01月17日の命日 - 政治家・指導者

395年

テオドシウス1世

(347 - 395)

ローマ帝国皇帝

ローマ帝国の最後の全帝国皇帝で、キリスト教を国教化した宗教政治家。

テオドシウス1世は347年に生まれ、395年にローマ帝国の単一皇帝として即位しました。彼は帝国を東西に分割することなく統一を維持し、キリスト教を国教と定めたことで知られます。コンスタンティノープルで公会議を開催し、正統信仰の確立に努めました。また、『テオドシアヌス法典』を編纂し、法制の整備に大きく貢献しました。首都の城壁（テオドシウスの城壁）は彼の名を冠し、防衛拠点として重要な役割を果たしました。 395年の崩御後も、彼の統治と宗教政策は西洋史に深い影響を残しました。

395年テオドシウス1世ローマ帝国皇帝 347年

1468年

スカンデルベグ

(1405 - 1468)

中世アルバニアの君主

オスマン帝国に対抗し、アルバニアの独立を守った中世の愛国的君主。

スカンデルベグ（欧名: ジェルジ・カストリオティ）は1405年に生まれ、オスマン帝国の人質として幼少期を過ごしました。 1443年にオスマン帝国からの離反を宣言し、アルバニア山岳地帯を拠点にゲリラ戦を展開しました。彼はクルヤ城を防衛拠点とし、度重なる包囲戦を撃退しました。ローマ教皇庁やイタリア諸侯と同盟を結び、バルカンへのオスマン進出を防ぎました。 1468年に没するまで約25年間にわたり抵抗を続け、アルバニアの英雄として尊崇されました。その武勇と戦術は後世に語り継がれ、民族的なシンボルとなっています。今日もアルバニア国民にとって独立精神の象徴とされています。

1468年スカンデルベグアルバニア 1405年

1893年

ラザフォード・B・ヘイズ

(1822 - 1893)

政治家、第19代アメリカ合衆国大統領

政治家第19代アメリカ合衆国大統領

第19代アメリカ合衆国大統領（1877-1881）。争点となった1876年の大統領選を制し、南部復興を終結させた。

ラザフォード・B・ヘイズはアメリカの政治家で、1877年から1881年まで第19代大統領を務めました。彼の就任は1876年大統領選の激しい争いと選挙人団の決定を経た妥協の産物とされ、南北戦争後のレコンストラクション政策を終結させる一因となりました。公共事業の推進や教育機関の整備に注力し、連邦職の改革にも取り組みました。退任後は人種間の和解や元兵士の福祉向上に尽力し、公正な政治の模範と評価されました。

1893年ラザフォード・B・ヘイズアメリカ合衆国大統領 1822年

1961年

パトリス・ルムンバ

(1925 - 1961)

政治家

コンゴ民主共和国の初代首相として独立運動を指導した政治家。

1925年にコンゴで生まれ、独立運動の先頭に立って祖国の自由を勝ち取った。 1960年に初代首相に就任し、汚職撲滅と近代化を掲げた。冷戦下の東西対立に翻弄され、国外勢力の介入によって政治基盤が揺らいだ。 1961年、クーデターで失脚し、わずか36歳で暗殺された。その死はアフリカ解放運動の象徴として今も語り継がれている。

パトリス・ルムンバ 1925年

1967年

安平鹿一

(1902 - 1967)

労働運動家、政治家

労働運動家政治家

日本の労働運動家・政治家。労働者の権利向上に尽力した。

1902年に生まれ、労働組合運動を通じて労働条件の改善を訴えた。戦後の社会改革期には政界へも進出し、労働政策の立案に携わった。社会保障や労働法制の整備を推進し、庶民の暮らし向上を目指した。講演や執筆を通じて幅広い支持を集め、労働界の重鎮となった。 1967年に逝去し、その業績は今日の労働運動にも影響を与え続けている。

1967年安平鹿一 1902年

1978年

小沼正

(1911 - 1978)

