おむすびの日

国・地域: 日本

JA等でつくる「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が2000年11月に制定し、公益社団法人米穀安定供給確保支援機構が2018年に引き継いだ記念日。阪神大震災では、ボランティアの炊き出しが被災者を大いに励ましたことから、いつまでもこの善意を忘れないために大震災の発生した日とした。

阪神大震災の炊き出しで被災者を支えたおむすびの善意を忘れず、ごはんの大切さを伝える日です。
2000年11月にJA等が「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」として制定し、2018年に公益社団法人米穀安定供給確保支援機構が引き継ぎました。 阪神・淡路大震災の被災地でボランティアによるおむすびの炊き出しが人々を励ましたことに由来します。 おむすびは日本人にとって身近な伝統食であり、支え合いの象徴ともされています。 この日は学校や地域、家庭などでおむすびを食べるイベントや炊き出し訓練が行われます。 災害時の食料備蓄や防災意識向上にもつながる大切な記念日です。 日常の食生活を見直し、地域コミュニティの絆を深める機会にもなっています。
おむすび 日本 JA 2000年

防災とボランティアの日

国・地域: 日本

1995年に発生した阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)に由来し、閣議で制定された。ボランティア活動が大きな力になったことから、災害への備えとともに、ボランティアの大切さを認識する日とされている。

阪神・淡路大震災でのボランティア活動の意義を学び、防災と助け合いの大切さを考える日です。
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の教訓を風化させず、防災意識とボランティア活動の重要性を広めるため、閣議決定で制定されました。 この日に合わせて、全国各地で防災訓練や地域防災会議が開催されます。 ボランティアセンターの解説や募金活動、災害時の支援方法に関するセミナーも行われます。 学校や企業では、災害対応のマニュアル確認や訓練、防災グッズの点検が推奨されます。 地域住民同士が助け合う仕組みづくりや、若年層へのボランティア参加促進にもつながっています。 災害に強い社会と、相互扶助の精神を育む大切な記念日です。
防災とボランティアの日 日本 1995年 阪神・淡路大震災 兵庫県南部地震 閣議 ボランティア

ひょうご安全の日兵庫県)

国・地域: 日本

阪神・淡路大震災の経験と教訓を継承するとともに、いつまでも忘れることなく、安全で安心な社会づくりを期する日として、兵庫県が2006年に制定。県民に減災活動の実践を呼びかけるとともに、「防災力強化県民運動」を推進。

阪神・淡路大震災の教訓を継承し、安全・安心な社会づくりを推進する日。県民とともに減災活動を実践します。
2006年に兵庫県が制定した県民向けの記念日です。 1995年の阪神・淡路大震災で得た教訓を風化させず、減災意識の向上を図ります。 「防災力強化県民運動」の一環として、講演会や防災訓練、ワークショップが各地で行われます。 学校や自治体、企業も参加し、避難経路の確認や非常食の備蓄点検を実施します。 地域の防災リーダー育成や、住民同士の連携強化を目指した交流イベントも開催されます。 日常生活における安全対策意識を高め、災害に強いコミュニティづくりを後押しします。
日本 兵庫県 兵庫県 2006年

はだか胴上げまつり

国・地域: 日本

新潟県糸魚川市の藤崎観音堂で、毎年行われる小正月行事。身を清め六尺ふんどしをしめた裸の若衆が、その年の厄年の人をつかまえて「サッシャゲ、サッシャゲ」のかけ声とともに堂内を歩き、天井に向かって放り上げる。

新潟県糸魚川市の小正月行事で、六尺ふんどし姿の若衆が厄年の人を胴上げする力強い伝統祭りです。
毎年1月17日頃に新潟県糸魚川市の藤崎観音堂で開催される伝統行事です。 身を清めた若衆が六尺ふんどし姿で「サッシャゲ、サッシャゲ」の掛け声とともに厄年の人を胴上げします。 この行事は厄払いと無病息災を願う風習で、地域の安全と健康を祈願しています。 観客も祭りの迫力と熱気を楽しみながら、伝統芸能としての魅力を味わえます。 参加者は地元住民を中心に、年齢や性別を問わず誰でも見学可能です。 地域の結束を深めるとともに、若い世代への伝統継承の場ともなっています。
日本 新潟県 糸魚川市

