天正13年11月29日

天正地震。飛騨国の帰雲城が埋没するなど日本中部で被害甚大。

日本中部を襲った天正地震により、飛騨国の帰雲城などで大規模な地盤沈下や土砂崩れが発生しました。
1586年(天正13年11月29日)、現在の岐阜県飛騨地方を中心に巨大地震が発生。 帰雲城は地すべりにより土砂の下に埋没し、多くの住民が巻き込まれました。 推定マグニチュード7以上ともいわれる被害は、中部山岳地帯の集落や交通路に甚大な影響を及ぼしました。 当時の記録や伝承から、人々は地震の激しさと山崩れの恐怖を語り継いでいます。 日本史上でも最古級に挙げられる大地震の一つとして知られています。
1586年 天正 11月29日 天正地震 飛騨国 帰雲城
1955年

宇部港沖合でアメリカ海軍艦ゼネラル・パトリック(13000トン)が気帆船三重丸(170トン)に追突。気帆船が沈没して5人死亡、重軽傷2人。

1955年、宇部港沖で米海軍艦『ゼネラル・パトリック』が気帆船三重丸に追突し、沈没事故が発生しました。 5名が死亡、2名が重軽傷を負いました。
昭和30年(1955年)1月18日早朝、宇部港沖においてアメリカ海軍輸送艦ゼネラル・パトリック(約13000トン)が気帆船三重丸(約170トン)に衝突しました。 衝突の衝撃で三重丸は瞬時に浸水し、船体は沈没、乗組員5名が死亡、2名が重軽傷を負いました。 救助活動は海上保安庁や周辺の漁船によって行われ、負傷者は速やかに医療機関へ搬送されました。 事故原因は航行中の見張り不足や航路の混雑などが指摘され、日米間でも責任問題が取り沙汰されました。 この事件は戦後復興期の海上安全対策の重要性を浮き彫りにしました。
1955年 宇部港 アメリカ海軍
1977年

グランヴィル鉄道事故が発生、死者83名、重軽傷者210名以上の大惨事に。

オーストラリア・グランヴィルで列車脱線事故が発生し、83名が死亡した。
1977年1月18日、オーストラリア・シドニー郊外のグランヴィル駅付近で列車脱線事故が発生した。 保線作業中の鉄橋の一部が崩落し、通過中の列車がそのまま橋脚に衝突した。 車両数両が橋桁ごと転落し、83名が死亡、210名以上が重軽傷を負う大惨事となった。 これはオーストラリア史上最悪の鉄道事故とされ、その後の鉄道安全基準強化につながった。 事故後の調査では老朽化した橋梁の点検体制や避難誘導の課題が浮き彫りになった。
1977年 グランヴィル鉄道事故
1984年

三井有明鉱火災事故: 福岡県の三井三池鉱業所の有明鉱坑内で火災が発生。旧式ベルトコンベヤーの整備不良から発火し、一酸化炭素中毒で83人死亡、負傷者十数人を出した。

福岡県の三井三池鉱業所有明鉱坑内で火災が発生し、83名が死亡した。
1984年1月18日、福岡県の三井三池鉱業所有明鉱坑内で火災事故が発生した。 旧式ベルトコンベヤーの整備不良により発火し、一酸化炭素が坑内に充満した。 救助活動が困難を極め、結果的に83名が一酸化炭素中毒で死亡、数十名が負傷した。 事故後の調査で安全管理体制の不備が明らかとなり、鉱山労働安全規則の見直しが行われた。 この惨事は日本の鉱山事故の歴史において最悪級とされ、労働安全意識を高める契機となった。
1984年 三井有明鉱火災事故 福岡県 三井三池鉱業所 一酸化炭素中毒
2017年

イタリア、ファリンドラにあるリゾートホテルに雪崩が直撃して29人が死亡。

2017年1月18日、イタリアのファリンドラでリゾートホテルが雪崩に襲われ、29人が死亡した。
イタリア中部のリゾート地ファリンドラでは、深夜に発生した大規模な雪崩がホテルを直撃しました。 雪の塊が建物を押しつぶし、多くの宿泊客が逃げ遅れました。 救助隊は付近の住民や観光客と協力し、雪の下からの救出作業を進めました。 しかし悪天候と雪の重みにより、迅速な捜索が困難を極めました。 最終的に29人の死亡が確認され、リゾート地の安全対策の見直しが求められる事態となりました。
2017年 イタリア ファリンドラ リゾートホテル 雪崩