01月15日の命日 - 科学者・研究者

1855年

アンリ・ブラコノー

(1780 - 1855)

化学者、薬剤師

化学者薬剤師

フランスの化学者・薬剤師。キチンや糖類の研究で先駆的業績を残した。

アンリ・ブラコノー（1780-1855）はフランスの薬剤師兼化学者である。セルロースやキチンといった生体高分子を研究し、キチンを初めて単離した。また、木材や果実からキシロースやグルコースを抽出し、糖類化学の基礎を築いた。フランス科学院会員として多くの化学論文を発表し、当時の科学界に貢献した。 1855年1月15日に没し、その業績は有機化学の発展に大きな影響を与えた。

1855年アンリ・ブラコノー化学者薬剤師 1780年

1919年

ジェローム・E・コッジャ

(1849 - 1919)

天文学者

多数の新彗星を発見したフランスの天文学者。

1849年にフランスで生まれたジェローム・E・コッジャは、マルセイユ天文台に勤務しました。\n彼は1874年から1890年にかけて複数の新彗星を発見し、後に「コッジャの彗星」として知られるようになりました。\n惑星や小惑星の観測にも携わり、天体写真撮影の技術向上に貢献しました。\n研究成果は国際天文学会議で発表され、当時の天文学界に大きな影響を与えました。\n1919年にその生涯を閉じ、天文学史に名を残しました。

1919年ジェローム・E・コッジャ天文学者 1849年

1948年

アンリ・デランドル

(1853 - 1948)

天文学者

フランスの天文学者として惑星や彗星の研究に従事しました。

1853年に生まれ、天文学を専攻しました。フランス国立天文台などで観測と研究に従事しました。彗星や惑星の軌道計算を行い、その成果を学術論文で発表しました。若手研究者の指導にも力を入れ、天文学研究の発展に貢献しました。 1948年に没し、後世に影響を残しました。

1948年アンリ・デランドル 1853年

1968年

レオポルト・インフェルト

(1898 - 1968)

物理学者

ポーランド出身の理論物理学者で、相対論研究に貢献しました。

1898年にポーランドで生まれ、数学と物理を学びました。ワルシャワ大学で教鞭を執る傍ら、1930年代にアインシュタインと共同研究を行いました。相対論的運動方程式の研究や『物理学の進化』の共著で知られます。第二次世界大戦後はカナダやアメリカで研究を継続し、多くの論文を発表しました。 1968年に逝去し、理論物理学への貢献が高く評価されています。

1968年レオポルト・インフェルト物理学者 1898年

1968年

奥野信太郎

(1899 - 1968)

中国文学者、随筆家

中国文学者随筆家

中国文学を専門とした学者で、随筆家としても活躍した人物。

1899年に生まれ、中国古典文学の研究に従事しました。大学で教鞭をとり、多くの後進を育成しました。随筆作品では文学や文化に関する豊かな洞察を示しました。その文体は平易ながら深い洞察に満ち、多くの読者に親しまれました。 1968年1月15日に亡くなりました。

奥野信太郎中国文学者随筆家 1899年

2010年

前川誠郎

(1920 - 2010)

西洋美術研究家、東京大学名誉教授

西洋美術研究家東京大学名誉教授

西洋美術史の研究で高い評価を受け、東京大学名誉教授に就任した学者。

前川誠郎は1920年に生まれ、西洋美術史を専攻し研究を深めた。東京大学文学部の教授として教鞭をとり、多くの後進を育成した。ルネサンスやバロック美術に関する多数の研究論文や著書を発表した。学際的な視点から美術の社会的意義にも着目し、国内外で講演活動も行った。 2010年1月15日に逝去し、学界に残した功績は広く尊敬されている。

2010年前川誠郎東京大学 1920年

2010年

マーシャル・ニーレンバーグ

(1927 - 2010)

