2017年
京都府妙伝寺の「半跏思惟像」について、金属成分調査の結果、7世紀に朝鮮半島で作られた可能性が高いと発表。
妙伝寺が所蔵する半跏思惟像が7世紀の朝鮮半島製の可能性を示す調査結果が発表されました。
2017年1月13日、京都府にある妙伝寺の半跏思惟像について、
文化財保存研究機関が金属成分の分析調査を実施。
銅や鉛などの含有比率から、統一新羅期など朝鮮半島の7世紀製作の可能性が高いと結論付けました。
従来は日本国内で制作されたと考えられていたが、国際的な交流や職人移動の実態を示唆します。
この発表は日本の仏教美術の起源解明に新たな視点を提供しました。
2017年
京都府