1979年

奈良市で『古事記』の編者太安万侶の墓誌が出土。

1979年1月20日、奈良市で古事記の編者・太安万侶の墓誌が出土しました。
奈良市内の発掘調査中に、奈良時代の歴史資料として貴重な太安万侶(おおのやすまろ)の墓誌が発見されました。墓誌には氏名や没年、位階などが詳細に記されており、『古事記』編纂に関わる実証資料として学術的価値が高いとされました。この出土は日本最古の歴史書編纂に携わった人物の実在を裏付け、古代史研究に新たな知見をもたらしました。
1979年 奈良市 古事記 太安万侶