01月14日の誕生日 - 芸術家・音楽家

1836年

アンリ・ファンタン＝ラトゥール

(1836 - 1904)

画家、版画家

画家版画家

フランスの画家・版画家。繊細な花の静物画や芸術家たちの集団肖像画で知られる。

1836年にフランス・グルノーブルで生まれ、パリの美術アカデミーで学ぶ。花や静物画を中心に制作し、その精緻な筆致で高い評価を得た。同時代の作家や画家の集団肖像画も手掛け、バルザックやドラクロワらを描写した。リトグラフ技法にも秀で、版画作品にも多くの傑作が残る。印象派の仲間たちとは一線を画しながらも、互いに影響を与え合った。 1904年にパリで没し、装飾美術にも影響を残した。

1836年アンリ・ファンタン＝ラトゥール画家版画家 1904年

1841年

ベルト・モリゾ

(1841 - 1895)

画家

フランスの女流画家、印象派を代表する一人。繊細な色彩表現で知られる。

1841年にフランス・ブルージュで生まれ、パリで絵画を学ぶ。印象派の創設期から参加し、1874年の第1回印象派展にも出品した。家庭や女性の日常をテーマに、明るい光と柔らかな筆致で描いた。エドゥアール・マネと姻戚関係にあり、相互に創作活動を刺激し合った。生涯を通じて女性画家としての地位を確立し、後進に大きな影響を与えた。 1895年に没し、現在も印象派の重要な画家として評価される。

1841年ベルト・モリゾ画家 1895年

1875年

アルベルト・シュヴァイツァー

(1875 - 1965)

医師、オルガニスト

医師オルガニスト

フランス系ドイツ人の医師・神学者・音楽家。アフリカでの医療奉仕と平和活動で知られる。

1875年にアルザス地方で生まれ、神学と哲学を学んだ後、オルガン奏者として活躍。 30歳で医学に転じ、1913年にガボンのランバレネに病院を設立した。現地で伝染病治療や衛生教育に尽力し、数十年にわたる医療奉仕を続けた。 1952年にノーベル平和賞を受賞し、『生命への畏敬』の思想を提唱。数々の著作や講演で倫理学・宗教学にも影響を与え、20世紀の思想家としても評価される。 1965年に没し、その人道主義は現在も世界中で称えられている。

1875年アルベルト・シュヴァイツァーオルガニスト 1965年

1896年

ジョン・ドス・パソス

(1896 - 1970)

画家、小説家

画家小説家

アメリカの画家・小説家。実験的な文体と社会批評を融合した『U.S.A.三部作』で知られる。

1896年にアメリカで生まれ、パリ滞在中に絵画活動を行った。帰国後はジャーナリストや小説家として活躍し、フォトモンタージュ技法を文学に導入。1930年代に『U.S.A.三部作』を発表し、資本主義社会への批判と多層的な物語構造で高く評価された。戦後も精力的に執筆を続け、1970年に逝去。文学と芸術を横断する革新的な作風は現代においても影響力を持ち続けている。

1896年ジョン・ドス・パソス画家 1970年

1902年

篠原虎一

(1902 - 1980)

ヴァイオリニスト、指揮者

ヴァイオリニスト指揮者

日本のヴァイオリニスト・指揮者。国内外で演奏活動を行い、日本のクラシック音楽普及に尽力した。

1902年に生まれ、東京音楽学校でヴァイオリンを学び若くして才能を発揮。1920年代にはヨーロッパ留学を経て指揮技術を習得し、帰国後はオーケストラの首席指揮者を務めた。演奏会のプログラム企画にも携わり、日本初の本格的な公演を主導。後進の教育にも注力し、多くの演奏家を育成。1980年に逝去するまで精力的に演奏活動を続け、日本の音楽界に大きな足跡を残した。

1902年篠原虎一 1980年

1904年

セシル・ビートン

(1904 - 1980)

写真家

イギリスの写真家・舞台衣装デザイナー。社交界のポートレートやファッション誌で活躍した。

1904年にイギリスで生まれる。ケンジントン宮殿の肖像や『Vogue』『Vanity Fair』などのファッション誌で数々の作品を発表した。舞台美術や衣装デザインでも才能を発揮し、映画『マイ・フェア・レディ』の衣装デザインでアカデミー賞を受賞。社交界の華やかな世界を写真で切り取り、20世紀を代表する写真家として知られる。晩年は回想録を執筆し、1980年に逝去した。

1904年セシル・ビートン写真家 1980年

1921年

グレース・ホフマン

(1921 - 2008)

メゾソプラノ歌手

アメリカのメゾソプラノ歌手。

アメリカ出身のメゾソプラノ歌手。ヨーロッパを拠点に活動し、ベルリン・ドイツ・オペラなどで主要な役を務めた。豊かな声質と緻密な音楽表現で知られ、1970年代以降は後進の指導にあたった。2008年に惜しまれつつ逝去した。

グレース・ホフマンメゾソプラノ 2008年

1925年

八反ふじを

(1925 - 1970)

作詞家

日本の作詞家。

1925年生まれ。昭和期の作詞家として歌謡曲を中心に活躍し、ポップスから演歌まで幅広いジャンルの詞を提供した。戦後大衆音楽の発展を支え、多くの歌手に愛された。1970年に逝去。

八反ふじを

1938年

ジャック・ジョーンズ

(1938 - 2024)

歌手

1938年生まれのアメリカの歌手。バリトンの美声でポップス界をリードした。

1938年にアメリカで生まれる。 1960年代から歌手活動を本格化し、「Lollipops and Roses」や「Wives and Lovers」などのヒット曲を発表。豊かなバリトンボイスと洗練された歌唱で高い評価を得る。グラミー賞へのノミネートを重ね、ポップス界の重鎮として活躍。 2024年に逝去し、その歌声は今も愛され続けている。

ジャック・ジョーンズ歌手 2024年

1943年

マリス・ヤンソンス

(1943 - 2019)

指揮者

ラトビア出身の世界的指揮者。国内外の主要オーケストラを率いて高い評価を受けた。

1943年1月14日、ソビエト連邦（現ラトビア）リガに生まれる。レニングラード音楽院で学び、その後オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督（1979年–1982年）を務める。ピッツバーグ交響楽団（1997年–2004年）やロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団（2004年–2015年）でも首席指揮者を歴任。 2003年からはバイエルン放送交響楽団の音楽総監督として精緻で豊かな音楽性を示し続けた。多くの録音を残し、グラミー賞を含む数々の国際的な賞を受賞。 2019年11月30日に逝去し、クラシック音楽界に大きな功績を残した。

マリス・ヤンソンス指揮者 2019年

1962年

安田信二

作曲家

日本の作曲家。映画やアニメ、CM音楽を手がける。

1962年1月14日生まれの安田信二は、音楽大学で作曲を学んだ後、映像作品の音楽制作に進出した作曲家です。テレビドラマや映画、アニメのサウンドトラックを手掛け、繊細なメロディと豊かなハーモニーが特色。企業CMやイベント音楽なども幅広く担当し、印象的なテーマ曲を提供。多彩なジャンルで活躍し、音楽業界内外から高い評価を得ています。

1962年安田信二

1963年

スティーヴン・ソダーバーグ

映画監督、脚本家

映画監督脚本家

アメリカの映画監督、脚本家。革新的な映像表現で知られる。

1963年1月14日生まれのスティーヴン・ソダーバーグは、長編デビュー作『セクス、嘘、ビデオテープ』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞し脚光を浴びました。『エリン・ブロコビッチ』や『トラフィック』など社会派ドラマから『オーシャンズ11』シリーズなどエンターテインメント作品まで多彩なジャンルを手掛ける。独自のドキュメンタリー的手法やデジタル映像技術をいち早く取り入れ、映画制作に革新をもたらしました。脚本家としてもアカデミー賞脚本賞を受賞するなど、映画界に大きな影響を与え続けています。

1963年スティーヴン・ソダーバーグ映画監督脚本家