01月14日の命日 - 芸術家・音楽家

1676年

ピエトロ・フランチェスコ・カヴァッリ

(1602 - 1676)

作曲家

イタリア・バロック期を代表する作曲家。ヴェネツィアを拠点に多くのオペラを生み出した。

1602年にイタリアで生まれ、ヴェネツィアで活躍したバロック音楽の作曲家。モンテヴェルディの影響を受けつつ、独自のオペラ様式を確立。代表作に《ポッペアの戴冠》や《エルミル王》など多数のオペラ作品がある。サン・マルコ聖堂の音楽監督（マエストロ・ディ・カペッラ）も務め、当時の音楽界で重要な役割を果たした。その革新的な音楽言語は後の作曲家に大きな影響を与えた。

1676年ピエトロ・フランチェスコ・カヴァッリ作曲家 1602年

1867年

ドミニク・アングル

(1780 - 1867)

画家

フランスの新古典主義を代表する画家。卓越した写実性と清澄な色彩で知られる。

1780年にフランスで生まれ、パリ美術院で学ぶ。新古典主義の旗手として古典的な主題と厳格な構図を追求。代表作『グランド・オダリスク』や『浴女たち』などで歴史画と肖像画を発表。その緻密なデッサンと鮮明な色彩表現は後世の画家に影響を与えた。 1867年に没し、フランス絵画史に輝かしい足跡を残した。

1867年ドミニク・アングル画家 1780年

1924年

ゲザ・ジチー

(1849 - 1924)

作曲家、ピアニスト

作曲家ピアニスト

ハンガリー出身の作曲家・ピアニスト。19世紀後半に活躍した。

1849年にハンガリーで生まれ、音楽教育を受ける。作曲家として管弦楽曲や室内楽、ピアノ作品を創作。ピアニストとしても演奏活動を行い、当時の音楽界で注目される。祖国ハンガリーの民族音楽要素を取り入れた作品も残す。 1924年に没し、その多彩な音楽活動は後世に影響を与えた。

1924年ゲザ・ジチー作曲家ピアニスト 1849年

1949年

ホアキン・トゥリーナ

(1882 - 1949)

作曲家

スペインの作曲家。アンダルシアの民俗音楽を取り入れた作品で知られる。

1882年にスペイン・セビーリャ近郊で生まれる。マヌエル・デ・ファリャらと共にスペイン音楽の新興を牽引。『セビリアーナ』や『小管弦楽のための組曲』など豊かな旋律美を持つ作品を多数作曲。アンダルシア地方のリズムや旋法を巧みに融合し、民族色豊かな音楽語法を確立。宗教音楽やオペラ作品にも挑戦し、多彩な作風を展開。 1949年に没し、その作品は世界中で演奏され続けている。

1949年ホアキン・トゥリーナ 1882年

1952年

アルトゥール・カップ

(1878 - 1952)

作曲家

エストニアの作曲家。民族的要素を取り入れた重厚な作風が特徴。

1878年にエストニア西部で生まれる。タルトゥ音楽院で学び、後に同校の教授として後進を指導。交響詩やオラトリオ、合唱曲など多彩な作品を作曲し、エストニア音楽の基盤を築いた。バルト三国の民族叙情を反映した旋律と和声は高く評価される。 1952年に没し、その功績は現代のエストニア音楽界にも受け継がれている。

1952年アルトゥール・カップ 1878年

1964年

浅川伯教

(1884 - 1964)

彫刻家、陶磁器研究家

彫刻家陶磁器研究家

日本の彫刻家・陶磁器研究家。

1964年浅川伯教彫刻家陶磁器 1884年

1976年

ファン・ダリエンソ

(1900 - 1976)

タンゴのヴァイオリニスト

アルゼンチン出身のタンゴ・ヴァイオリニスト。リズムの王と称され、ダンス音楽に革新をもたらした。

1900年にブエノスアイレスで生まれ、幼い頃からヴァイオリンを学ぶ。1930年代に自身のオーケストラを結成し、タンゴのリズムを強調した演奏スタイルを確立した。『エル・レイ・デル・コンパス（リズムの王）』の異名を取り、世界中のダンスホールで人気を博した。レコード録音やツアーを通じてタンゴを広め、今日のタンゴ音楽の基盤を築いた。1976年1月14日に死去した。

1976年ファン・ダリエンソタンゴヴァイオリニスト 1900年

1980年

山名文夫

(1897 - 1980)

グラフィックデザイナー

日本のグラフィックデザイナー。戦後の広告やポスターで斬新な表現を生み出した。

山名文夫は1897年に生まれ、東京美術学校でデザインを学びました。 1920年代から広告やポスターの制作に携わり、シンプルかつ力強いビジュアルで注目を集めました。戦後は企業ロゴやパッケージデザインを多数手がけ、国内外で高い評価を得ました。後進の育成にも尽力し、多くのデザイナーに影響を与えました。 1980年1月14日に逝去し、日本のグラフィックデザイン史に足跡を残しました。

1980年山名文夫グラフィックデザイナー 1897年

1990年

粟國安彦

(1941 - 1990)

オペラの演出家

日本のオペラ演出家。国内外で数多くの公演をプロデュースした。

粟國安彦は1941年に生まれ、演劇と音楽を融合した独自の演出スタイルを確立しました。国内の主要オペラハウスで数多くの作品を手がけ、革新的な舞台演出で注目を集めました。イタリアやフランスなど海外でも招聘され、国際的に評価されました。若手演出家の育成にも情熱を注ぎ、日本のオペラ界を牽引しました。 1990年1月14日に逝去しました。

粟國安彦 1941年

1997年

胡金銓

(1931 - 1997)

映画監督

中国出身の映画監督。武侠映画の傑作を多数生み出した。

胡金銓は1931年に中国大陸で生まれ、香港映画界で活動を始めました。『ドラゴン怒りの鉄拳』や『天と地』などの作品で武侠映画に新たな美学を導入しました。詩的な映像美と剣戟アクションを融合させ、世界的な評価を獲得しました。国際映画祭でも受賞を重ね、東西映画文化の架け橋として活躍しました。 1997年1月14日に逝去し、その革新的な映像表現は今も影響を与え続けています。

1997年胡金銓映画監督 1931年

2003年

横須賀功光

(1937 - 2003)

写真家

風景や日常を捉えた日本の写真家。

1937年生まれ。独学で写真技術を磨き、1950年代後半からフリーの写真家として活動。日本各地の風景や人々の日常、ポートレートを通じて人間の温かな表情を写し取る。写真集の出版や個展を開催し、自然光を生かした写実的な作風が高く評価された。 2003年1月14日に逝去。

2003年横須賀功光写真家 1937年

2005年

アルフレッド・ハウゼ

(1921 - 2005)

バイオリニスト、コンチネンタル･タンゴ演奏家

バイオリニストコンチネンタル･タンゴ演奏家

ヴァイオリンとタンゴを極めた演奏家。

1921年生まれ。ヴァイオリニストとしてクラシックとタンゴの両分野で活躍。特にコンチネンタル・タンゴの演奏で高い評価を得て、多くのアルバムを録音。世界各地でコンサートを開催し、タンゴ音楽の普及に貢献。教育者として後進の育成にも携わり、バイオリン演奏の普及に尽力。 2005年1月14日に逝去。

アルフレッド・ハウゼ 1921年