明恵上人改開山忌
国・地域:
日本
紀伊国有田郡石垣庄出身で、華厳宗中興の祖・明惠上人は、1232年(寛喜4年)1月19日(新暦1232年2月11日)に遷化。この日、明恵上人が開いた高山寺では、明恵上人を偲ぶ法要が営まれる。なお、明恵は栄西からもらった茶の種子を栂尾や宇治・五ケ庄大和田の里に蒔き、茶の普及のきっかけを作ったことでも知られている。
高山寺を創建した華厳宗の僧・明恵上人の入寂忌。毎年法要が営まれ、偉業を偲びます。
明恵上人改開山忌は、華厳宗中興の祖とされる明恵上人の1232年1月19日(新暦2月11日)の遷化を偲ぶ法要日です。高山寺では毎年この日に法要や茶会が開かれ、明恵上人の業績を振り返ります。栄西から授かった茶の種子を蒔き、日本茶の普及に大きく貢献したことでも知られています。寺宝や書籍の展示、講演会が行われ、参拝者は宗教的な敬虔さと歴史的な教えに触れることができます。禅文化や茶道史を学ぶうえで重要な行事のひとつです。
日本
華厳宗
1232年
2月11日
高山寺
栄西