01月14日

出来事 - 科学・技術

1903年

大谷光瑞率いる大谷探検隊がインドビハール州ラージギル郊外で釈迦の住んでいた霊鷲山を発見。

1903年、大谷光瑞率いる大谷探検隊がインド・霊鷲山を発見した。
福岡県出身の僧侶大谷光瑞は仏教聖跡調査のため1902年からインド探検を計画した。 1903年1月14日、ビハール州ラージギル郊外で釈迦が説法を行ったとされる霊鷲山（ヴァルダナパーダ）を確認した。 これにより仏教研究者や考古学者の注目を集め、日本における仏跡研究の先駆けとなった。 大谷探検隊は地図や遺跡遺構の調査を行い、多数の資料を持ち帰って学界に貢献した。 日本仏教学会の発展や国際的な学術交流に大きな影響を与えた歴史的探検であった。
1903年 大谷光瑞 大谷探検隊 インド ビハール州 ラージギル 釈迦 霊鷲山
1950年

MiG 17が初飛行する。

1950年1月14日、ソ連の戦闘機MiG-17が初飛行に成功しました。
MiG-17はMiG-15を改良した高等練習機兼戦闘機として開発されました。 より強力なエンジンと改良型翼設計により高速性能と旋回性能が向上しました。 1950年代からベトナム戦争などで広く運用され、対地攻撃や迎撃任務に活躍しました。 航空機技術の発展を象徴する機体として、世界各国でライセンス生産も行われました。 冷戦期の大規模空軍力競争における重要な存在でした。
1950年 MiG-17
2005年

欧州宇宙機関の土星探査機「カッシーニ」から分離された小型探査機「ホイヘンス・プローブ」が土星の衛星タイタンに突入し、その表面に着陸。

2005年1月14日、ESAのホイヘンス・プローブが土星衛星タイタンに着陸し、史上初めて土星衛星の表面からデータを取得しました。
ホイヘンス・プローブは欧州宇宙機関（ESA）がカッシーニ探査機から分離してタイタンを探査するために開発された小型探査機です。2005年1月14日に土星探査機カッシーニから切り離され、大気圏突入時に展開したパラシュートで減速しながらタイタンの大気層を降下しました。探査機は着陸直前に大気組成や気圧、温度などのデータを地球へ送信し、さらに表面の画像撮影にも成功しました。タイタン表面での探査は史上初であり、メタン湖や氷の地形など独特の環境を明らかにしました。これらの成果は太陽系における生命の起源や有機化学の研究にも大きく貢献しています。
2005年 欧州宇宙機関 カッシーニ ホイヘンス・プローブ 土星 衛星 タイタン
2020年

Windows 7のサポートが終了。企業向けのEnterprise EditionやPro版は有料のESUを通して3年間サポートされる。

MicrosoftのOS『Windows 7』が公式サポートを終え、多くのユーザーに移行を迫る節目となった。
2009年にリリースされたWindows 7は、セキュリティと操作性を両立させた人気OSとして広く普及した。 メインストリームサポートは2020年1月14日に終了し、以降はセキュリティ更新が停止された。 企業利用者向けには有料のExtended Security Updates（ESU）プログラムで最長2023年1月まで延長サポートが提供された。 サポート終了後のシステムは脆弱性対応が困難となるため、多くの組織がWindows 10以降への移行を加速させた。 この出来事はOSのライフサイクル管理の重要性を再認識させる契機ともなった。
2020年 Windows 7