治承4年12月28日
南都焼討。平重衡らが東大寺・興福寺などの仏教寺院を焼き払う。
平重衡ら平氏軍が源平合戦の一環として南都の東大寺や興福寺を襲撃し、焼討を敢行しました。
1181年12月28日(治承4年12月28日)、平重衡を中心とする平氏軍は南都(現奈良)の仏教寺院を襲撃しました。この『南都焼討』では東大寺や興福寺などが焼失し、多くの文化財が失われました。背景には源氏と平氏の権力闘争や僧兵の動向への警戒がありました。焼討は両軍の対立を一層激化させ、治承・寿永の乱(源平合戦)を深刻化させる契機となりました。現在、復元された寺院群が往時の栄華をしのばせています。
1181年
治承
12月28日
南都焼討
平重衡
東大寺
興福寺