リカステ

学名: Lycaste
科名: ラン科

花言葉

  • 快活
  • 汚れなき人
  • 清浄

特徴

花色:

説明

リカステは中南米原産のランの一種で、3枚の発達した萼片が正三角形に見える独特の花形が特徴です。森の妖精とも呼ばれる美しい花で、花色は白、赤、ピンク、黄色、緑、複色など多彩で、11月から5月に花を咲かせます。大きな偽球茎から幅広い葉を出し、その株元から花茎を立てて一輪の大きな花を咲かせます。ギリシャ神話のトロイア王プリアモスの美しい娘リュカステーの名にちなんで名付けられました。

豆知識

  • トロイア戦争で有名なトロイア王プリアモスの娘の名前が由来
  • 3枚の萼片が三角形に見える独特の花形
  • 森の妖精という美しい別名を持つ
  • 洋蘭の中でも比較的大型の花を咲かせる

利用方法

観賞用
  • 鉢植えでの室内栽培
  • 温室栽培
  • 切り花
薬用
  • 特に薬用としては使用されない

注意: 観賞用として楽しむ植物です。

食用

食用ではありません。

その他
  • 香料としては使用されない

毒性

症状:

スノードロップ (待雪草)

学名: Galanthus nivalis
科名: ヒガンバナ科

花言葉

  • 恋の最初のまなざし
  • 希望
  • 慰め

特徴

花色:

説明

スノードロップは東ヨーロッパから西アジア原産のヒガンバナ科の小球根植物で、2~3月の寒い時期に白い小さな花を咲かせます。花は下向きに咲き、白い花弁に緑の斑点が入るのが特徴です。日中は花が開き、夜になると花びらが閉じる性質があります。草丈は5~15cmと小さく、雪の中からも顔を出すほど耐寒性が強い植物です。学名のガランサスはギリシャ語でミルクの花という意味で、聖母マリアの花ともたたえられています。

豆知識

  • 16-17世紀の涙滴型真珠のイヤリング「スノードロップ」が名前の由来
  • 日中は花が開き、夜は閉じる特殊な開花習性
  • 雪の中からも顔を出すほど耐寒性が強い
  • イギリスでは2月2日の聖燭祭に咲く花として親しまれている

利用方法

観賞用
  • 庭植え
  • 鉢植え
  • ロックガーデン
薬用
  • 民間療法で使用されることがあるが推奨されない

注意: 球根にアルカロイド系の毒性があるため、取り扱いに注意が必要です。

食用

有毒のため食用不可です。

その他
  • 特に他の用途はない

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 球根, 全草

症状: 摂取すると嘔吐、下痢、頭痛などの中毒症状を引き起こす可能性があります。

キルタンサス (角笛草)

学名: Cyrtanthus
科名: ヒガンバナ科

花言葉

  • 恥ずかしがり屋
  • はにかみ屋
  • 屈折した魅力

特徴

花色:

説明

キルタンサスは南アフリカ原産のヒガンバナ科の小球根植物で、約50種が分布しています。細長い筒状の花が緩やかに湾曲して斜め上から下向きに咲く独特の花姿が特徴で、正面を向かないその姿から「恥ずかしがり屋」という花言葉がつきました。花色はオレンジ、黄、白、朱、ピンクなど多彩で、フルーツのような甘い香りを放ちます。生育サイクルから夏型と冬型に分けられ、冬型は1~3月、夏型は8月に開花します。

豆知識

  • 学名のキルタンサスはギリシャ語で「曲がった花」という意味
  • 正面を向かない花姿から「恥ずかしがり屋」の花言葉
  • フルーツのような甘い香りを放つ
  • 南アフリカに約50種が分布する球根植物

利用方法

観賞用
  • 鉢植え栽培
  • 温室栽培
  • 切り花
薬用
  • 特に薬用としては使用されない

注意: 観賞用として楽しむ植物です。

食用

食用ではありません。

その他
  • 香料として利用される場合がある

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 球根

症状: ヒガンバナ科植物のため、球根には軽度の毒性がある可能性があります。

アネモネ (牡丹一華)

学名: Anemone coronaria
科名: キンポウゲ科

花言葉

  • はかない恋
  • 君を愛す
  • あなたを信じて待つ
  • 真実

特徴

花色:

説明

アネモネは地中海沿岸やヨーロッパ南部原産のキンポウゲ科の多年草で、3~5月に色鮮やかな花を咲かせます。花弁に見える部分は実は萼片で、中央に集まった小さな花が真の花です。青、紫、赤、白、ピンクなど多彩な花色があり、朝に太陽の光を感じると開花し、夕方になると閉じる特徴があります。ギリシャ語で「風」を意味する語源を持ち、風の娘とも呼ばれます。比較的寒さに強く、初心者にも育てやすい球根植物です。

豆知識

  • ギリシャ語で「風」を意味する語源から風の娘と呼ばれる
  • 花弁に見える部分は実は萼片で、真の花は中央の小さな部分
  • 朝に開いて夕方に閉じる日周性の開花習性
  • 100以上の品種が園芸的に栽培されている

利用方法

観賞用
  • 庭植え
  • 鉢植え
  • 切り花
薬用
  • 民間療法で使用されることがあるが推奨されない

注意: プロトアネモニンという毒性成分を含むため、取り扱いに注意が必要です。

食用

有毒のため食用不可です。

その他
  • 特に他の用途はない

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 茎, 葉, 球根

症状: 茎の汁に触れると水ぶくれや皮膚炎を起こし、摂取すると胃腸障害を引き起こす可能性があります。

キャラウェイ (姫茴香)

学名: Carum carvi
科名: セリ科

花言葉

  • 飽くことのない愛
  • 魅惑

特徴

花色:

説明

キャラウェイは西アジアからヨーロッパ原産のセリ科の二年草で、草丈30~60cmに達します。茎は直立し、レース状のニンジンに似た羽状の葉をつけます。2年目の終わりに小さな淡緑色の花が散形花序に咲き、その後三日月型の濃茶色の果実をつけます。この種子は甘い香りとほろ苦い味、プチプチとした食感が特徴で、古代から香辛料として利用されてきました。中世ヨーロッパでは人や物を引き止める力があると信じられ、愛する人が離れていかないよう防ぐ効果があるとされていました。

豆知識

  • 石器時代から栽培されていた最古のスパイスの一つ
  • 中世では盗難防止のお守りとして使用された
  • ヨーロッパのライ麦パンには欠かせないスパイス
  • フェニキア商人によって紀元前3000年頃にヨーロッパに伝来

利用方法

観賞用
  • ハーブガーデン
  • 切り花(花序)
薬用
  • 消化促進
  • 健胃作用
  • 去痰効果

注意: 適量であれば安全ですが、過剰摂取は避けてください。

食用
  • 種子
  • 若葉
その他
  • リキュールの香り付け
  • 石鹸や化粧品の香料

毒性

症状: