大寒2009年・2010年・2011年)

国・地域: 日本

二十四節気の1つ。太陽の黄経が300度の時で、寒さが最も厳しくなるころ。

二十四節気の一つで、太陽の黄経が300度に達した時期を指します。最も寒さが厳しくなる大寒を祝います。
大寒は一年の中で最も寒い時期を示し、太陽の黄経が300度に達した瞬間を指します。中国をはじめ東アジアの暦で重要視され、農業や生活の節目として古くから用いられてきました。日本では節分や立春と並ぶ季節の変わり目として、結露予防や風邪対策の風習が伝わります。寒さを乗り切る養生法として、薬膳や温かい飲み物を楽しむ習慣も見られます。大寒の期間を経て訪れる立春への期待と、新たな春の兆しを感じさせる日でもあります。
大寒 日本 二十四節気

二十日正月

国・地域: 日本
1月20日に新年の終わりを祝う小正月の行事です。小豆粥を食べて一年の厄を払います。
二十日正月は1月20日に行われる小正月の行事で、古くから新年の締めくくりとして親しまれてきました。地域によっては小豆粥を食べて邪気を払う風習が残っています。前年の厄を祓い、家族や親しい人と無病息災を祈ります。装飾された門松や注連飾りを片付け、新たな年への準備を整える日でもあります。近年では地域交流や伝統継承のイベントとしても開催されることがあります。
二十日正月 日本

殉教者の日

国・地域: アゼルバイジャン

1990年のこの日、独立運動中のアゼルバイジャンの首都バクーにソ連軍が侵攻し、約130人の市民が殺害された。

1990年1月20日のソ連軍侵攻で犠牲になった市民を追悼するアゼルバイジャンの記念日です。
1990年1月20日にソ連軍がバクーに侵攻し、約130人の市民が犠牲となった事件を悼む日です。独立運動の過程で発生したこの悲劇は、アゼルバイジャンにとって国家の誇りと犠牲を象徴しています。記念日は国民の追悼と連帯を深める機会とされ、バクーの殉教者通り(シハルディラー通り)では毎年追悼式が行われます。公式の休暇として定められており、国旗が半旗に掲げられます。若い世代への教育活動やドキュメンタリー上映も行われ、歴史の継承に努めています。
アゼルバイジャン 1990年 バクー

アメリカ合衆国大統領就任式※西暦年が4で割り切れる年の翌年

国・地域: アメリカ合衆国

アメリカ合衆国憲法修正第20条で、大統領の任期は1月20日の正午に終了することとされており、その瞬間から次の大統領の任期が始まる。

アメリカ合衆国大統領の新たな任期開始を宣誓する式典で、通常4年ごと1月20日に行われます。
米国憲法修正第20条によって大統領の任期は1月20日の正午に終了・開始すると定められています。かつては3月4日に就任式が行われていましたが、1933年に修正条項が施行され1月20日に移行しました。式典はワシントンD.C.の連邦議会議事堂前で開催され、最高裁長官が宣誓を執り行います。新大統領の宣誓後には就任演説が行われるのが伝統で、世界中から注目されます。パレードや式典後の祝賀行事も盛大に行われ、国民参加型のイベントとなっています。
アメリカ合衆国大統領就任式 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国憲法修正第20条 大統領

玉の輿の日

国・地域: 日本

1905年のこの日、アメリカの実業家J・P・モルガンの甥のジョージ・モルガンが祇園の芸妓・お雪と結婚した。お雪は「日本のシンデレラ」と呼ばれた。

1905年にアメリカの実業家一族の甥と祇園の芸妓・お雪が結婚した出来事を由来とする日です。
1905年1月20日、J・P・モルガンの甥ジョージ・モルガンが祇園の芸妓・お雪と結婚し、日本の“シンデレラストーリー”として注目されました。お雪は身分の違いを越えた結婚を果たしたことから「玉の輿」の語源ともいわれます。その縁起にあやかろうと、縁結びや結婚に関する願掛けをする日として親しまれています。結婚式や記念日に「玉の輿の日」と称してイベントが企画されることもあります。日本では婚礼文化の一端を担うユニークな記念日として知られています。
日本 1905年 J・P・モルガン お雪

デヴィッド・ボウイの日、ニューヨーク

国・地域: アメリカ合衆国

2016年、ニューヨーク市長のビル・デブラシオが、ニューヨーク・シアター・ワークショップにて上演されたデヴィッド・ボウイによって共同制作された舞台作品『ラザルス』最終公演日の1月20日に、この日を「デヴィッド・ボウイの日(David Bowie Day)」にする声明文を読み上げた。

2016年1月20日にニューヨーク市が『David Bowie Day』を宣言した日です。
ニューヨーク市長ビル・デブラシオは2016年1月20日、デヴィッド・ボウイが共同制作した舞台作品『Lazarus』最終公演に合わせて「David Bowie Day」を宣言しました。申請はニューヨーク・シアター・ワークショップを通じて行われ、公式声明文が市庁舎で読み上げられました。ボウイの音楽や文化的貢献を称えるこの日は、地元の劇場やファンによる追悼イベントが開催されます。演劇や音楽を通じて彼の遺産を継承し、多くのアーティストに影響を与えた功績を再評価する機会となっています。
デヴィッド・ボウイ アメリカ合衆国 ニューヨーク 2016年 ビル・デブラシオ

シマエナガの日、日本記念日協会

国・地域: 日本

日本では北海道のみに分布する野鳥・シマエナガは、寒さが厳しくなると羽毛を膨らませる習性があるため、札幌市在住の写真家・やなぎさわごうが大寒の日である1月20日を「シマエナガが一番丸く膨らみ、かわいい日」であると考えて申請、2019年に受理された。

北海道に生息する野鳥シマエナガの愛らしさを称える記念日です。大寒の日に羽毛を膨らませた姿が最もかわいいとされます。
シマエナガは北海道のみで見られる小さな野鳥で、寒さが厳しくなると体を丸くして羽毛を膨らませます。札幌市在住の写真家やなぎさわごう氏が2019年1月20日の大寒の日を「シマエナガの日」として日本記念日協会に申請し受理されました。この日はシマエナガの生態や保護の重要性を学ぶきっかけとされています。観察会や写真展が北海道内各地で開催され、愛好家や観光客が参加します。かわいらしい姿を撮影した写真コンテストも行われ、SNSなどで話題となります。
シマエナガ 日本 日本記念日協会 分布 札幌市