価を獲得。多くの写真集やドキュメンタリー映像にも携わり、戦争の悲惨さと人間の尊厳を伝えた。晩年はパブロ・ピカソら芸術家とも親交を深め、芸術と報道写真を融合させた独自の視点を築いた。 2018年に102歳で逝去するまで、約200万枚におよぶフィルムを通じて時代の証言を残し続けた。

1916年デビット・ダグラス・ダンカン 2018年

1920年

諏訪根自子

(1920 - 2012)

ヴァイオリニスト

日本のヴァイオリニスト。

1920年諏訪根自子 2012年

1921年

シルビオ・ガザニガ

(1921 - 2016)

彫刻家

イタリアの彫刻家。FIFAワールドカップトロフィーをデザインした。

1921年ミラノ生まれ。ミラノ美術アカデミーで彫刻を学んだ後、彫刻家としての活動を開始。 1971年にFIFAワールドカップの新トロフィーをデザインし、1974年大会から50年以上にわたって使用された。公共彫刻作品や記念碑制作にも携わり、イタリア国内外で高い評価を受けた。 2016年に95歳で没するまで、金属彫刻を中心に精力的に制作を続けた。

1921年シルビオ・ガザニガ彫刻家 2016年

1922年

ゲルハルト・ボッセ

(1922 - 2012)

指揮者、ヴァイオリニスト

指揮者ヴァイオリニスト

ドイツのヴァイオリニスト・指揮者。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターを務めた。

1922年ライプツィヒ生まれ。 1949年から1987年までライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターを務めた。その後、同楽団を指揮し、国際的な演奏旅行にも同行。教員としてハノーファー国立音楽大学やベルリン芸術大学で後進の指導にあたった。 2012年に90歳で逝去するまで、演奏者と指導者として幅広く活躍した。

1922年ゲルハルト・ボッセ指揮者 2012年

1933年

恩地日出夫

(1933 - 2022)

映画監督

日本の映画監督。

1933年恩地日出夫映画監督 2022年