01月15日の誕生日 - 思想家・哲学者

1809年

プルードン

(1809 - 1865)

アナーキスト

フランスの社会思想家。格差批判と無政府主義理論を提唱し、アナーキズムの父と称される。

1809年フランス北部に生まれる。著書『何が私の財産か』で「所有は窃盗である」と論じ、私有財産制を鋭く批判した。社会主義と個人主義を結びつけた独自の思想を展開し、無政府主義運動の先駆者となった。多くの著作で政府や権力の本質を問い、労働者階級の解放を訴えた。 1865年に死去したが、その思想は後のアナーキズム運動に大きな影響を与え続ける。

1809年プルードンアナーキスト 1865年

1848年

ラファエル・フォン・ケーベル

(1848 - 1923)

哲学者

ロシア出身の哲学者・教育者。日本で西洋哲学を紹介し、多くの門下生を育成した。

1848年にロシア帝国領内で生まれる。当初はドイツで学問を修めた後、1893年に来日し帝国大学で哲学を講義。実存主義や倫理学、心理学など西洋思想の最先端を日本に伝えた。門下生には後の日本哲学界を代表する研究者が多数おり、教育者として高い評価を受けた。 1923年に没し、日本の学術交流史における重要な架け橋となった。

1848年ラファエル・フォン・ケーベル哲学者 1923年

明治3年11月25日

堺利彦

(1871 - 1933)

社会主義者、思想家

社会主義者思想家

日本の社会主義者・思想家。労働者権利の擁護と社会主義運動の先駆者。

1871年長野県に生まれ、早稲田大学で学ぶ。社会主義思想を日本に紹介し、雑誌『平民新聞』を発行して労働者層に訴えた。日本初の社会主義政党設立に関わり、労働運動の組織化に尽力した。思想的にはマルクス主義を基盤としつつ日本の実情に合わせた理論を展開。 1933年に没し、その活動は戦後の労働運動に大きな影響を与えた。

1871年 11月25日堺利彦社会主義者思想家 1933年