01月16日の出来事 - 交通・インフラ

1889年

水戸鉄道・小山駅水戸駅間（現在の水戸線全線と常磐線の一部）が開業。

1889年、小山駅から水戸駅間が開業し、現在の水戸線と常磐線の一部が整備された。

1889年1月16日、水戸鉄道が小山駅から水戸駅間を開業させ、現在の水戸線全線と常磐線の一部が完成しました。路線は茨城県内を縦断し、地域の物資輸送や旅客輸送に大きく寄与しました。開業当初は蒸気機関車が運行され、地元経済の発展を支える重要な交通網となりました。その後、電化や複線化が進み、現在も通勤・観光ルートとして頻繁に利用されています。地域の結節点として、沿線の都市や農村の発展に貢献し続けています。

1889年小山駅水戸駅水戸線常磐線

1911年

国鉄が車両称号規定を定める。

1911年、日本国有鉄道が車両称号規定を制定し、車両番号の体系化を図った。

1911年1月16日、国鉄（当時の日本国有鉄道）は車両称号規定を正式に制定しました。それまで鉄道車両の呼称や番号は各官営鉄道で異なっていましたが、統一規定により一元管理が可能となりました。車両の種別や用途に応じた称号体系が整備され、保守管理や運行計画が効率化しました。この規定は後の国鉄時代を通じて維持され、現在のJRグループにおける車両番号の基礎となっています。規定策定により、鉄道運営の近代化が一歩進む契機となりました。

1911年

1962年

建設省が全国の主要国道にガードレール設置を決定。

1962年1月16日、建設省が主要国道へのガードレール設置を全国で義務化する方針を決定しました。

1962年1月16日、建設省（現国土交通省）は全国の主要国道にガードレールを設置する方針を正式に決定しました。交通事故による死傷者の多発を受け、高速道路や幹線道路の安全性向上が求められていた背景があります。ガードレールの設置は転落事故や正面衝突を防ぎ、道路利用者の安全確保に寄与しました。この政策により道路の設計基準が改定され、以降のインフラ整備に大きな影響を与えました。現在でもガードレールは道路安全の基本的な設備として欠かせない存在です。

1962年建設省国道ガードレール

1969年

アメリカ合衆国初の実用高速列車「メトロライナー」が営業運転を開始する。

アメリカ合衆国初の実用高速列車『メトロライナー』がニューヨーク〜ワシントン間で営業運転を開始。鉄道の高速化時代の幕開けとなりました。

1969年1月16日、アメリカ合衆国東海岸で初の実用高速列車『メトロライナー』が営業運転を開始しました。この列車は当時の最新技術を駆使し、従来の旅客列車よりも高速・快適な移動を実現しました。最高速度は約200km/hに達し、ニューヨーク〜ワシントン間を3時間以内で結びました。路線には専用の線路と車両が導入され、近代的な車内デザインや空調設備も特徴的です。メトロライナーの成功はその後のアメリカ国内外での高速鉄道開発にも影響を与えました。

アメリカ合衆国高速列車メトロライナー