成人の日※1月第2月曜日(2002年、2008年、2013年、2019年など)
国・地域:
日本
日本の新成人を祝う国民の祝日で、1月第2月曜日に実施されます。成人を迎えた若者たちの門出を祝い、全国で式典や祝賀行事が行われます。
成人の日は、20歳を迎える若者の成長を祝福し、社会参加を促すことを目的として制定された祝日です。1948年に祝日法により1月15日と定められていましたが、2000年のハッピーマンデー制度導入に伴い、1月第2月曜日に移動しました。式典では、各市区町村が主催する成人式が行われ、華やかな振袖やスーツ姿の新成人が集います。家族や地域社会からの祝福を受けることで、大人としての自覚と責任を新たにします。近年はオンラインでの成人式や多様な祝賀イベントも増えており、新たな時代の節目として注目されています。
成人の日
日本
月曜日
2002年
2008年
2013年
2019年
左義長・どんと祭
国・地域:
日本
正月飾りや古い御札などをお焚き上げし、昨年の厄を祓う伝統的な神事です。多くの神社や寺院で1月14日に行われ、炎の中に願いを込めます。
左義長(どんと祭)は、松飾りやしめ縄など正月飾りを焚き上げて前年の厄を祓い、新年の無事を祈る行事です。京都の松尾大社や宮城の刈田嶺神社など、各地の神社で盛大に行われ、一般参拝者も参列します。焚火の炎にあたりながら、書き初めの紙などを焚く『書き初め焼き』も風物詩です。地域によっては老若男女が団子やみそ餅を振る舞いながら親睦を深めるなど、社交的な側面もあります。近年は観光行事としても人気を集め、冬の風物詩として親しまれています。
左義長
どんと祭
日本
十四日年越し
国・地域:
日本
1月15日の小正月の前日にあたるため、昔は年越しの日として祝っていた。
小正月(1月15日)の前日を『十四日年越し』とし、かつてはこの日を年越しとして祝っていました。
『十四日年越し』は、小正月前日の1月14日に年越しを祝っていた古い風習です。江戸時代まで地域によって、旧正月から新しい年を始める日が異なり、1月14日を区切りとする地域もありました。前夜には家族や近隣の人々が集まり、小正月の準備を兼ねて団子や餅をつきながら宴を催したと伝わります。小正月には豊作祈願や女正月の祝いがあり、十四日年越しはその前夜祭にあたります。現代では風習が薄れていますが、伝統行事として復活の動きも一部で見られます。
日本
小正月
飾納・松納
国・地域:
日本
正月飾りや門松を取り外す日。
正月飾りや門松を片付ける『飾納(松納)』は、1月14日に行われる伝統行事です。
飾納(松納)は、松の内明け(本来は1月15日)より前に正月の飾りを取り外し、日常生活へ戻ることを意味します。地域や家庭によっては14日に行い、飾りを神社へ納めたり焚き上げたりして感謝を捧げます。門松、注連縄、鏡餅などに宿った神様を送り出す儀礼であり、古くは正月行事の始まりと終わりを明確に区切る役割を担いました。現在では、正月の片付けとともに一年の無事を願う機会として大切にされています。
日本
鳥追い祭り
国・地域:
日本
群馬県の中之条町で1604年(慶長9年)から行なわれているお祭り。田畑の作物を荒らす鳥や獣を追い払い、五穀豊穣・町内厄除・家内安全を願う。伊勢宮での神事の後、『鳥追いだ、鳥追いだ、唐土(とっと)の鳥を追いもうせ、セッセッセ、サーラバよって追いもうせ』の掛声とともに太鼓が打ち鳴らされ、町中を練り歩く。厄年の人や商店等から厄落としや商売繁盛を祈って、みかん投げも行われる。
群馬県中之条町で行われる『鳥追い祭り』は、田畑を荒らす鳥や獣を追い払い五穀豊穣を祈る伝統行事です。
1604年(慶長9年)から続く鳥追い祭りは、伊勢宮での神事を皮切りに太鼓と掛け声で町中を練り歩きます。参加者は『鳥追いだ、鳥追いだ、唐土の鳥を追いもうせ』と声を合わせ、厄年の人々や商店からの厄落としを祈願しながら太鼓を打ち鳴らします。五穀豊穣、家内安全、商売繁盛を願い、町の活気を象徴する行事です。祭りの最後にはみかん投げが行われ、子どもたちや参拝者が黄色い果実を受け取る歓声が響きます。地域住民の結束と伝統文化の継承を実感できる冬の風物詩です。
日本
群馬県
中之条町
四天王寺「どやどや」
国・地域:
日本
大阪市の四天王寺で300年以上続くお祭り。元旦から始まる四天王寺の「修正会」の締め括りで、紅白のふんどし姿の参加者が、法要中に祈祷された牛王宝印という魔除けの護符を奪い合う。
大阪市の四天王寺で行われる『どやどや』は、修正会の締めくくりに魔除けの護符を奪い合う勇壮な祭りです。
四天王寺のどやどやは、300年以上の歴史を持つ冬の伝統行事です。元旦から続く修正会の最後を飾り、法要中に祈祷された牛王宝印(魔除けの護符)を参加者が奪い合います。紅白の褌姿で駆け回る光景は勇ましく、勝ち取った護符は無病息災を願うお守りとされます。周辺では終夜の鐘や厳かな声明が響き、参拝者も冬の寒さを忘れて熱気に包まれます。地元商店の露店や屋台も並び、冬の風物詩として多くの人々に親しまれています。
日本
大阪市
四天王寺
面様年頭
国・地域:
日本
