1526年
イタリア戦争: 神聖ローマ皇帝カール5世と捕虜となったフランス王フランソワ1世がマドリード条約を締結。
1526年、イタリア戦争中に敗北し捕虜となったフランソワ1世がカール5世とマドリード条約を締結した。
イタリア戦争の戦端となったパヴィアの戦いに敗れたフランソワ1世は捕虜となり、翌年マドリードで講和交渉を行った。
カール5世はフランスに多くの領土割譲と莫大な身代金支払いを要求し、条約に署名させた。
条約ではブルゴーニュの放棄やネーデルラントの一部返還などが定められた。
しかしフランソワ1世は条約履行が困難となり、釈放後に再び戦火を交えることとなった。
この講和条約はイタリア戦争の行方を一時的に左右し、ヨーロッパの勢力均衡に影響を与えた。
1526年
イタリア戦争
カール5世
フランソワ1世
マドリード条約