尾崎紅葉祭

国・地域: 日本

静岡県熱海市で、熱海の名を全国に知らしめた『金色夜叉』の著者尾崎紅葉をしのぶ祭りが開催される。小説で主人公の貫一と恋人のお宮が熱海海岸で泣き別れとなった日にちなみ、毎年この日に実施されている。

『金色夜叉』の著者・尾崎紅葉を偲び、小説にゆかりの熱海海岸で開催される文学祭です。
静岡県熱海市で毎年1月17日に行われる文学祭です。 尾崎紅葉の代表作『金色夜叉』で主人公貫一とお宮が熱海海岸で別れた日にちなみます。 市内の文学散歩ツアーや作品朗読会、講演会が開催され、紅葉の文学世界に触れられます。 熱海梅園の見学や書籍の展示、地元作家との交流イベントも行われます。 文学ファンだけでなく、観光客や地域住民にも人気のある催しです。 尾崎紅葉の業績をたたえ、静岡の文化振興に貢献する機会となっています。
日本 静岡県 熱海市 金色夜叉

国府台辻切り

国・地域: 日本

千葉県市川市の国府台天満宮で行われる民俗行事。辻切りは、人畜に危害を与える悪霊や悪疫が村に入ってこないように村の出入り口にあたる四隅の辻を霊力で遮断してしまうことから起こった。国府台辻切りは、市内の休耕田で子どもたちが栽培した水穂のわらを使って体長約3mの大蛇を4本作り、御神酒を含ませ魂入れをし、町の四隅にある木に頭を外に向けて結びつける。大蛇は翌年まで風雨にさらされながら町内安全のため眼を光らせる。

千葉県市川市の国府台天満宮で行われる、悪霊や悪疫を防ぐ伝統的な辻切りの儀式です。
市川市の国府台天満宮で毎年1月17日に実施される民俗行事です。 村の出入り口を守る「辻切り」として、長さ約3mの大蛇4本をわらで作ります。 子どもたちが育てた水穂のわらに御神酒を含ませ魂入れを行い、町の四隅の木に結びつけます。 大蛇はそのまま一年間風雨にさらされ、悪疫や災厄から地域を守ると信じられています。 地域住民が参加し、伝統技術や共同作業を通じて絆を深める機会となっています。 古くから伝わる信仰と民間信仰が色濃く残る貴重な文化遺産です。
日本 千葉県 市川市

聖アントニウスの聖名祝日(イタリア、スペインなどのキリスト教諸国)

動物の守護聖人、聖アントニウスの祝日で、動物の祝福が行われる。スペインの町サン・バルトロメ・デ・ピナレスでは、1月16日、前夜祭として動物を清める伝統行事「ルミナリアス」が行われる。

動物の守護聖人である聖アントニウスを祝う日で、動物の祝福儀式が行われます。
イタリアやスペインをはじめとするキリスト教諸国で1月17日に祝われる宗教的祝祭日です。 聖アントニウスは動物の守護聖人とされ、多くの教会で動物の祝福式が実施されます。 スペインのサン・バルトロメ・デ・ピナレスでは前夜に「ルミナリアス」と呼ばれる動物清めの伝統行事が行われます。 市民は自家のペットや家畜を連れて教会を訪れ、神父から祝福を受けます。 宗教行事としての厳かな雰囲気と、動物との絆を深めるやさしい儀式が魅力です。 中世以来続く伝統が現代にも受け継がれ、地域文化として根づいています。
聖アントニウス 聖名祝日 イタリア スペイン キリスト教 動物の祝福 1月16日