01月15日の命日 - 政治家・指導者

69年

ガルバ

ローマ皇帝

古代ローマ帝国の第6代皇帝。 68年から69年まで在位した。

ガルバ（Servius Sulpicius Galba）はローマ帝国の政治家・軍人として活躍し、ネロ帝崩御後の68年に皇帝に即位した。彼は財政再建と軍人への褒賞制度の改革を試みたものの、遅延した支払いによって不満を招いた。その結果、69年1月15日に反乱軍により暗殺され、生涯の在位は約7ヶ月と短命に終わった。この出来事は「四皇帝の年」と呼ばれる帝政期の混乱を象徴するものの一つである。彼の死後、オトが後を継ぎ、さらなる政変へとつながった。

69年ガルバローマ皇帝紀元前3年

1455年

上杉憲忠

(1433 - 1455)

関東管領

室町時代の関東管領を務めた武将。若くして名門上杉氏の後継者となった。

上杉憲忠（1433-1455）は室町幕府の機関である関東管領に任じられ、関東地方の政治・軍事両面で重要な役割を果たした。幼少期に家督を継ぎ、家臣団を率いて内乱や外敵の対応に取り組んだ。しかし、家中の対立や幕府との軋轢に巻き込まれ、若くしてその生涯を閉じた。その短い治績は歴史書に断片的に記録されるのみであるが、上杉氏の影響力を象徴する存在であった。没後、後継者問題が浮上し、関東管領職の権威をめぐる争いが続いた。

1455年上杉憲忠関東管領 1433年

1595年

ムラト3世

(1546 - 1595)

オスマン帝国第12代スルタン

オスマン帝国第12代スルタン。 1574年から1595年まで在位した。

ムラト3世（1546-1595）はオスマン帝国第12代スルタンとして、父セリム2世の死後1574年に即位した。在位期間中、サファヴィー朝との戦争や地中海遠征を指揮し、領土防衛と拡大に努めた。宮廷では学芸や建築を奨励し、イスタンブールに多くのモスクや公共施設を築かせた。経済的混乱や官僚間の対立が顕在化した時期でもあり、内部統制に苦心した。 1595年1月15日に没し、その後息子マフムト3世が帝位を継承した。

1595年ムラト3世オスマン帝国スルタン 1546年

1781年

マリアナ・ビクトリア・デ・ボルボーン

(1714 - 1781)

ポルトガル王ジョゼ1世の妃

ポルトガル王ジョゼ1世の王妃。宮廷文化の後援者として知られる。

マリアナ・ビクトリア・デ・ボルボーン（1714-1781）はスペイン出身の王女で、ポルトガル王ジョゼ1世の王妃となった。 1729年に結婚し、数人の子女をもうけたほか、ポルトガル宮廷の華麗な社交界を形成した。美術や音楽の後援者として宮廷文化の発展に寄与し、多くの芸術家を支援した。夫の死後は摂政として政治にも関与し、国政安定のために尽力した。 1781年1月15日に没し、その慈善活動と文化振興は後世まで語り継がれる。

1781年マリアナ・ビクトリア・デ・ボルボーンポルトガル王ジョゼ1世 1714年

1869年

土井利忠

(1811 - 1869)

第7代大野藩主

越前国大野藩の第7代藩主として幕末期の藩政を担った大名。

1811年に大野藩城下町で生まれた土井利忠は、幼くして第7代藩主を継承しました。\n財政や治水などの藩政改革を推進し、領民の生活向上に努めました。\n幕末の動乱期には、幕府と討幕派のはざまで苦悩しながら領地防衛に奮闘しました。\n明治維新後には領地を明け渡し、華族として新政府に参画する道を模索しました。\n1869年にこの世を去るまで、大名としての責任を全うしました。

1869年土井利忠大野藩主 1811年

1895年

有栖川宮熾仁親王

(1835 - 1895)

