01月20日の命日 | calendar.web-standard.org

1343年

ロベルト

(1277 - 1343)

ナポリ王

1309年から1343年までナポリ王として君臨したアンジュー家の王。文化と法治の庇護者として知られる。

アンジュー家の出身で、1309年にナポリ王位を継承した。シチリア王国の領有をめぐってアラゴン王との抗争を繰り広げた。文学や芸術の庇護者としても知られ、ペトラルカをはじめ多くの学者や詩人を宮廷に迎えた。財政改革や法典編纂にも着手し、ナポリの統治機構を整備した。1343年1月20日に没し、「賢王」の異名を残した。

1343年ロベルトナポリ 1277年

応永19年12月18日

上杉憲定

(1375 - 1413)

関東管領

室町時代の関東管領として関東地方を統治した武将。上杉氏の有力家臣として幕政に参与した。

1375年に生まれ、上杉氏の一族として頭角を現した。応永の乱や関東の内乱鎮圧に尽力し、関東管領として守護大名たちの調整役を担った。足利将軍家との結びつきを重視し、幕府の権威維持に貢献した。1413年12月18日に没し、その死後も上杉氏の支配体制は機能を維持した。関東地方の安定に寄与した功績が評価されている。

1413年応永 12月18日上杉憲定関東管領 1375年

成宗25年12月24日

成宗

(1457 - 1495)

第9代李氏朝鮮国王

李氏朝鮮の第9代国王。学問と文化の振興に力を注ぎ、朝鮮の黄金時代を支えた。

1457年に生まれ、1469年に即位した。中央集権の強化と科挙制度の整備を進め、優秀な人材登用に注力した。『東国通志』などの編纂事業を支援し、学問と文化の発展に貢献した。領内の地方官制度を整備し、民政の安定化にも努めた。1495年12月24日に逝去し、後継の燕山君へ王位を継承させた。

1495年 12月24日成宗李氏朝鮮 1457年

天正14年12月12日

長宗我部信親

(1565 - 1587)

戦国武将

土佐国の戦国大名・長宗我部元親の次男で武将。若くして合戦に参加し、戦場で討死した。

1565年に生まれ、父・元親の下で早くから軍事訓練を受けた。天正14年（1587年）12月12日の攻城戦に従軍し、奮戦中に戦死した。九州征伐など父の遠征にも参陣し、武勇を称えられたが、家督継承前に若くして没した。長宗我部氏の家中からも惜しまれ、後世にその勇姿が語り継がれている。

1587年天正 12月12日長宗我部信親戦国武将 1565年

天正14年12月12日

本山親茂

(1545 - 1587)

戦国武将

本山親茂 1545年

1606年

アレッサンドロ・ヴァリニャーノ

(1539 - 1606)

イエズス会の宣教師、カトリック教会の司祭

イエズス会の宣教師カトリック教会の司祭

イタリア出身のイエズス会宣教師。東アジアでの伝道に文化適応策を導入し、日本・中国布教を指揮した。

1539年に生まれ、1564年にイエズス会に入会した。インド・ゴアを拠点に活動した後、1579年に日本へ派遣され、教義の現地適応を推進した「適応策」を提唱。1582年に中国で宣教を統括し、官僚や学者との対話を重視した。滞在中に多くの文書を残し、東アジア布教の基盤を築いた。1606年に没後も彼の考えは宣教師たちに受け継がれた。

1606年アレッサンドロ・ヴァリニャーノイエズス会カトリック教会 1539年

1612年

ルドルフ2世

(1552 - 1612)

神聖ローマ皇帝

16世紀末から17世紀初頭の神聖ローマ皇帝。プラハ宮廷で芸術と科学を熱心に保護した改革的君主。

1552年に生まれ、1576年に神聖ローマ皇帝に即位。プラハを中心に錬金術や天文学の研究者を集め、アルケミーの実験を奨励した。ティツィアーノやアルチンボルドなどの美術家を庇護し、ルネサンス文化を発展させた。政治面では宗教戦争前夜の混乱を収めきれず権威を失った。1612年1月20日に没し、多数の美術品と文献を後世に遺した。

