聖アグネスの祝日(キリスト教)

聖アグネスの聖名祝日。聖アグネス殉教の日。

キリスト教の聖人アグネスの殉教を記念する祝日です。純潔と信仰の象徴として古くから尊ばれてきました。
聖アグネスは4世紀のローマで殉教したとされる若い女性の聖人であり、その純潔と信仰の強さが称えられています。1月21日は彼女の殉教日として各地の教会でミサや祈祷が行われ、信徒たちが聖アグネスの加護を願います。ヨーロッパをはじめ多くの国で聖名祝日として祝われ、聖人バースデーカードを交換したり、小さな祝宴を催すこともあります。アグネスは羊の象徴と結びつけられることも多く、関連する民俗文化が残る地域もあります。
キリスト教 聖アグネス 聖名祝日

アルタグラシアの聖母の日

国・地域: ドミニカ共和国
ドミニカ共和国で守られるアルタグラシアの聖母を讃える日。国民的信仰の対象として崇敬を集めます。
アルタグラシアの聖母(Nuestra Señora de la Altagracia)はドミニカ共和国の守護聖人とされ、その祝日は1月21日に定められています。首都サントドミンゴや東部のヒグエイにある大聖堂では、多くの巡礼者が集まり、壮大なミサや行列が行われます。地元ではこの日が国民の祝日とされ、家族や友人とともに祈りを捧げ、伝統的な料理を囲んで祝宴を開く習慣があります。宗教行事の一環として、音楽や舞踊、手工芸品の市も開催され、文化的な賑わいを見せます。
アルタグラシアの聖母の日 英語版 ドミニカ共和国

初弘法

国・地域: 日本

弘法大師空海は承和2年3月21日、高野山奥之院にご入定。毎月21日は弘法大師の縁日で、全国の弘法大師ゆかりの寺院で新年最初の縁日、初弘法が催される。

弘法大師の縁日である毎月21日のうち、新年最初に行われる縁日を「初弘法」として祝います。
弘法大師空海は承和2年3月21日に高野山奥之院で入定されたと伝えられ、毎月21日は全国の真言宗寺院で縁日とされています。新年最初の縁日は特に「初弘法」と呼ばれ、多くの参拝者が護摩祈祷や写経、御影供(おみえく)に参加します。高野山や東寺をはじめ、弘法大師ゆかりの寺院では露店や一般参拝者向けの法要が催され、地域の新春行事としても賑わいます。お守りやお札を授かり、新たな一年の平安を願う伝統が息づいています。
日本 空海 高野山