01月22日の命日 - 宗教家・聖職者

1922年

ベネディクトゥス15世

(1854 - 1922)

第257代ローマ教皇

第257代ローマ教皇（在位:1914-1922）。第一次世界大戦中に平和を訴えた教皇。

1854年にイタリアで生まれ、司祭として教区での奉仕を経験した。 1914年に教皇に選出され、第一次世界大戦の勃発直後から和平仲介を試みた。戦争終結後の復興支援や戦禍に苦しむ人々への救済活動に尽力した。教皇職を通じて社会福祉や国際協調を重視し、教会の中立姿勢を維持した。 1922年1月22日に亡くなり、その慈悲深い指導は今日も評価されている。

ベネディクトゥス15世ローマ教皇 1854年

1998年

ハロルド・リンゼル

(1913 - 1998)

神学者

アメリカの神学者。聖書の権威を擁護し、福音主義運動に影響を与えた。

1913年に生まれ、神学を学ぶ。 1976年の著書『The Battle for the Bible』で聖書無謬説を主張し、議論を巻き起こした。フラー神学校やグレース神学校で教授を務め、次世代の神学者を育成。保守的福音派の立場から聖書研究の重要性を説き、多くの教会や教育機関に影響を与えた。 1998年1月22日に逝去。

1998年ハロルド・リンゼル神学者 1913年

2007年

アベ・ピエール

(1912 - 2007)

神父、慈善活動家

神父慈善活動家

フランスのカトリック神父で慈善活動家。エマウス運動を創設した。

1912年にフランスで生まれる。第二次世界大戦後、パリで貧困者支援の活動を開始。 1949年にエマウス運動を創設し、無償での住居提供や雇用支援を行った。社会的弱者の自立支援に尽力し、その活動は世界各地に広がった。数々の国際的な賞を受賞し、人道支援の象徴として称賛された。 2007年1月22日に逝去、享年94。

2007年アベ・ピエール神父慈善 1912年

2017年

ハイメ・カスタニエダ

(1931 - 2017)

教師、司祭、上智大学名誉教授

教師司祭上智大学名誉教授

スペイン出身のイエズス会司祭。上智大学名誉教授として教育と研究に尽力した。

1931年に生まれ、イエズス会に入会後、神学と哲学を学ぶ。来日し日本のキリスト教教育に携わり、上智大学で長年にわたり教鞭を執った。専門は宗教学と比較神学で、多くの論文と著書を発表。学生たちの人間形成を支え、文化間対話の促進に貢献した。 2017年1月22日に逝去。

司祭上智大学 1931年

2022年

ティク・ナット・ハン

(1926 - 2022)

禅僧、平和運動家

禅僧平和運動家

ベトナム出身の禅僧・平和運動家。実践仏教とマインドフルネスを世界に広めた。

1926年にベトナム中部で生まれ、伝統的な禅の教えを現代社会に応用する「実践仏教」を提唱。 1960年代にベトナム戦争への反対運動をリードし、非暴力と和解を訴えた。 1970年代からフランスに拠点を移し、プラムヴィレ禅寺を設立してコミュニティを育成。多くの著作を通じてマインドフルネスを普及し、世界中で瞑想指導を行った。ノーベル平和賞候補に何度も挙げられた。 2022年に95歳で逝去し、その生涯は平和と共感のメッセージで人々に影響を与え続けた。

ティク・ナット・ハン 1926年