01月22日の誕生日 - 科学者・研究者

1845年

ポール・ヴィダル・ドゥ・ラ・ブラーシュ

(1845 - 1918)

地理学者

フランスの地理学者。人文地理学の父と称される。

近代人文地理学を確立し、地理学の視点を社会科学に応用。「地域地理学」の概念を提唱し、景観分析や土地利用研究を先導。フランス地理学協会の創設に参加し、学会の発展に寄与。教育者としても多くの研究者を育成し、地理教育の基礎を築いた。その理論は現在の地理学研究においても影響を及ぼしている。

1845年ポール・ヴィダル・ドゥ・ラ・ブラーシュ地理学者 1918年

1908年

レフ・ランダウ

(1908 - 1968)

物理学者

ソ連の理論物理学者で、超流動理論などで業績を挙げ、1962年にノーベル物理学賞を受賞。

1908年1月22日、ロシア帝国領バクー生まれ。超流動やフェルミ液体理論など、現代物理学の基礎を築いた。ヘリウム超流動の理論的研究で高い評価を受け、ノーベル物理学賞を受賞した。ランダウ＝リフシッツ理論物理学講座の共著者として教科書執筆にも貢献した。後進の育成に熱心で、物理学者集団「ランダウ・サークル」を主催した。1968年に事故の合併症で没し、その業績は今も継承されている。

1908年レフ・ランダウ物理学者 1968年

1909年

モリス・スワデシュ

(1909 - 1967)

言語学者

アメリカの言語学者で、グロットクロノロジーやスワデシュリストを提唱した。

1909年1月22日生まれ。言語系統学の分野で業績を残し、語彙の分離年代を推定するグロットクロノロジーを提唱した。世界各地の先住民言語をフィールドワークで研究し、基本語彙表『スワデシュリスト』を作成した。比較言語学の標準的手法として広く用いられ、多くの研究者に影響を与えた。大学教員として後進の育成にも尽力し、1967年に逝去した。

モリス・スワデシュ言語学者 1967年

1928年

網野善彦

(1928 - 2004)

歴史家

中世日本史を専門とした歴史学者。海の民を研究。

網野善彦は日本の歴史学者で、中世社会の構造を再考した。『日本社会の形成』などの著作で、海民や被差別民の視点から社会を読み解く手法を確立。京都大学で教鞭をとり、多くの研究者を育成した。従来の中央集権史観に異を唱え、地域史や民俗史の重要性を提唱。日本中世史研究に新たな潮流をもたらし、学界に大きな影響を与えた。 2004年に逝去したが、その業績は現在も高く評価されている。

1928年網野善彦歴史家 2004年

1947年

帚木蓬生

小説家、精神科医

小説家精神科医

精神科医としての診療経験を活かし、人間心理を深く描く日本の小説家。

1947年1月22日生まれ。医師として精神科医療に従事しながら執筆活動を開始。精神疾患や心の闇を描いた作品で注目を集め、独特のリアリズムと深い洞察力が特徴。代表作には病院を舞台にしたものから歴史小説まで幅広いジャンルがあり、高い評価を得ている。執筆を通じて心の問題への理解を促し、読者に思索のきっかけを提供している。

帚木蓬生精神科医

1950年

寺本光照

鉄道研究家

日本の鉄道研究家。鉄道史や車両に関する著作を多数執筆。

1950年1月22日生まれ。鉄道の技術史から運行システムまで幅広い分野を研究。専門誌や書籍に多く寄稿し、鉄道愛好家や専門家から高い評価を受ける。著作には路線の歴史や車両解説をまとめたものがあり、鉄道文化の普及に貢献。各地の鉄道保存活動にも関わり、フィールドワークを重ねながら資料を収集している。

1950年寺本光照

1975年

今村涼子

気象予報士

テレビ番組で天気予報をわかりやすく解説する気象予報士。

大学で気象学を専攻し、気象予報士の資格を取得。ニュース番組や情報番組で解説を担当し、親しみやすい語り口が好評。季節の変わり目や異常気象の予報で視聴者から信頼を集めている。防災啓発活動や講演にも積極的に参加し、気象知識の普及に貢献。 SNSでも最新の気象情報を配信し、多くのフォロワーを持つ。

1975年今村涼子気象予報士