1873年
学制に基づいた日本で最初の小学校、東京師範学校附属小学校(現・筑波大学附属小学校)設立。
学制公布に基づき、日本で最初の小学校として東京師範学校附属小学校が設立されました。
1873年1月15日、学制公布に伴い日本で初めての小学校となる東京師範学校附属小学校(現在の筑波大学附属小学校)が創立されました。この学制は福澤諭吉らの提言を受け、近代的な教育制度の基盤を築くものです。新設校は庶民教育の普及を目的とし、義務教育の先駆けとなりました。教科カリキュラムや教員養成制度も整備され、全国に広がる小学校設立へとつながりました。日本の近代教育史において画期的な出来事とされています。
1873年
学制
小学校
東京師範学校
筑波大学附属小学校
1926年
京都学連事件で治安維持法が初適用。
京都学連事件で治安維持法が初適用され、学生運動が弾圧された。
1926年1月15日、京都帝国大学の学生組織「京都学連」所属の学生らが治安維持法違反で検挙され、日本で同法が初めて適用された。治安維持法は共産主義や社会主義運動を弾圧する目的で1919年に制定されたが、実際の適用はこの事件が初であった。以後、政治弾圧は強化され、多くの思想犯が逮捕され、言論統制が進展した。
1926年
京都学連事件
治安維持法
1948年
乳幼児虐待と配給物資の粉ミルクなどの横領容疑で寿産院の経営者夫妻を逮捕。(寿産院事件)
1948年1月15日、乳幼児虐待と配給粉ミルクの横領容疑で寿産院経営者夫妻が逮捕される寿産院事件が発覚した。
寿産院事件は戦後の混乱期に起きた児童福祉施設の不正事件である。経営者夫妻は国から配給された粉ミルクを私的に転売し、十分な栄養を与えられなかった乳幼児に虐待が疑われた。1948年1月15日に逮捕され、社会に大きな衝撃を与えた。事件は食糧不足と統制物資の闇取引が横行した時代背景を映しており、児童保護の法整備強化を促す契機となった。裁判は注目を集め、後の児童福祉行政の見直しにつながった。現在でも当時の記録が研究対象となっている。
1948年
寿産院事件
1948年
布哇(ハワイ)連合沖縄救済会、郷里へ豚を送る運動を始める。
1948年1月15日、ハワイ在住の沖縄出身者を中心とした連合救済会が故郷沖縄への豚送付運動を開始した。
布哇連合沖縄救済会は戦後の食糧不足に苦しむ沖縄を支援するため、ハワイ在住の沖縄移民らが結成した組織である。1948年1月15日に沖縄へ豚を送る運動を開始し、豚肉や乳製品の生産基盤を復興しようと試みた。集められた資金や物資は共同で輸送され、現地住民の生活改善に寄与した。運動は沖縄コミュニティの絆を再確認する機会ともなり、後の在外沖縄団体の先駆けとなった。豚は畜産振興の象徴として戦後復興期において重要な役割を果たした。
1951年
この年から2000年まで、この日がお年玉付き年賀はがきお年玉くじの抽選日であった。
1951年から2000年まで1月15日にお年玉付き年賀はがきの当選番号抽選が行われていた。
日本郵政が1951年1月15日に初めてお年玉付き年賀はがきの抽選を実施した。年賀はがきに印刷された番号を基に賞品が当選する仕組みで、多くの人々が正月の楽しみとして定着した。抽選日は長らく1月15日とされ、年賀状文化の一部として親しまれた。2000年以降は抽選日が変更されたが、この期間は毎年多くの当選者を生み出した。景品の内容は当初から豪華で、家電製品や商品券などが人気を博した。年賀はがき抽選は現代でも継続されており、正月の風物詩となっている。
1951年
2000年
お年玉付き年賀はがき
1974年
田中角栄総理大臣のインドネシア訪問に合わせ、ジャカルタで大規模なマラリ事件が発生。
1974年1月15日、田中角栄首相のインドネシア訪問に反発してジャカルタで大規模な暴動(マラリ事件)が発生した。
1974年1月15日、田中角栄首相のインドネシア訪問に合わせてジャカルタで大規模な反日デモが発生しました。学生を中心としたデモ隊は経済的不満や反政府感情を爆発させ、多数の店舗や公共施設が破壊されました。この事件は「マラリ事件」(Malari)と呼ばれ、数百人の負傷者を出しました。インドネシア政府は戒厳令を敷き、事態の収拾にあたりました。日イ両国の外交関係にも影響を与え、後の両国関係の見直しを促す一因となりました。
田中角栄
総理大臣
インドネシア
ジャカルタ
マラリ事件
2001年
ラリー・サンガーとジミー・ウェールズによってウィキペディアが設立される。
2001年1月15日、インターネット百科事典ウィキペディアが設立された。
2001年1月15日、インターネット百科事典『ウィキペディア』がラリー・サンガーとジミー・ウェールズにより設立されました。誰もが自由に編集できる仕組みで、従来の百科事典の概念を一変させました。公開から短期間で膨大な記事数を誇るようになり、世界中のボランティアによって執筆が進められました。このモデルはSNSやオープンソース開発など多くのWebサービスにも影響を与えました。現在では多数の言語版が存在し、最も利用されるオンライン百科事典となっています。
2001年
ラリー・サンガー
ジミー・ウェールズ
ウィキペディア
2020年
日本で新型コロナウイルス(COVID 19)を初確認。
日本国内で初めて新型コロナウイルス感染が確認された日。
2020年1月15日、国内の医療機関で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の初の国内感染例が報告されました。
神奈川県で確認されたこのケースは、中国・武漢市から帰国した人物の接触者であることが判明。
厚生労働省は手洗いやマスク着用など予防策の徹底を呼びかけ。
以後、国内外で感染拡大が加速し、社会生活や経済活動に深刻な影響を及ぼしました。
この日は日本のパンデミック対策開始の契機としても記憶されています。
以降、検査体制や医療対応が急速に整備されました。
2020年
COVID-19