右翼活動家

日本の右翼活動家。戦後の保守運動に関与した人物。

1911年に生まれた小沼正は、戦後の日本において右翼活動に従事しました。主に保守的な政治運動を支援し、各種団体で活動を展開しました。彼の活動は当時の政治状況に影響を与え、後の右翼運動にも繋がりました。1978年に没するまで、一貫して国家主義的立場を掲げました。詳細な経歴や活動内容については記録が限られています。

1978年小沼正 1911年

1984年

溝渕増巳

(1900 - 1984)

官僚、政治家、元高知県知事

官僚政治家元高知県知事

日本の官僚・政治家。高知県知事を務めた。

1900年に生まれた溝渕増巳は、大蔵省出身の官僚として政府に勤務した後、政治家に転じました。1959年から1967年まで高知県知事を務め、地域振興やインフラ整備を推進しました。特に農業政策や道路整備に注力し、県の発展に寄与しました。引退後も地方行政のアドバイザーとして活動し、若手行政官を指導しました。1984年に没し、その行政手腕は現在でも高知県の歴史に残っています。

1984年溝渕増巳高知県知事 1900年

1984年

児玉誉士夫

(1911 - 1984)

右翼活動家

日本の右翼活動家・実業家。戦後の政治工作で大きな影響を持った。

児玉誉士夫は1911年に生まれ、戦後の日本における右翼運動の中心人物として知られました。かつては政府高官や政治家と交友を深め、政治資金や情報工作に深く関与しました。戦後復興期には実業界にも進出し、様々な企業活動を展開しました。その一方で、極右団体の運営や政治犯釈放運動などにも携わりました。1984年に没するまで、日本の保守運動に大きな影響を与え続けました。

児玉誉士夫右翼 1911年

1991年

オーラヴ5世

(1903 - 1991)

ノルウェー国王

ノルウェーの国王（在位1957–1991）。近代ノルウェーの象徴的存在。

オーラヴ5世は1903年に生まれ、1957年に父ハーコン7世の後を継いでノルウェー国王となりました。国民との親しみやすい人柄で『国民の王』と呼ばれ、憲法君主制の下で象徴的な存在として支持を集めました。第二次世界大戦中は亡命政府に参加し、抵抗運動を支援しました。在位中はスポーツ振興や国際親善にも力を入れました。1991年に逝去し、長年にわたり国を統一する役割を果たしました。

オーラヴ5世ノルウェー 1903年

1993年

高良とみ

(1896 - 1993)

婦人運動家、政治家

婦人運動家政治家

日本の婦人運動家・政治家。女性の参政権獲得や社会進出に尽力した。

1896年に生まれ、女性の教育や参政権拡大を求める運動に早くから参加。戦前には婦人会などでリーダーシップを発揮し、女性の権利向上に貢献した。戦後は政治家としても活動し、男女平等や福祉政策の推進に尽力した。

1993年高良とみ婦人運動家 1896年

1994年

関口恵造

(1926 - 1994)

歯科医師、政治家

歯科医師政治家

日本の歯科医師・政治家。医療と地域行政の発展に尽力した。

1926年に生まれ、歯科医師として地域医療に従事。後に地方議会議員として当選し、保健衛生や福祉政策の推進に尽力した。高齢者や障がい者支援にも注力し、地域住民の信頼を集めた。

関口恵造 1926年

2005年

趙紫陽

(1919 - 2005)

元中国共産党総書記、国務院総理

元中国共産党総書記国務院総理

1919年生まれの中国の政治家。中国共産党総書記や国務院総理を歴任しました。2005年1月17日に逝去。

1919年に生まれ、中国共産党の政治家として活躍しました。中国共産党総書記として党の最高指導者を務めました。国務院総理（首相）として政府運営に携わり、国家政策を実行しました。政治改革や経済開放に取り組み、その手腕で評価を受けました。 2005年1月17日に逝去し、中国近現代史に大きな足跡を残しました。

趙紫陽中国共産党国務院総理（中華人民共和国の首相） 1919年