1959年

南極大陸で1年間置き去りにされたカラフト犬タロとジロの生存が確認される。

1959年1月14日、南極で1年間置き去りにされた犬タロとジロの生存が確認され、奇跡として話題になりました。
1958年の日本南極観測隊撤退時に残されたタロとジロは厳冬の地で生存が危ぶまれていました。 1年後、改めて到着した観測隊が到着した際に2頭が元気に姿を現し、その驚異的な生命力が注目されました。 遭難からの生還はメディアで大きく取り上げられ、日本中に勇気と希望を与えました。 タロとジロは観測隊のシンボルとなり、後に像や映画、書籍などでその物語が語り継がれました。 南極の厳しい環境下での生存は動物行動学や極地探検史にも貴重な事例となりました。
1959年 南極大陸 タロとジロ