01月16日の誕生日 | calendar.web-standard.org

1362年

(1362 - 1392)

ロバート・ド・ヴィアー (アイルランド公) イングランドの貴族

イングランドの貴族で、アイルランド公およびオックスフォード伯の称号を持った人物。

14世紀イングランドで活躍した貴族。リチャード2世の寵臣として若くして権勢を誇り、オックスフォード伯位を継承した後、アイルランド公に叙せられた。しかし貴族間の反発を招き、地位を剥奪されて追放された。亡命先で生涯を過ごし、1392年に没した。

1362年ロバート・ド・ヴィアー (アイルランド公) 1392年

文禄2年11月25日

前田利常

(1594 - 1658)

第3代加賀藩主

江戸時代前期の大名で、加賀藩を治めた第3代藩主。

1594年に前田利長の次男として生まれ、1614年に家督を継いで第3代加賀藩主となった。藩政では財政基盤の安定化を図り、金山開発や金箔・銀箔生産を奨励した。藩の産業振興として交易や商業活動の活発化にも努め、幕府との関係強化にも寄与。文化面では茶の湯や和歌などの文芸を保護し、金沢城下の文化的発展を促進。1658年に没し、加賀藩の繁栄に貢献した。

1594年文禄 11月25日前田利常加賀藩主 1658年

元文元年12月16日

板倉勝任

(1737 - 1766)

第5代福島藩主

江戸時代中期の大名で、福島藩を治めた第5代藩主。

1737年に生まれ、1752年に第5代福島藩主となった。藩政では財政再建を最優先とし、倹約令を発布して支出削減に努めた。治水事業や農業振興を奨励し、領内の産業基盤強化を図った。学問尊重の姿勢から藩校の整備にも取り組み、改革派大名として評価される。1766年に没し、その藩政改革は後継者にも引き継がれた。

1737年元文 12月16日板倉勝任福島藩主 1766年

1749年

ヴィットーリオ・アルフィエーリ

(1749 - 1803)

劇作家

18世紀イタリアの劇作家で、イタリア近代演劇の先駆者とされる。

1749年にピエモンテ州アスティで生まれる。若い頃にフランスに滞在し、文学と演劇を深く学ぶ。帰国後、イタリア語による本格的な悲劇作品を発表し、近代イタリア演劇の基礎を築いた。古典的要素と新古典主義を融合させた文体で、個人の情熱や政治的自由をテーマに描いた。精力的に執筆を続け、1803年に没するまで祖国の文化的発展に寄与した。

1749年ヴィットーリオ・アルフィエーリ劇作家 1803年

寛延元年11月28日

松平直泰

(1749 - 1804)

第4代明石藩主

江戸時代中期の大名で、明石藩第4代藩主。

1749年に松平家の一門として生まれ、家督を継いで第4代明石藩主となった。藩政では財政再建のために倹約を徹底し、農村整備や年貢体系の見直しを行った。学問奨励にも取り組み、藩校の教育内容を充実させた。文化面では江戸との交流を深め、茶の湯や和歌の振興を支援。1804年に没し、その実直な藩政運営は評価された。

寛延 11月28日松平直泰明石藩主 1804年

文化11年12月22日

松平頼胤

(1811 - 1877)

第10代高松藩主

江戸時代後期の大名で、高松藩第10代藩主。

1811年に高松藩家臣の家に生まれ、1824年に第10代藩主として家督を継承。藩政では財政再建を目的に塩田開発や海防強化に取り組み、産業振興を図った。学問事業も奨励し、蘭学や洋学の研究が進展する土台を築いた。1868年の明治維新を経験し、1871年の廃藩置県後は華族として東京に移住。1877年に没し、新しい時代への移行期を生きた。

1811年文化 12月22日松平頼胤高松藩主 1877年

文化11年12月7日

鍋島直正

(1815 - 1871)

第10代佐賀藩主

江戸時代後期の大名で、佐賀藩第10代藩主。

1815年に鍋島家の当主として生まれ、1842年に第10代佐賀藩主となった。藩政改革として殖産興業を推進し、製塩や製糸などの産業育成に努めて財政再建を果たした。軍事面でも洋式兵学を導入し、藩士の教育改革を進めた。幕末の動乱期には社会改革運動にも関与し、近代日本の基盤づくりに貢献した。1871年に没し、その功績は高く評価される。

1815年 12月7日鍋島直正佐賀藩主 1871年

1816年

ジョン・パーマー・アッシャー

(1816 - 1889)

政治家、第7代アメリカ合衆国内務長官

政治家第7代アメリカ合衆国内務長官

19世紀アメリカの政治家で、第7代アメリカ合衆国内務長官を務めた。

1816年にインディアナ州で生まれ、弁護士として活動を開始した後、地元政治に進出。1863年よりリンカーン大統領の内務長官として公共用地の管理や先住民政策を担当し、南北戦争終結期の内政を支えた。任期中には西部開拓への支援や連邦財産の保護に力を注いだ。退任後は再び法律業務に従事し、公共事業顧問として活躍。1889年に没し、インフラ整備への貢献が知られる。

1816年ジョン・パーマー・アッシャー政治家アメリカ合衆国内務長官 1889年

1821年

ジョン・ブレッキンリッジ

(1821 - 1875)

政治家、第14代アメリカ合衆国副大統領

政治家第14代アメリカ合衆国副大統領

アメリカ合衆国の政治家で、第14代副大統領を務めた。

1821年にケンタッキー州で生まれ、バージニア大学で法学を学ぶ。弁護士として成功した後、1857年から1861年までブキャナン政権下で第14代副大統領を務めた。南北戦争開戦直前の政局に関与し、上院議員としても活動。戦後は法曹界に復帰し、カナダへ亡命して晩年を過ごした。1875年に没し、南北戦争前後の米国政治史に名を残す。

1821年ジョン・ブレッキンリッジアメリカ合衆国副大統領 1875年

1825年

カール・アブラハム・ピル

(1825 - 1897)

鉄道技術者

19世紀ノルウェーの鉄道技術者で、ノルウェー国鉄の発展に貢献した。

1825年にノルウェーで生まれ、工学を学んだ後、鉄道建設に従事。1862年にノルウェー国鉄の技術監督に就任し、狭軌鉄道の導入を強く推進した。コスト効率と険しい地形適応を両立させた設計で国内鉄道網の拡大に貢献。1865年には初代鉄道総局長に任命され、多数の路線敷設や橋梁建設を指導。1897年に没し、その業績はノルウェー鉄道技術の基礎となった。

1825年カール・アブラハム・ピル 1897年

天保年12月7日

永井尚服

(1834 - 1885)

第6代加納藩主

江戸時代末期の第6代加納藩主。幕末から明治期にかけて藩政を取りまとめた。

天保12年（1834年）に生まれ、第6代加納藩主として藩政を担当。幕末の動乱期において藩の安定と改革に努めた。明治維新後の版籍奉還・廃藩置県によって家禄は削減されたものの、華族として存続。晩年は新政府の地方行政に協力し、1885年に没した。

1834年天保永井尚服加納藩主 1885年

天保6年11月28日

井上馨

(1836 - 1915)

政治家

幕末から明治時代に活躍した政治家。条約改正や外務策定で重要な役割を果たした。

天保6年（1836年）に長州藩で生まれ、欧米への留学経験を通じて近代国家建設を志す。明治維新後は外務卿として条約改正交渉を指導し、日本の国際的地位向上に尽力。元帥府顧問として国内政治にも関与し、1885年の内閣制度創設時には初代内相に任命。1915年に79歳で没するまで、明治政府の中枢を支えた。

1836年 11月28日井上馨 1915年