皇族

幕末から明治期に活躍した皇族軍人。

1835年に生まれた有栖川宮熾仁親王は、皇族として育ちつつ西洋式軍制に学びました。\n戊辰戦争では新政府軍の将軍として従軍し、鳥羽・伏見の戦いなどで指揮を執りました。\n明治政府では陸軍元帥に任じられ、近代日本陸軍の基礎固めに貢献しました。\nまた、皇室典範制定や宮中儀礼の整備にも携わり、近代国家としての皇室体制の構築に重要な役割を果たしました。\n1895年にその生涯を閉じました。

1895年有栖川宮熾仁親王皇族 1835年

1904年

丹羽長国

(1834 - 1904)

第13代二本松藩主

二本松藩の第13代藩主を務めた会津藩支藩の大名。

1834年に誕生した丹羽長国は、二本松藩の第13代藩主として家督を継ぎました。\n藩政改革に取り組み、領地の財政再建や農村振興に尽力しました。\n戊辰戦争では中立を保ちながらも混乱する北国の情勢に対応し、領民の安全を最優先に行動しました。\n明治維新後は知藩事や東京府参与などを歴任し、新政府の一員として地方行政に貢献しました。\n1904年にその生涯を終えました。

1904年丹羽長国二本松藩主 1834年

1919年

カール・リープクネヒト

(1871 - 1919)

社会民主主義思想家

ドイツの社会主義活動家・思想家。

1871年にベルリンで生まれたカール・リープクネヒトは、社会民主党所属の国会議員として活動しました。\n第一次世界大戦中に反戦を訴え、党内外で激しい論争を巻き起こしました。\n1916年に党を離脱し、新たな反戦運動の指導者となりました。\n1919年のドイツ革命期にはスパルタクス団の結成に加わり、革命実現を目指しました。\n同年1月、フライコールプスによって逮捕され、処刑されました。

カール・リープクネヒト 1871年

1919年

ローザ・ルクセンブルク

(1871 - 1919)

革命家

ポーランド出身の社会主義革命家・理論家。

1871年にポーランドのザモシチで生まれたローザ・ルクセンブルクは、マルクス主義理論家として知られています。\nドイツ社会民主党（SPD）に所属し、帝国主義批判や革命論を展開しました。\n第一次世界大戦開始後は徹底的に反戦を主張し、スパルタクス団の共同創設者として革命運動を指導しました。\n1919年のドイツ革命鎮圧時に逮捕され、フライコールプスの兵士に虐殺されました。\nその思想は後世の左派運動に大きな影響を与え続けています。

ローザ・ルクセンブルク

1943年

田渕豊吉

(1882 - 1943)

衆議院議員

日本の衆議院議員として立法活動に従事しました。

1882年に生まれ、政治の道を志しました。衆議院議員として当選し、地域の声を国政に届けました。農村政策や経済振興などの法案審議に参加し、立法に取り組みました。政界において信頼を集め、国政の安定に貢献しました。 1943年にその生涯を閉じました。

1943年田渕豊吉衆議院議員 1882年

1949年

陸徴祥

(1871 - 1949)

中華民国の外交官、第2代内閣総理

中華民国の外交官第2代内閣総理

中華民国の外交官であり、第2代内閣総理大臣を務めました。

1871年に生まれ、清朝末期から外交に携わりました。革命後の中華民国政府で外務次官など要職を歴任しました。第2代内閣総理大臣として政府運営を主導し、安定化に尽力しました。対外交渉では中国の立場を欧米諸国に示し、国際的な信頼構築に努めました。 1949年にその生涯を閉じました。

1949年陸徴祥中華民国外交官内閣総理 1871年

1970年

謝雪紅

(1901 - 1970)

台湾民主自治同盟初代主席

台湾民主自治同盟の初代主席を務めた政治家。

1901年に生まれ、中国共産党に参加後、台湾へ戻り民主自治運動を展開しました。 1946年に台湾民主自治同盟を設立し、初代主席として農民運動や女性の権利向上に尽力しました。女性の社会進出や教育の普及にも力を注ぎました。台湾の民主運動における先駆者として評価されています。 1970年1月15日に逝去しました。

1970年謝雪紅台湾民主自治同盟 1901年