飾納・松納
国・地域:
日本
正月飾りや門松を取り外す日。
正月飾りや門松を片付ける『飾納(松納)』は、1月14日に行われる伝統行事です。
飾納(松納)は、松の内明け(本来は1月15日)より前に正月の飾りを取り外し、日常生活へ戻ることを意味します。地域や家庭によっては14日に行い、飾りを神社へ納めたり焚き上げたりして感謝を捧げます。門松、注連縄、鏡餅などに宿った神様を送り出す儀礼であり、古くは正月行事の始まりと終わりを明確に区切る役割を担いました。現在では、正月の片付けとともに一年の無事を願う機会として大切にされています。
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