石川県の輪島崎町に古くから伝わる厄よけの神事で、1月14日に「おいで面様」、1月20日に「お帰り面様」が行われる。男面と女面をつけ夫婦神に扮した小学生が氏子の家を回る。
石川県輪島崎町の古式ゆかしい厄よけ神事『面様年頭』が1月14日に行われます。
面様年頭は、男面と女面をつけた小学生が夫婦神を演じながら氏子の家々を回る厄よけの神事です。『おいで面様』と称する1月14日の巡行では、家庭の健康と繁栄を祈願します。一度戻った『お帰り面様』は1月20日に行われ、神様を送り出して新年の行事を締めくくります。地域住民は面を受け入れ、お供えや餅を振る舞いながら無病息災を祈ります。輪島崎町に伝わる独特の風習で、地域の絆と伝統を感じられる貴重な機会です。
日本
石川県
刈田嶺神社「暁まいり」
国・地域:
日本
宮城県蔵王町の刈田嶺神社(白鳥大明神)で行なわれる神事。厄年(数え年で42歳)の男衆が百貫のしめ縄をかつぎ、町内を練り歩いた後、境内の樹齢500年といわれる御神木の夫婦杉に奉納する。神社境内では、神楽の奉納、どんと祭などが行われる。
宮城県蔵王町の刈田嶺神社で行われる『暁まいり』は、厄年の男衆がしめ縄をかつぐ勇壮な神事です。
暁まいりは、数え42歳の厄年男性が百貫のしめ縄を担ぎ町を練り歩き、境内の夫婦杉に奉納する神事です。樹齢500年といわれる御神木の前での奉納は、地域の伝統と信仰の象徴とされています。神楽の奉納やどんと祭も同時に行われ、夜明け前の境内は幻想的な雰囲気に包まれます。地元住民と参拝者はしめ縄奪いの場に集い、新年の無事や家内安全を祈願します。勇壮な掛け声とともに進む行列は、厄祓いと地域活性化の両面を担う冬の大祭です。
日本
宮城県
蔵王町
神楽
どんと祭
尖閣諸島開拓の日
国・地域:
日本
沖縄県石垣市が2010年12月に制定。1895年のこの日に日本政府が尖閣諸島を日本領に編入する閣議決定を行ったことにちなむ。
1895年に日本領に編入された尖閣諸島を記念し、石垣市が制定した日です。
尖閣諸島開拓の日は、1895年1月14日に日本政府が尖閣諸島を正式に編入したことを記念する日です。2010年12月に沖縄県石垣市が条例で制定し、領土の歴史と意義を見つめ直す機会としています。式典では記念講演や写真展、郷土芸能の披露などが行われ、国内外から多くの関心を集めます。尖閣諸島の海洋資源や生態系保全の重要性を訴えるシンポジウムも開催され、地元住民の意識向上に寄与しています。地域おこしと文化教育を融合させた独自の記念日として注目されています。
尖閣諸島開拓の日
日本
沖縄県
石垣市
2010年
1895年
尖閣諸島
愛と希望と勇気の日
国・地域:
日本
1959年のこの日、南極大陸で1年間置き去りにされたカラフト犬タロとジロの生存が確認された。
南極で1年間置き去りにされた樺太犬タロとジロの生存が確認された日を記念します。
樺太犬タロとジロは1958年の南極観測隊撤収時に取り残され、極寒の環境下で生存を続けました。翌1959年1月14日に救出隊により発見され、その勇気と生命力は大きな感動を呼びました。この出来事を称えて『愛と希望と勇気の日』が制定され、生き抜く力の象徴とされています。全国各地で記念行事や写真展、講演会などが開催され、極地探検や動物との絆について学ぶ機会が提供されています。困難に立ち向かう精神を後世に伝える日として、多くの人々に希望を与え続けています。
日本
1959年
南極大陸
タロとジロ
褒め言葉カードの日
国・地域:
日本
日本褒め言葉カード協会が制定し、日本記念日協会が認定した。周囲に感謝を伝える日。褒め言葉の「いいよ」 (=114) から。
周囲に感謝や励ましの気持ちを伝える記念日です。
「いいよ」の語呂合わせで1月14日に制定されました。
日本褒め言葉カード協会が制定し、日本記念日協会が認定した記念日です。
カードに感謝や褒め言葉を書いて贈り合い、周囲とのコミュニケーションを深めます。
家族や友人、職場など様々なシーンで活用できるのが特徴です。
日付は「いいよ(114)」の語呂合わせから1月14日に決まりました。
日常の何気ない言葉で人を励ます大切さを再認識する機会となります。
日本
主の割礼祭
キリストの生誕から8日後に命名と割礼が行われたことを祝う(ルカの福音書2章21節)。そのため、キリストの生誕を12月25日と考えれば1月1日が該当日になる。ユリウス暦からグレゴリオ暦に移行した際、クリスマスが12月25日から1月7日に移動したことに伴い、この日が該当日になった。
イエス・キリストが誕生8日後に割礼を受けたことを記念するキリスト教の祝祭日です。
東方正教会などでは1月14日に祝われます。
キリストが生誕8日目にモーセの律法に基づく割礼を受けたことを祝う日です。
聖書のルカの福音書2章21節に由来します。
西方教会では1月1日に祝われますが、ユリウス暦を使用する東方正教会では1月14日となります。
東方正教会の信徒にとって新年を迎えてからの重要な儀式であり、礼拝や祝宴が行われます。
この日を通じてキリストの人間性と律法の継承を再確認します。
地域や教派により慣習や名称が異なる場合があります。
主の割礼祭
ルカの福音書
12月25日
1月1日
1月7日