生化学者、ノーベル生理学・医学賞受賞者

生化学者ノーベル生理学・医学賞受賞者

1968年に遺伝暗号の解読でノーベル医学生理学賞を受賞したアメリカの生化学者。

マーシャル・ニーレンバーグは1927年に生まれ、遺伝暗号の研究で世界的に知られるようになった。 1968年にハーゴッド・コーラナらと共に遺伝暗号の解読によりノーベル生理学・医学賞を受賞した。その後もRNA合成や遺伝子発現の研究を続け、生命科学の発展に多大な貢献を果たした。カリフォルニア大学での教授職を経て、多くの研究者を指導し、研究ネットワークを構築した。 2010年1月15日に逝去し、その功績は現代分子生物学の基盤として高く評価されている。

マーシャル・ニーレンバーグノーベル生理学・医学賞 1927年

2013年

辻井達一

(1931 - 2013)

植物生態学者

日本の植物生態学者。植物群落の生態や環境との関わりを研究し、生態系保全に貢献した。

1931年に生まれた辻井達一は、日本の植物生態学の研究を牽引した学者です。 1950年代から植物群落のフィールドワークを全国各地で展開し、多様な植生の調査を実施しました。多くの論文や著書を通じて、植物生態学の基礎理論を確立。後進の指導にも尽力し、多くの研究者を育てました。晩年まで環境保全の重要性を訴え続け、学会活動にも貢献しました。

辻井達一 1931年

2014年

ジョン・ロウリー・ドブソン

(1915 - 2014)

アマチュア天文家、ドブソニアン望遠鏡考案者

アマチュア天文家ドブソニアン望遠鏡考案者

アマチュア天文家で、シンプルかつ革新的なドブソニアン望遠鏡を考案した。

1915年に生まれたジョン・ロウリー・ドブソンは、自作望遠鏡の普及に努めたアマチュア天文家です。 1965年にドブソニアン望遠鏡を発表し、低コストで高性能な反射望遠鏡を実現しました。木製の経済的な設計と手軽な操作性で、多くの天文ファンに影響を与えました。「星を見る会」を主宰し、一般向けの観望会を全国各地で開催しました。晩年まで熱心に講演活動を行い、天文普及に尽力しました。

2014年ジョン・ロウリー・ドブソンドブソニアン望遠鏡 1915年

2018年

山火正則

(1939 - 2018)

刑法学者、元神奈川大学学長

刑法学者元神奈川大学学長

日本の刑法学者。神奈川大学学長として教育・研究を指導し、刑法理論の発展に貢献した。

1939年生まれ。専門は刑法学で、刑事政策や犯罪理論に関する研究成果を多数発表。神奈川大学の学長として教育改革を推進し、実務家と連携した実践的な教育体制を構築。多くの法曹育成に携わり、日本の法学界に影響を与えた。

山火正則神奈川大学 1939年

2020年

ブルーノ・ネトル

(1930 - 2020)

音楽学者、音楽民族学者

音楽学者音楽民族学者

アメリカの音楽学者・音楽民族学者で、民族音楽研究の第一人者。

1930年にチェコ系移民の家庭に生まれ、アメリカで音楽学を学ぶ。1950年代から世界各地の民族音楽のフィールドワークを行い、民俗音楽を体系的に研究・記録した。イリノイ大学などで長年教鞭を執り、多くの後進を育成した。主な著書に『The Study of Ethnomusicology』などがある。彼の研究は音楽民族学の発展に大きく貢献した。

ブルーノ・ネトル 1930年

2020年

鈴村興太郎

(1944 - 2020)

経済学者、一橋大学名誉教授、早稲田大学名誉教授

経済学者一橋大学名誉教授早稲田大学名誉教授

一橋大学・早稲田大学の名誉教授を務めた日本の経済学者。

1944年に生まれ、一橋大学で経済学を専攻。社会経済システムや産業組織論を研究し、多数の論文を発表。早稲田大学でも教鞭をとり、後進の育成に努めた。国際会議や学会での発表を通じて日本の経済学界を牽引した。教育者として高い評価を受け、多くの学生に影響を与えた。

鈴村興太郎一橋大学早稲田大学 1944年