1612年ルドルフ2世神聖ローマ皇帝 1552年

1666年

アンヌ・ドートリッシュ

(1601 - 1666)

フランス王ルイ13世の王妃

スペイン出身のブルボン朝王妃。ルイ13世の王妃として影響力を持ち、息子ルイ14世の摂政を務めた。

1601年に生まれ、1615年にフランス王ルイ13世と結婚して王妃となった。夫の死後、幼帝ルイ14世の摂政としてマザランと共に政治を主導。三十年戦争後の外交を取り仕切り、フランスの国力強化に寄与した。文化と芸術の庇護者としても知られ、ヴェルサイユ宮殿の整備にも関与した。1666年に没し、長い政治的影響を皇室にもたらした。

1666年アンヌ・ドートリッシュフランス王ルイ13世 1601年

1720年

ジョヴァンニ・マリア・ランチージ

(1654 - 1720)

医師

イタリアの医学者・解剖学者。循環器系疾患の研究で先駆的な業績を残した。

1654年にローマで生まれ、サピエンツァ大学で医学を学んだ。教皇クレメンス11世の侍医に任じられ、公衆衛生や疫学の研究を推進。著書『マラリアの悪しき発散について』などでマラリアの病因を考察し、心臓弁膜症の病理を初めて詳細に記述した。解剖学者としての観察を基に『心臓・大血管の解剖』などを刊行し、近代循環器学の基盤を築いた。1720年に没し、その功績は後世の医学研究に大きな影響を与えた。

1720年ジョヴァンニ・マリア・ランチージ英語版 1654年

享保6年12月4日

松平吉邦

(1681 - 1722)

第6代福井藩主

江戸時代中期の福井藩第6代藩主。徳川氏分家出身の大名として藩政を担った。

1681年に生まれ、享保期に家督を継承して福井藩を治めた。領内の財政再建と治安維持に努め、藩士団の組織改革を進めた。幕府との連携を心がけ、領民の産業振興にも取り組んだ。享保6年12月4日（1722年1月20日）に逝去し、跡を子が継承した。

1722年享保 12月4日松平吉邦福井藩主 1681年

1745年

カール7世

(1697 - 1745)

神聖ローマ皇帝

神聖ローマ皇帝（在位1742年 - 1745年）、ヴィッテルスバッハ家出身の君主。

カール7世（1697年 - 1745年）は、神聖ローマ帝国の皇帝として1742年に即位しました。彼はヴィッテルスバッハ家出身で、ハプスブルク家に対抗する最初の皇帝となりました。オーストリア継承戦争ではバイエルン選帝侯として戦い、イタリアやドイツの領地を巡る抗争に関与しました。皇位を得るためにフランスと同盟関係を結びましたが、統治は短命に終わりました。彼の即位は神聖ローマ帝国の政治的均衡を大きく揺るがしました。

1745年カール7世 1697年

1767年

エティエンヌ・ド・シルエット

(1709 - 1767)

フランス王国ブルボン朝の貴族

フランス王国の財務総監を務め、シルエットという言葉の由来となった貴族。

エティエンヌ・ド・シルエット（1709年 - 1767年）は、フランス王ルイ15世の下で財務総監を務めた貴族です。厳格な財政再建策を推進し、税制改革や支出抑制を強力に実施しました。その節約志向が批判され、簡易な人物の輪郭を紙に切り取るシルエット画が一時的に流行したことから、「シルエット」という言葉の語源となりました。彼の政策は財政赤字の一時的な削減に寄与しましたが、貴族階級や貧困層から反発を招きました。生涯を通じてフランス財政の安定化に努めました。

1767年エティエンヌ・ド・シルエットフランス王国ブルボン朝 1709年