01月13日の命日 - 作家・文学者 | calendar.web-standard.org

1599年

エドマンド・スペンサー

(1552 - 1599)

詩人

イギリス・ルネサンス期の詩人。『妖精の女王』を著し、叙事詩で名声を得た。

エドマンド・スペンサーは1552年にイギリスで生まれ、エリザベス朝の詩人として活躍しました。代表作『妖精の女王（The Faerie Queene）』は長編叙事詩で、英雄譚と騎士道物語を融合しています。豊かな象徴性と寓意に満ちた作風は後世の詩人に甚大な影響を与えました。また、イギリス文学の発展に寄与し、『詩学論（A View of the Present State of Ireland）』など評論的著作も残しています。 1599年に逝去し、その革新的な詩形式と語彙選択はイギリス詩の礎となりました。

1599年エドマンド・スペンサー詩人 1552年

1941年

ジェイムズ・ジョイス

(1882 - 1941)

小説家

アイルランド出身の小説家。『ユリシーズ』など革新的な作品で知られる。

1882年にダブリンで生まれたジョイスは、前衛的な文体と意識の流れを用いた手法で 20世紀文学に革新をもたらした。代表作『ダブリン市民』『ユリシーズ』『フィネガンズ・ウェイク』は、複雑な構成と豊富な言語遊びで高く評価される。数々の批評と論争を巻き起こしつつも、モダニズム文学の源流として後世に大きな影響を与えた。 1941年にスイスで逝去。

1941年ジェイムズ・ジョイス小説家 1882年

1976年

舟橋聖一

(1904 - 1976)

小説家

大正～昭和期の小説家。歴史小説や社会派作品で知られ、多くが映像化された。

1904年に生まれ、慶應義塾大学を卒業後に作家デビュー。庶民の暮らしや歴史的事件を題材にした社会派・歴史小説を得意とした。その作品は新聞連載され、映画やテレビドラマに多数映像化された。流麗な文体と緻密な描写で読者を魅了し、1976年に没した。

1976年舟橋聖一 1904年

1993年

前川かずお

(1937 - 1993)

絵本作家、漫画家

絵本作家漫画家

温かなタッチとユーモアあふれるキャラクターで親しまれた絵本作家・漫画家。

1937年生まれ。絵本作家としてデビューし、子ども向けの優しい物語と個性的なイラストで人気を博しました。漫画家としても活動し、日常の何気ない出来事をユーモラスに描く作品を発表しました。手描きの柔らかな線と鮮やかな配色を特徴とし、読者に癒しと笑いを提供しました。またワークショップを通じて後進の指導にも力を注ぎ、多くのクリエイターに影響を与えました。1993年没。

前川かずお絵本作家漫画家 1937年

1995年

城夏子

(1902 - 1995)

作家

戦後日本文学で独自の視点を示した作家。

1902年生まれ。詩や随筆、短編小説を中心に幅広く執筆活動を行いました。特に都市生活や女性の心理を繊細に描いた作品で評価を受けました。文学雑誌への寄稿を通じて同世代の作家たちと交流を深め、文壇の発展に寄与しました。後年には評論やエッセーも手掛け、社会的テーマにも積極的に言及しました。1995年没。

1995年城夏子 1902年

2008年

福中都生子

(1926 - 2008)

詩人

情緒豊かな言葉で日常の風景や感情を描き出した詩人。

福中都生子（1926-2008）は日本の詩人。戦後の詩壇で活動を開始し、日常の風景や感情を繊細な言葉で描いた作品を多数発表。初期詩集で注目を集め、そのシンプルかつ深い洞察を伴う詩風は幅広い世代から支持された。詩の朗読会やワークショップを開催し、後進の育成にも貢献。晩年まで詩作を続け、日本現代詩壇に確かな足跡を残した。

2008年福中都生子 1926年

2009年

星野徹

(1925 - 2009)

詩人、英文学者、茨城大学名誉教授

詩人英文学者茨城大学名誉教授

詩人と英文学者の両面で活動し、教育者として後進を育成した学者。

星野徹（1925-2009）は日本の詩人・英文学者。戦後の詩壇で詩集を発表しつつ、英文学研究者として翻訳や論文を多数執筆。茨城大学教授として長年教鞭をとり、多くの学生を育成。近代英国詩を中心とした研究で評価を受け、その詩と学術の両面で知られる。学術と文学を融合させた活動は、国内の詩壇や学界に大きな影響を与えた。

2009年星野徹茨城大学 1925年

2011年

藤村多加夫

(1925 - 2011)

俳人

日本の俳人。

2011年藤村多加夫俳人 1925年

2020年

坪内祐三

(1958 - 2020)

評論家、エッセイスト

評論家エッセイスト

1958年生まれの評論家・エッセイスト。鋭い視点で文学や社会を論じ、多くの読者に親しまれました。

1958年に生まれ、評論家・エッセイストとして文化や社会に関する執筆活動を行いました。文学作品の分析や社会現象への洞察を交えた文章で知られ、幅広いテーマを扱いました。新聞や雑誌での連載や書籍の執筆を通じて、多くの読者に影響を与えました。鋭い切り口と独自の視点は高く評価され、学界や文壇でも注目されました。後進の育成や講演活動にも積極的に取り組みました。

坪内祐三 1958年

2024年

童門冬二

(1927 - 2024)

小説家

歴史小説をはじめ多彩な作品を手がけた小説家。

童門冬二は1927年に生まれた日本の小説家です。歴史小説を中心に、緻密な取材と豊かな筆致で知られます。実在の人物を題材にした作品で幅広い読者層を獲得しました。また、エッセイや随筆でも文化・歴史への造詣を深めました。 2024年1月13日に逝去しました。

2024年童門冬二小説家 1927年